石平さんの「中国共産党 暗黒の百年史」は、素晴らしい本です! ② | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

※旅烏 歌―森山愛子

 

 ヤクザと言っても、義理人情あり、涙あり、人間味にあふれています。

 

  これが人間の生活だよ!

 

 

 共産主義者は、「俺も共産主義者だけど、邪魔者扱いされているから、いつ処刑されるかわからない」と思っているのです。でも、それは仕方ありません。共産主義では、そのような考え方ですから、覚悟しているのです。

 北朝鮮は、まさにその通りの国です。「中央委員会の●●を公開処刑!」とやっているのです。その家族は、強制収容所に入れるのです。結果的には、一族みんな殺してしまうのです。

 金正恩も何万人も殺しているのです。妹の金与正も何千人も殺しているのです。冷たい目線を送って、「お前は死刑!」とアゴで「やれ!」と指示をするのです。恐ろしいでしょう。

 処刑されるほうは「嫌だよ」と泣きわめいても、「いいから来い」と連れていかれて、みんなの前で公開処刑です。金正日は、「お前、ちょっと来い」と呼ぶのです。すると、「お前か」と言って、バーンとピストルで撃つのです。その場で殺してしまうのです。「お前はこんなことをやったのか?」などと、いちいち聞きません。

 噂があるだけで即、処刑です。「お前は俺の悪口を言ったな? 言い訳は聞かない。処刑!」でバーンと撃つのです。それも、自分の手で処刑したのです。恐ろしいでしょう。治外法権があって、トップは絶対に大丈夫なのです。トップを廻って争いを起こそうとする者は、みんな殺してしまうのです。

 「お前、中国と手を組んで俺を裏切ろうとしたな、処刑!」と言って、殺すのです。叔父さんの張成沢も公開処刑されたのです。ひどいものです。機関銃で殺されたのです。機関銃で撃たれると体が飛び散ってしまうのです。そこでガソリンをかけて死体を燃やすのです。「お前は、朝鮮の地に埋めることもしない」と言うのです。そこにお腹を空かせたドーベルマンを放ち、肉を食らうのです。すると、この地上には、骨も残りません。「お前は祖国にふさわしくない」と金正恩が思えば、誰でも処刑してしまうのです。

ヒドイ話があります。金正恩は、毎晩酔っぱらっているのです。毎晩、ワインを10本飲んで、コニャックを飲んで、またカクテルを飲んで、へべれけになって寝るのです。その時に、酔っぱらって「あいつを処刑しろ」と言うのです。

 聞いた人は大変な迷惑です。処刑しないと、「俺が処刑しろと言った奴を処刑していないのか?」と言われてしまいます。「あの、委員長は酔っぱらっていましたので」と言うと、「俺がやれと言ったら、やるのだ!」と言うと部下が動いて処刑してしまうのです。

 北朝鮮では、人の命など紙クズ以下です。「人民が飢え死にしそうです」と言うと、「飢え死にすればいいじゃないか。そんな者を助ける必要はないのだ。飢え死にさせろ」と言うので、何百万人も飢え死にしたのです。今でも同じです。

 「食い物が無い? では、百姓どもはみんな処刑だ。骸骨のようになって歩いていたら、みっともないから処刑だ!」と言えば村ごと処刑されるのです。そのようなことを共産主義者は、やっているのです。人間を物と考えるのは、唯物論からきているのです。

 「人間は何も尊いものはない。全体が尊いのだ。全体は俺が握るぞ」と言うのです。今でいうと、習近平です。「習近平にやらせてたまるか。俺がやったほうがよいのだ」という争いです。

 今までも、そのような争いはあったのです。習近平に歯向かった者は、全て処刑です。どんどんいなくなって、反対意見を言わないイエスマンだけになってしまうのです。すると、第三次世界大戦になるようにもっていくのです。

 共産主義者は、仲良くしないのです。革命を起こしているのです。中国共産党が世界のリーダーとして、書記長の一声で世界が動くような世の中を造りたいのです。それを人工的に造ろうとしているのです。

 それまでは、戦争もやむを得ません。その間、どれくらいの血が流れるのか? 原爆戦をやろうと、第三次世界大戦をやろうと、習近平の野望は変わりません。恐ろしいでしょう。この考え方が唯物論です。

 そこで、「人間は神が創った」というキリスト教は、共産主義者には邪魔になるのです。「神はいない。神は死んだ」と言ったのは、ニーチェです。共産主義者にとって神はいないのです。では、誰が一番偉いのでしょうか? それは、人間です。人間が一番偉いのです。

 「人間と言っても、みんな人間ではないか」と言うと、そのような人間ではありません。全てを統率して、指揮権を持った人間が一番偉いのです。これが、世界を創っていくのです。この理論は、ユダヤ教のフリーメーソンの論理に通じていくのです。

 「フリーメーソンに入りたいのですが」と言うと、「では、面接があります。貴方に質問します。神がいるならば、どうして戦争があり、災害が収まらないのでしょうか? 神がいたならば、戦争をなくして、地震もなくして、災害もなくなるはずです。それは何を物語っているのでしょうか? それは世の中に神はいないということを言っているのです。人間には神はいません。人間が一番偉いのです。何故かというと、考えることができるからです。この考えることのできる人間は、実は神でしょう。人間は神なのです」。このように教えるのです。

 「神はいないのだ」ということが、フリーメーソンの前提条件です。生き物の中で一番の知性を持ったのが人間です。「人間達が団結して、世界を自由に操って行こう。その操っている人達が神であり、目に見えない神がいて地球を創ったなど全てウソである」、と言うのです。

 マルクスは、「宗教は阿片である」と言ったのです。これは、キリスト教のことです。何故かというと、「本当の支配者を理解していない。神があるという思想は、本当の支配者を見つけることができなくなるだろう、支配者は君なのだよ。我々なのだ!」と言うのです。

 神を拝む人にとって、人間以上の存在が神です。共産主義者や、フリーメーソンには、神はいません。これが、フリーメーソンの思想です。フリーメーソンの入会式では、そのことを納得してから、入会するのです。

 「人間以上の存在はないのですね。我々は神として、罠を仕掛けて、この世界をわがものにするのだ」という考えです。フリーメーソンの考えと、共産主義の考え方は、全く一緒です。

 両方共に「神はいないのだ」と言うのです。だから、「この世界を人間が治めなければいけない」と言うのです。いくら血を流してもよいのです。そんなことは当たり前です。半分の人間が死んでも、半分の人間が生き残ればよいのです。

 これが共産主義者の思想です。「我々の国の人口は15億人だ。1億人死んでも、14億人が残る。何でもやりまっせ!」という考えです。何をやるのでしょうか? それは、「原爆戦をやりまっせ!」という意味です。

 中国共産党の幹部は、自国民が1億人、2億人死んでも何とも思いません。2億人死んでも、13億人残るのです。恐ろしい思想でしょう。原爆で死んでいく人の苦しみは関係ありません。「苦しむなんてウソだよ。人間は物と同じだよ」と思っているのです。これが唯物論の考え方です。

 進化論が唯物思想を生み、共産主義思想、社会主義思想が生まれてきたのです。「あの国が悪い」「この国が悪い」と言っていますが、本当に悪いのは、唯物論を信じ込んでいるバカな政治家です。

 神は存在するのです。人間の体一つ見ても、こんなに複雑なものが、人間の意思で創れるわけがありません。人間が頭で考えて「ここに心臓、ここに胃をつくろう。胃をつくったら胃酸が出て、食べ物を分解して、腸で吸収しよう」などということはできません。

 「俺は自分で創って、自分で生まれてきた」という人がいたら、如何にバカな奴なのかわかるでしょう。この発想が唯物論になってしまうのです。「俺は生まれたくないのによ、両親のせいで生まれたのだ。親に感謝するわけがないだろう。親が勝手に好きなことをやって俺が生まれたのだろう。生んでくれと言った覚えはない」と言うのです。

そこで出てくる言葉が、「Let It Be(レット・イット・ビー)」です。これは、非常に悪い思想です。Let It Be(レット・イット・ビー)」とは、「ほっといてくれ」という意味です。人間も「ほっといてくれ」と言っていたら、野放しになり、野獣になってしまいます。

 そうではないでしょう。「人間以上の存在がある」と感じ取る感性の人が、目に見えない五次元の世界から様々な声を聞いて、発明をしてきたのです。ニコラ・テスラもそうです。宇宙から声が聞こえてくるのです。

 ピタゴラスも「宇宙には我々の知らない世界があり、その世界は完璧な世界だ」と言っているのです。音楽には音階があります。完璧です。それは人間が創ったものではありません。発見したのです。宇宙は、音階によっても造られているし、幾何学によってつくられていて、それらは人間が創ったものではありません。未だに人間は生命もできません。細胞一つできません。

神の介在があり、人間以上の存在があるのです。それを神というか、仏というか、何と言おうとどちらでもよい話です。それを感じ取っていけば、「人間は物である、腐ったら殺しても良いのだ」などというバカで愚かな思想は出てきません。

 「中国共産党100周年おめでとう」などと電報を打ったバカがいるのです。二階俊博、山口那津男、小池百合子、小沢一郎、福島瑞穂も電報を打ったのです。このような連中は、唯物論なのです。バカな奴らです。神を信じない奴らが、習近平を礼賛して電報を送っているのです。

 このような連中が、人間の力で世界を治めようとしているのです。より多くの国を治めるために戦争を起こすのです。共産主義者は、そのようなバカな考え方をもっているのです。げに恐ろしきは唯物論なり。唯物論という思想を極めると、そこに諸悪の根源があるのです。

 石平さんの「中国共産党 暗黒の百年史」を良く読んで、共産主義の恐ろしさを知らなければいけません。

 

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