この世界はどうなるのか? ロシアのお金の問題 ② | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 

 

 

この世界はどうなるのか? ロシアのお金の問題 ②

 

 日本人はお金の性質がわからないから、政府は「お金は貸さない。もっと税金を取る方法はないのか?」と考えているのです。その反対です。これは、ケインズの経済学と多少は関係してきますが、お金の本質を知らなければいけません。

 お金とは、虚構です。お金をつくったから、世界経済は発展したのです。イギリスではツケで経済を回していた時代があったのです。

一人でいたらお金は使いようがありません。それは意味がありません。二人でいたら、お金は発生するのです。「俺は魚を取ってくるよ。お前も魚を食べたいだろう」と言うと、「食べたい」と言います。「魚を食べさせてあげるから、お金を払えよ」と言えば、お金が流通するのです。

 お金は世界中にジャブジャブにすればするほどよいのです。中国はそれを知っているのです。お金で物を買っているのではありません。紙切れを刷っているのです。中国は自国の采配でいくらでも紙が刷れるのです。

 100億円でも、1兆円でも刷ることができるのです。「こんなにお金を刷っていいのか?」と思うでしょう。お金はいくら刷ってもよいのです。お金はそのようなものです。お金は物を買うためにあるのです。

そこで、アメリカもずるいのです。「中国にも、ロシアにも、美味い汁は吸わせんぞ。みんなドルに替えて、決算をするのだ。そうしないと石油も何もかも買えないぞ!」と言うのです。

 世界の貿易は、ドルに替えないと決算が出来ません。そのようになっているのです。ドルが世界の基軸通貨ですから、ドルを持っていないと何も買えません。アメリカはその上をいっているのです。どんどんお金を刷っているのです。巨大な軍事費にもお金を出しているのです。予算にけじめもありません。いくらでもお金を出すのです。お金とは、そのようなものです。

 もっとわかりやすく言うと、息子が会社を辞めました。すると、お父さんが息子専用の小切手をつくってあげたのです。それを息子に渡したのです。何もお金は動いていませんが、お父さんの信用の小切手が動くのです。

 それを使って息子の事業が成功します。すると、国全体でも資産が増えたということです。1千万円で始めた事業が、1億円になったのです。紙切れで出したお金は1千万円です。それが1億円になったのです。これが財産です。

 国中にそのような話が充満していけば、国民はお金持ちになってしまうのです。「金持ちになるのはけしからん」というのが税金です。「儲かったのだから、税金で取るぞ」ということです。

 そのようなことをやっている国は、お金に対する理解が足りません。だから、財務省は逆のことをやるのです。偉い官僚でも「日本は借金国家である。国民一人当たり800万円の借金がある」と言うのです。

 実際は何も痛んでいません。それがお金の本質です。そのようなことをユダヤ人はよく知っているのです。だから、金融業を牛耳っているのです。お金の性質を知っているのです。お金とは、そのようなものです。

 暴力団がお金を貸し付ける話と似ていますが、暴力団は焦っているから余裕が全くありません。お金を貸しても、「10日で1割返せ」と言うのです。そんなことをやられたら、お金を借りた人は、お金が返せないから倒産してしまうのです。

 ユダヤはもっと利口です。お金を返せないならば、返さなくてもよいのです。その代わり、どんどん国が豊かになり富が増えます。すると、お金が動きだすのです。国民も自然にお金持ちになるのです。これが資本主義の原理です。

 この原理を日本人の大多数の人がわかっていません。ユダヤ人が関係すると、その国は繁栄するのです。そのような現象になってくるのです。資本主義とお金の性質はリンクしています。お金の仕組みがわかった人は、お金持ちになるのです。

 お金というものがわかったら、お金持ちになるのです。お金は一銭もありません。でもすぐにお金をつくることはできるのです。

 僕の知り合いのS君は、新潟で写真店をやっていたのです。凄いことをやったのです。

21歳の時にアパートに入ったのです。そこでお金もないのに写真店をつくったのです。誰の信用かというと、大家さんを巻き込んだのです。大家さんにお土産を持っていき「よろしくお願いします」と言って、保証人になってもらったのです。

 大家さんが「いくらの保証人?」と聞くと「100万円くらいですよ」と言ったのです。大家さんも100万円くらいならば軽いと思って、「いいよ」と言ってしまったのです。

 S君はそれから、やることが違います。A銀行から100万円の現金を借りて、B銀行へ行ったのです。100万円を貯金して、100万円を担保にして300万円を借りたのです。21歳の若者には出来ない離れ業です。

 もう1回やったのです。借りた300万円を持って、国民金融公庫へ行って300万円を定期預金にして、1200万円を借りたのです。写真店などという利益の無いところでやったら、当然倒産するのです。それでも、3年はもったのです。

 S君は「お金はつくるものだ」ということをよく知っていたのです。保証人がいなければお金は借りられません。100万円を元金として、1200万円の富が生まれたのです。お金がなくても仕事はできるのです。

 渋沢栄一は、違うことを言ったのです。「この指とまれ」と言ったのです。「私は電気会社をつくります。電気会社をつくるためには、発電所を造らなければいけません。水でモーターを回せば電気が売れます」と言ったのです。

渋沢栄一は事業を立ち上げて「儲かる企業だから投資しなさい」と言うと、「わかった、渋沢さんならば、お金を出しまっせ!」と言って庶民はお金を出したのです。

 「電気会社は上手くいったでしょう。今度は商船会社をつくります。これは儲かる企業になるから、資本金を出してください」と言うと、「わかりました、お金を出しまっせ」と庶民は言ったのです。

渋沢栄一が「この指とまれ」と言うとお金が集まってきたのです。会社をつくり資本金が集まると、株を発行して終わりです。次に鉄道を敷きます。「これは儲かりますから、みんなお金を出してください」と言うと「俺にも買わせてくれ」と殺到したのです。

 渋沢栄一は、600社の創立に関係したのです。渋沢栄一は、「君たちはお金が無いから何もできないというけれども、私もお金はありません。しかし、信用があればお金はいくらでも集まるのだ」と言ったのです。

 信用がないから「お金が無い」と言っているのです。人間は信用が大事です。ロシア問題もそうです。もう完全に信用を失ってしまったのです。ロシアにお金を貸す人は、もういません。

 他国に戦争を仕掛けていく国にお金を貸したら、世界中が大惨事になってしまいます。そのように皆が思うから、ロシアにはお金が入らなくなってしまうのです。信用を失うとお金はつくることはできません。

 ウクライナの住民を何万人も皆殺し(genocide)にしたら、信用などあるはずがありません。それも滅びの因です。このことが因になり、プーチンは、必ず滅びます。その時期はわかりません。

 プーチンは狙撃兵に狙われているのです。暗殺者は、もう忍び寄っているのです。ロシアはお金が無くなり、貿易が制限されて、刺客を出されたらやっていけるはずがありません。必ずやられます。これがロシア問題の肝心要の問題です。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。
よろしかったらクリックしてください。

応援よろしくお願いします!

    ↓↓↓


人気ブログランキングへ

 

 

 ■『中杉弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

(ライブドアがフリーズすることがあるので、『中杉弘の人間の探求』で「法華経入門講義」を第一回から掲載しています。そちらをご覧ください。)

     ↓↓↓ 

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137   

 

■『中杉弘の人間の探求』にて、「法華経入門講義」を連載しています!

こちらもご覧ください。

    ↓↓↓

https://ameblo.jp/nakasugi2020