中国で恐ろしいことが起こった! | 中杉 弘の徒然日記

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胡錦濤連れ去り、李克強無念の引退 習近平3期目の死角(Wedge) - Yahoo!ニュース

 

 

 

中国で恐ろしいことが起こった!

 

 中国は完全に独裁政権が誕生したのです。中国共産党大会で習近平以外の勢力は、一掃されたのです。習近平の隣に座っていた、胡錦濤(こきんとう)79歳が連れ去られたのです。

 中国共産党指導部には、党大会時点で68歳以上は引退、67歳以下ならば次の党大会まで現役という、「七上八下」と呼ばれる慣例がある。習近平総書記がこの慣例を破って再任することはすでに確実視されていたが、まだ67歳の李克強首相が引退に追い込まれたのはサプライズだ。(ヤフーニュースより)

胡錦濤派の幹部が誰もいなくなってしまったのです。その代わりに、習近平の秘書が入閣したのです。今までは7人の合議制でやってきたのですが、それもぶっ壊して、習近平の一強になったのです。

 その正反対にいたのが胡錦濤です。彼が中国経済を握ってきて、ここまで中国経済を大きくしてきたのです。それなのに、胡錦濤派の人間を一人も採用しないで、自分の子分を入閣させたのです。

 胡錦濤も最初は怒って席を立たなかったのですが、2人の党員がやって来て席を立たせて連れ去ったのです。ヒドイ事件です。中国は民主主義の国ではないので、何が起こっても不思議はありません。

こんなことはどうでもよいのですが、「この次に何が起きてくるのか?」ということが大事です。習近平に反対する人は、誰もいなくなったのです。習近平の傍にいるのは、イエスマンばかりです。「もっともでございます」という連中ばかりです。「その状態が非常に危険である」と言われているのです。

これは、大変恐ろしいことです。どうして恐ろしいことなのでしょうか? 「中国の軍事力は、すでに米軍を超えている」と言われています。すでに米軍の抑止力が利かなくなっているのです。それと同時に米軍は、ロシア問題を抱えています。ウクライナを助けなければいけません。米軍の兵力、武器がウクライナに流れています。だから、東南アジアは手薄になっているのです。これが一つの問題点です。

 要するに、米軍を中国軍に充てられないということです。米軍の軍隊は、3交代制です。台湾に充てる軍隊は、常駐しているのですが、休みが全然ありません。

 アメリカは、三個師団を派遣できないのです。三個師団を派遣できれば、実戦中、修理中、休息中と分けて、交代で戦争に行けるのですが、それが全然できません。

 一個師団だけが台湾に常駐しているので、みんな参っているのです。それが台湾にいるだけです。飛行機の数を見ても、中国はすでに米軍を上回る数を保有しているのです。10年前の中国と全然違います。

 中国は、米軍の10倍くらいの戦闘機を持っているのです。「米軍は凄い性能の戦闘機を持っているので、中国の戦闘機など撃ち落としてしまう」と言っても、10機対1機になってしまいます。

 米軍は1機の戦闘機を出すと、中国軍は10機の戦闘機を出してくるのです。そんな戦争をやったら、アメリカでも勝てるかどうかわかりません。しかも、海兵隊が手薄で、とてもではないけれど、他の師団を台湾に回すことはできません。これが2つ目の問題です。

 それから、アメリカは政治的に国内が混乱しています。これから、大統領の中間選挙があります。中間選挙があると、選挙に勝つことを考えるから、軍隊が手薄になってくるのです。そのようなことを考えるとアメリカは今、内側に向いているのです。

 そこで、習近平が「これは、チャンスだ!」と見て、「早ければ11月、遅くても3月までには、中国は台湾の侵攻を開始する」と言われています。これは、一つの説です。

でも、アメリカにはまだ打つ手があります。もし、中国が台湾に侵攻したら、元(げん)を使えなくしてしまうのです。元が使えなくなると中国は、何も買えなくなってしまうのです。

 中国の元では、世界の商品は何も買えません。中国の元をドルに替えていかないと世界では、何も買えません。「中国の元はドルの交換停止だ」とやれば、元で取引などできなくなってしまいます。すると、中国は大混乱に陥ってしまうのです。これが救いです。

それから、中国共産党幹部の海外資産の凍結です。中国軍が台湾に侵攻した場合は、共産党幹部の資産の凍結です。1千兆円という、巨額の資産を共産党幹部は、個人名義で持っているのです。それを凍結するのです。

 すると、元で商品は買えなくなり、銀行預金も凍結されて、お金も引き出せなくなります。これは、強力です。「アメリカは、このような経済制裁の手を打ってくるであろう」と言われています。

 中国が台湾侵攻を始めたら、アメリカはそのような手を打ってくるのです。元をドルと交換しません。アメリカにある中国の資産を凍結するのです。その他、中国に対する経済制裁をバチッとやれば、中国は動くことはできません。

 普通は、そうなるから戦争などしないのです。それが一つの現実です。もう一つの現実を見ると、アメリカが弱くなっています。軍事力では中国軍は米軍の上をいっています。これは攻める理由になります。「今だ!」と台湾侵攻を始める理由になるのです。

 大統領の中間選挙に向かって、バイデンは神経がそちらに集中してしまっているのです。すると、中国が変な動きをしても、「アメリカは何もやってこないだろう」と考えるのです。

 それは、バカな独裁者が考えることです。中国が台湾を盗っても何も得することはありません。何故、そんなことをやるのでしょうか? 儲かることもありません。

 ただ、自分の政治目的のために台湾に侵攻するのです。スキがあったところを、狙って攻めてくるのです。

 問題は、「中国の14億人の人口がどちらを向くのか?」ということです。「習近平だ」と向かっていけば、中国人をどんどん粛清して、逆らう奴は100万人くらい殺すでしょう。

 「中国がどうなるのか?」ということが、今後の見どころです。中国は、どう動くのでしょうか? アメリカの打つ手は、ドルと元を交換しない、資産の凍結です。それだけでも中国は動けません。

 しかし、習近平が狂っていると、「今だ、やってしまえ!」と、台湾に軍隊を入れてくるのです。軍隊の数で言ったら、中国軍のほうが圧倒的に多いのです。それもわかりません。林建良(りんけんりょう)先生は、「台湾は負けない。何処の国にも負けない武器を持っている。台湾を土足で踏みにじることはできない」と言うのです。

中国にある超優良企業の300社は台湾の会社です。台湾人が中国本土で仕事をしているのです。戦争が始まったら、どうなるかわかりません。

 まして、中国には半導体を造る技術がありません。半導体を世界一造っているのは、台湾です。台湾には、船で上陸する場所がありません。台湾は山間地が覆いので、兵隊は山に隠れてしまうことになるので、攻められないだろうと言われています。

 中国は、台湾に上陸する船を造っているのです。台湾を侵攻して、前に進まない軍人は後ろからぶち殺すのです。逆らう奴は殺してしまうのです。習近平の独裁になると、そのようになってしまうのです。

 すると、アメリカとドンパチが始まってしまうのです。ドンパチはアメリカのほうが一歩劣りますが、経済制裁、資産の凍結では、アメリカのほうが強いのです。それで立ち向かうでしょう。

 自衛隊は、そのような戦争の中に入れません。中国は、巨大な軍勢です。航空機は日本の10倍は持っているのです。いくら日本の自衛隊が優秀でも、中国軍は数が多いのです。1機で10機と戦うことはできません。

 1機対10機で戦うことになれば自衛隊は、木っ端微塵です。それなのに、日本の政治家はくだらないことをやっていて、まだ侵攻に対する準備をしていません。

 岸田総理は、「2%の軍備を10%に上げる」と言ったのです。言うことは勇ましいのです。ところが、その実態は、高橋洋一さんが言っています。どのようなことが行われたのかというと、付け替えが行われたのです。例えば、海上保安庁は国土交通省の管轄です。海上保安庁を防衛省に組み入れたのです。

 何もかわりません。今でも海上保安庁の予算は、国土交通省に払っているのです。それを財務省の指示で、防衛省に付け替えしているのです。それで「防衛費が増えた」と言っているのです。海上保安庁の付け替えをしただけで、防衛費が増えたのではありません。付け替えで誤魔化しているのです。腹立たしい話です。日本が滅びてもよいのでしょうか?

 それで「防衛費が上がった!」と言っているのです。そのような誤魔化しをまだやっているのです。いつまでこんな子供だましのことをやっているのでしょうか?

 今後は、中国の台湾侵攻が見どころです。習近平が利口ならば、台湾には手を出しません。バカならば、手を出すのです。習近平独裁になったので、「俺は何でもやれるぞ!」と思っているのです。危険な状態です。それが、今後の見どころです。

 

 

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