憲法、そして憲法 ① | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

※小野田寛郎少尉健在 2011.08.15 靖国神社

https://www.youtube.com/watch?reload=9&v=SJluLt10sP4

 

 

 

 安倍総理は、憲法改正を頭に掲げた政治家でありました。保守の本流として、「憲法をどうしても変えたい。私の悲願である」とも言いました。

 しかし、もう間もなく安倍さんは退陣するであろうから、遂に憲法問題には唾もつけられず、終わりになってしまいます。安倍さんは最初から憲法改正をやる気などなかったのです。

 我が国の問題は、全て憲法に帰着します。政治家がだらしがないのも、外交がへたくそなことも、あちこちから脅かされてお金を払うのも、全て憲法に原因があるのです。これをズバリと言う政治家は誰もいません。

 「あの戦争は反省すべきだった」と言うのです。何を反省するのでしょうか? あれは日本がしたくてやった戦争ではありません。反省する要素など全くありません。「国民が犠牲になったのだから、あの戦争はするべきではなかった」と長浜浩明さんは一生懸命になって言っているのです。根本の間違いはそこにあるのです。

日本は戦争をしたくて、戦争をしたのではありません。やむにやまれず、追い込まれて、戦争をするように引きずり込まれたのです。日本を追い込んだのは、アメリカの社会主義者達です。

 ユダヤ人の社会主義者達が、日本が戦争をするように追い込んでいったのです。漁師が獲物を獲るように、罠を仕掛けて追い込んでいったのです。逃げられないようになると、ねらった獲物が逆襲してくるのです。そこをドンと撃つのです。

 それと同じ構図です。それを「日本人は反省しなければいけない。戦争はやるべきではなかった」と言っているのです。そのような過去の反省の仕方はいりません。「反省しなければ」と日本人が言うように、GHQが追い込んでいったのです。

 馬淵睦夫さんの話を聞いていると、その点が非常に参考になりました。アメリカは物理的に日本に勝ちました。それでも飽き足らず、マッカーサーは「精神的にも日本に勝ったのだ」と言い続けたのです。

 マッカーサーは、「日本精神にアメリカ精神が勝ったのだ」と、言っていたのです。「日本精神は間違いで、日本人は精神においても敗北したのだ」と言うのです。日本は軍事においても敗北して、精神においても敗北したのだと言うのです。

 終戦した当時、日本人は「戦争は米軍にやられたけれども、日本精神は負けていないぞ」という気持ちがあったのです。「それも許さん。ぶち壊してやる!」とマッカーサーは考えて、「日本人の精神はダメ、野蛮で精神性はゼロ、教科書から歴史から全て国民をかえる」とやったのが、War Guilt Information Program(ウォー・ギルド・インフォメーション)です。

 「物理的にも勝ち、精神もアメリカのほうが上だ」ということを位置づけたかったのです。そのように馬淵さんは言っています。そんなことはおかしいのです。「だから、戦争はするべきではなかった」と言うのです。

 「戦争はしてはいけなかった」と言うのです。では、どうするのでしょうか? 石油もない、鉄鉱石もない、材料が何もありません。「日本には一切売らない」と言われたのです。戦前、日本はアメリカから90%の原料を買っていたのです。

 それをアメリカは「日本には売らない」と言いだしたのです。どうするのでしょうか? 原料が来なければ日本は追い込まれてしまいます。それで「満州を返せ」と言いだしたのです。

 「朝鮮と台湾は独立させて、日本人は元の日本に帰って大人しくしろ」と言うのです。そんなふうに追い込まれたら戦争になってしまうのです。この教訓を2つ考えなければいけません。

 人を追い込んだら戦争になるのです。本当に追い込んだら殺し合いになってしまいます。夫婦の仲が悪くて「あんたが悪いのよ」「お前が悪いのだ」と言っていると、どちらかが追い込まれて「殺してやる!」となってしまうのです。

 そこで孫子の兵法にいわく、囲師(かこむし)には必ず闕(か)くというのです。敵を包囲したら、一カ所だけ開けておくのです。そこから敵は逃げられるのです。そのような考えがアメリカにはありません。グングン追い詰めて皆殺しにするのです。

 食えなくなったら、どんな猛獣でも歯向かいます。そのようなことをしてはいけないのです。「戦争をしてはいけない」とは、アメリカに言うべきことです。どんなことをされたのか知っているのでしょうか?

 「カリフォルニアの日本人の移民は土地を持ってはいけない」と言うのです。そこまでは、我慢できたのです。アメリカは「日本人の資産を凍結する」ということをやったのです。それから、「日本に石油を売らない」と言いだしたのです。

 日本はアメリカから90%の石油を買っていたのです。「鉄鉱石も売らない」と言いだしたのです。こんなことをされたのです。しかも、周りはヨーロッパ諸国と結託して囲んで、日本が逃げられないようにして、「満州を離せ」と言ったのです。

 そこまでやられたら仕方ありません。やらざるを得ない戦争だったのです。そのような歴史認識がかけているのです。「戦争は悲惨だ」そんなことではありません。やむにやまれずやった戦争です。

 日本は侵略戦争が好きでやった戦争ではありません。故・小野田寛郎さんが靖国神社で講演した時の映像が残っていますが、もの凄く怒っていたのです。「日本が侵略戦争をしただと? とんでもない話だ! 日本は侵略戦争など一つもしていない。必要かくべからざるが故にこうなったのであって、国土をかっぱらって日本の物にしようなどという野心は全くない」と小野田寛郎さんはそのように怒っていました。

靖国で死んだ英霊たちがそんな話を聞いたら、ビックリ仰天してしまいます。我等に侵略の意図は一つもありません。ただ、日本を守ることだけを考えていたのです。

 それはともかくとして、憲法がおかしいのです。アメリカは、日本の国土を占領しただけではなくて、日本の精神を根本から壊す、奴隷になるための憲法をつくったのです。武勇の国である日本、誇りを持った国、世界最古の文明を持った日本を奴隷にするために憲法を押し付けたのです。これが憲法問題の全てです。

 憲法を変えなければ、新しい日本などできるわけがありません。しかも、スパイ法もありません。二階俊博のように習近平の奴隷になっても、取り締まる法律もありません。また二階俊博がおかしなことをやっています。

 「我々はアメリカに狙われている」と言うのです。「だから、どうするのか?」というと、「二階派をもっと強くして、生き延びていかなければいけない」と言うのです。何という馬鹿馬鹿しい発想でしょうか?

 「お前のやっていることは狂っているよ」と言われているのに、「二階派を強くしてアメリカに対抗する!」と言うのです。ということは、「アメリカに対抗して、中国の利益になることをやる」というのです。これを、キチガイというのです。僕の書いた『虚構の憲法』をよく読んで勉強してください。(②に続く)

 

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