この世界はどうなるのか? 独裁者は唯物論者である! ① | 中杉 弘の徒然日記

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この世界はどうなるのか? 独裁者は唯物論者である! ①

 

 独裁者は唯物論者です。独裁には、共産主義の独裁があります。北朝鮮の金正恩、或は中国共産党の習近平は、共産主義体制を維持する独裁者です。

 何故、独裁者が生まれるのでしょうか? それぞれの人が自由なことを考えていたら、バラバラになってしまいます。だから、主権を一人の人に預けるのです。主権を預けられた一人だけが主権を持っているのです。それが独裁者と言われるものです。

 その他、大勢の人間は一人の独裁者の命令通りに動くのです。これが共産主義体制です。国民の一人一人は部品です。主権を持っている独裁者が「お前はいらない」と言ったら、消えるのです。

 しかし、民族全体で見ると一人や二人消えても、何の影響もありません。貴方が「消えろ」と言われて殺される苦痛は、ゴミのようなものです。大事なことは、民族全体の意思です。共産主義は、民族全体の意思が大事なのです。

 その中で一人や二人の金持ちが出てきても意味がありません。民族全体として動いていくのです。そのためには、民族を統率していく独裁者が必要です。或は主席が必要です。独裁者の命令に基づいて、民族全体が幸福になるのです。これをチュチェ思想と言います。

 共産主義は、必ず独裁者を必要とするのです。独裁者のみが人間です。その他、大勢の国民は手足の如く動くだけでよいのです。豚と同じです。独裁者が全体を見て統率が取れないと思ったら、「お前は処刑だ!」と言うのです。それでよいのです。

 本体は何も痛みません。民族全体から見ると、一人や二人を処刑しても、何も痛みません。処刑される人は「やめてくれ、苦しいよ」と言っても、全体と一人を比べたら、全体が大事です。だから、全体にとって不用な人は処刑されるのです。これが、全体主義、共産主義の考え方です。

 今、問題になっているのは、ロシアのような共産主義の侵略です。独裁者のいない世界が自由主義です。自由主義の国は、選挙により大統領を選ぶのです。この選挙を共産主義も形だけはやっています。「選挙で委員長は選ばれた」という形をとるのでが、それは、インチキです。

独裁者は何でも自由になるのです。金正恩が一番好きなお酒は、コニャックです。コニャックとは、フランスのお酒で、アルコール度数が強いお酒です。金正恩は、毎晩コニャックを浴びるように飲むのです。ぐでんぐでんになるまで飲むのです。

 1本や2本ではありません。10本くらいコニャックを飲んでしまうのです。ワインも何本も飲むのです。多分、シャキッとする薬を飲んでいるのでしょう。だから、酔わないのです。覚醒剤を飲んでから、お酒を飲んでも絶対に酔いません。

 覚醒剤は覚醒する成分が入っているのです。それと同じようなものを飲んでいるのです。金正恩は、その他に蛇酒を飲んでいるのです。蛇がトグロを巻いて入っている蛇酒です。それを浴びるように飲むのです。

 ワインを浴びるように飲んで、最後はコニャックでしめるのです。毎晩飲んで、ぐでんぐでんになって「あいつを処刑しろ!」と言うのです。言われたほうの人は、たまったものではありません。酔っぱらった勢いで言っているのか、本当に言っているのかわかりません。

 もし間違っていたら、自分が処刑されてしまうのです。「あいつを処刑しろ」と言われて、「金正恩様は、酔っぱらって言っているのかな。では、処刑は止めておこう」と思って、処刑しないでおくと、翌日になり、「お前、あいつを処刑していないだろう。お前を処刑する」と言われてしまうのです。

 独裁者にとっては、人間の命は羽毛よりも軽くなってしまうのです。独裁者だけが思い通りの社会です。恐ろしい社会です。

 独裁者のいる社会は、アリンコの社会と同じです。アリンコには、女王アリがいて、女王アリのために働きアリは餌を運び、外敵と戦い、女王アリを守っていくのです。独裁者の社会はアリ社会と同じです。

 民主主義は、それぞれの花が咲いて、全体が自由です。全体としてはバランスが取れています。百花繚乱というのです。百の花がそれぞれの使命を持っていて、咲いているのです。そのような世界は美しいのです。

 独裁者の世界は、灰色の世界です。そのようなイメージです。資本主義の社会は様々な花が咲き乱れていて美しい世界です。それぞれが照らし合っているのです。共産主義では、照らされているのは、独裁者だけです。他の人間は独裁者の手足ですから、生存する目的は命令に従うだけです。

 ロシアがウクライナを侵略していますが、ロシアが勝てば共産主義の世の中になってしまうのです。やはり、共産主義は負けて自由主義が勝つのです。

自由主義にも欠点があります。それは、お金持ちだけがお金持ちになってしまうのです。世界中のお金は、お金持ちの所に集まってしまうのです。資本主義社会は、必ず戦争を起こすのです。それで儲けるのです。それがあるから、資本主義はダメで、共産主義でなければいけないのだという考え方です。

 それは、経済理論です。人間の理論から言うと、全然違います。100の花が咲いて、それぞれが豊かで楽しい社会が自由主義社会です。「貴方は、配達をやっているのですか? 僕はラーメンをつくります」となれば、楽しいのです。

 自由主義社会は、自分の成りたいものになっていくのです。労働者になるのも、船乗りになるのも、楽しいからやっているのです。そのような社会のほうが、人間は楽しいと思います。

 そのときにこのように考えればよいのです。社会は大事です。社会という以上は縦糸と横糸があります。着物もそうです。横糸だけでは布は織れません。縦糸があり、横糸を通していくから布が出来るのです。

 縦糸と横糸がないと、社会も織ることができません。皆が好き勝手なことをやっていたら、統率がとれません。統率がとれないと、いけない面もあるのです。統率をとりすぎてもいけません。それは全体主義国家になってしまいます。

 ちょうどよいのは、縦糸と横糸があり、バランスよく織っていけば布はできるのです。社会全体の構造を縦糸と横糸に分けていくと、自然にそのようになっていくのです。

 では、横糸とは何でしょうか? 横糸は、今、流行っているもの、面白いもの、素晴らしいアイデアなどです。

 しかし、それだけではありません。社会は、昔から続いています。昔からあったもの、続いてきたものがあります。お父さん、お母さんは偉いのです。両親は大切です。昔の人はそのように言ったのです。これは縦糸です。

 だから、今、その考えを止めてはいけません。今もお父さん、お母さんは偉いのです。それを縦糸というのです。

 そうは言っても、縦糸が何千年も続いている国はありません。縦糸が3千年続いているのは、日本だけです。日本人はそのことを忘れてしまっているので、「日本は有難い」とは、思わないのです。

 日本には、3千年の歴史があります。3千年前の先祖が行ってきたことを我々もやっているのです。それは、縦糸を継承しているということです。その他、資本主義、平和主義という横糸が入っているのが日本です。

 現代の思想では、Let It Be(ほっといてくれ!)という思想もあります。縦糸を持ったままの「Let It Be(ほっといてくれ!)」だから、複雑な織物になるのです。複雑になるということは、社会全体が豊かになるということです。

 単純な世界は面白くありません。日本は、3千年の歴史があるのです。こんな国は、世界を探してもありはしません。国というものは、architectureと言って、構造物です。国は造るものなのです。(②に続く)

 

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