格言「商売と屏風は大きくすると倒れる」② | 中杉 弘の徒然日記

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格言「商売と屏風は大きくすると倒れる」②

 

世界を歩くと、いろんな食べ物や風習があり、「楽しいな」と思うのです。土人の文化は、そのまま認めて、治めればよいのです。そのようなゆるやかな連合で、世界をつなげていくことが大事です。

一人の独裁者が出てきて、「皆、俺に従え!」というのは、全く時代遅れです。それが、中国の一帯一路と、アメリカのワンワールドです。一帯一路も、ワンワールドも時代遅れです。世界を一つにする必要はありません。

 世界は、多様だから面白いのです。言語も多様です。だから、面白いのです。韓国へ行けばマッコリが飲めて、フランスへ行けばワインが飲めて、独特の食べ物と文化があります。それが楽しいのです。

 何処の国へ行ってもホテルに入って、三ツ星レストランに行くなど、全然楽しくありません。地方色を豊かなままで、ゆるやかに束ねていくという方針をとらないといけません。そうでないと、ワンワールドや一帯一路だけになると、世界は大きな屏風になって倒れてしまうのです。

 習近平のような欲張りが出てきて、「全て俺の物だ!」と言っているのです。どうして中国は、台湾を欲しがるのでしょうか? 台湾は中国の物ではありません。台湾の歴史を見ても、中国のものではありません。

 中国は昔から台湾のことを「化外の地」と言っていたのです。「化外の地とは、中国の政権が及ばない土地ですよ」ということです。その理由は、化外の地には、蛮族がいるからです。

 大清帝国は、台湾を「化外の地」(「皇帝の支配する領地ではない」、「中華文明に属さない土地」の意)としてさほど重要視していなかったために統治には永らく消極的であり続け、特に台湾原住民については「化外(けがい)の民」(「皇帝の支配する民ではない」、「中華文明に属さない民」の意)として放置し続けてきた。その結果、台湾本島における大清帝国の統治範囲は島内全域におよぶことはなかったのです。これが事実です。

 アイヌは、アイヌのままで置いておけばよかったのです。少しは現代化して、アイヌ文化も残せばよいのです。明治政府がアイヌ人に「日本人になれ」と言ったので、それが今になってしっぺ返しをされているのです。アイヌ人は「ウポポイ文化だ」と言いだしたのですから、話はまとまりません。

人間はお互いの個性を尊重して、その土地の文化を全面的に認めて、ゆるやかな世界を築いていかなければいけません。

 独裁政権は、その逆の方向へ進んでいるのです。「一帯一路で世界を一つのものにする。中国と台湾は一つである。モンゴルも、ウイグルも、チベットも中国のものだ」と言っているのです。

 一帯一路とは、「世界が一つの道でつながる」ということです。流通の道ならば、よいのですが、世界が一つにつながる必要はありません。商売は、そんなに大きくしていく必要はありません。

 事業家が悪いのです。何処まででも事業を拡大しようと欲が膨らんでいるのです。「これで一万店舗つくったら、俺は大金持ちになる」と考えているのです。一万店舗もつくられたら、大きな迷惑です。

 「店舗数は、百店舗までにしましょう」ということです。遠慮しなさい。すると、「北海道へ行けば、海鮮丼が食べられる」と思うのです。何処に行っても同じものを食べさせられたら、地方へ行く意味がありません。

 何処に行ってもマクドナルドがあったら、つまらないでしょう。逆に地方へ行って「マクドナルドがある」と思うと安心する面もあります。「マクドナルドの味はわかっている」ということです。

 そうではなくて、地方へ行けば、地方色豊かな地元のものが食べたいのです。地方には、地方の習慣や風習があって、かつまた都会との共通項もあるようにまとめていかなければいけません。

 病原菌の問題もそうです。北京、香港、それぞれの場所で病原菌が発生するのです。コロナウイルスは武●ウイルスだと言われています。地方の人は抗体がありません。コロナウイルスが流行っている土地へ行くと、コロナウイルスに感染してしまうのです。

 コロナウイルスに感染した人は、抗体ができれば感染しません。抗体を持っていない人は感染してしまいます。世界を一つにして、世界中の人々を交流させたら、病原菌が広まり、世界中の人々が感染してしまいます。

 各民族ごとに、病原菌を持っているのです。病原菌は一つではありません。病気が治ると免疫が出来てしまうのです。その人達はもう感染しません。そこに新しい人が来ると感染してしまうのです。

 この例がインカ帝国です。スペイン人のピサロが200人を引き連れてインカ帝国を侵略したのです。スペイン人は梅毒や、様々な病原菌を持っていたのです。スペイン人は、病原菌の巣だったのです。

 インカ人はスペイン人の持っている病原菌は、持っていません。わずか200名のスペイン人が船に乗ってやってきて、病原菌をインカ人に感染させたので、2千万人が死んでしまったのです。200名が、2千万人のインカ人を殺したのではありません。

 病原菌が広がって、インカ帝国は滅びたのです。たった200名でインカ帝国を滅ぼすことができたのです。そのようなことを考えると、アフリカの民族と、東南アジアの民族が交流する必要はありません。日本人と白人が交流する必要もありません。民族を一つにまとめるから病原菌が蔓延するのです。

だいたい、民族というものは、一つにする必要はありません。各民族ごとに言語も文化も違います。神様はそのように創られたのです。黒人と白人を一緒にする必要はありません。それをやったのがアメリカです。

 労働力欲しさにアフリカの黒人をアメリカ大陸へ連れて行き、奴隷にしたのです。その報いとしてアメリカには、多くの黒人が住んでいるのです。すると、妙なことになってしまったのです。

商売と屏風は大きくすると倒れるのです。これは非常に大事な格言です。これは、今後、世界が目指していく人類の英知です。

習近平の欲たかりは、滅びるのに違いありません。中国は自国を大きくして、一帯一路を拡大するたびに、実は滅びているのです。それがわからなければいけません。

 それがわからなければ、「野蛮国」と言うのです。皆、忘れていますが、中国は未だに臓器売買をやっているのです。そんなことはもう時代遅れです。気をつけよう、「商売と屏風は大きくすると倒れる」のです。以上!

 

 

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