国民の矜持(きんじ)「プライド(pride)」① | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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※プライムニュースで橋下徹さんが語る

https://www.fnn.jp/articles/-/62588

 

 ここのところ、注意して習近平の天皇陛下への拝謁の話を聞いているのですが、今のところ宮家邦彦さんの話と、橋下徹さんの話が聞けました。

 非常に面白かったです。この二人とも、「習近平を呼べばいいじゃないか」という意見です。「習近平を呼んでおいて、言いたいことを全て言ってやれ」というのが、橋下徹さんの意見です。宮家さんも同じことを言いました。

 これは間違っていないでしょうか? 中国とは話し合いなどできません。何故、それがわからないのでしょうか? 刃物を持ったドロボウが家に入ってきたら話し合いができるのでしょうか?

 ドロボウが家の中に侵入してきて「おい、金を出せ!」と言ったら話し合いができるのでしょうか? 中国が尖閣列島に侵入してきて話し合いができるのでしょうか? 「天皇に会う機会をつくっておいて、何故、こんなことをやるのだと習近平に言えばいいじゃないか」と言っているのですが、そんなことで解決はしません。

 中国は「やってはいけない」ということをやっているのです。やってはいけないことをやっている中国に対して「やるな」と言っても止めるわけがありません。「習近平を呼んで言いたいことを言えばいいじゃないか」という連中は頭がおかしいのではないかと僕は思います。

 中国はズカズカと日本の領海に侵入してきて、日本の漁船を追い回して「ここは中国の領土だ!」と言っているのです。そんな連中と話し合いがつくと思っているのでしょうか? 中国がそのような行動をしていなければ、話し合いもできますが、中国は実力行使をしているのです。

 第一列島線を引いて、「中国共産党が日本に共和国を成立する」という明確な目標を持っているのです。「天皇陛下は処刑する(絞首刑)」と中国共産党工作要綱で言っているのに、何の話をするのでしょうか? 明確な侵略の意図がある国とはお話をする必要はありません。

 橋下徹さんの意見は、おかしいのではないでしょうか? ドロボウが入ってきたら、橋下徹さんは握手をして「ウエルカム!」と言うのでしょうか? 「手を上げろ! お前ら俺の言うことを聞け。言うことを聞かないとぶっ殺すぞ!」と言われて、「はいはい。話し合いをしましょう」などと言っても、通じる相手ではありません。

 今の中国はそのような状況です。それを橋下徹さんは「まず、習近平を日本に入れてあげればいいじゃないか。それで言いたいことを言えばいいじゃないか。ニコニコ笑って、中国さん、天皇陛下にお会いくださいと言っておいて、裏で蹴り上げる」というのです。

日本は、そんな外交はできません。もし、そんな外交をやったらなんと言われるのかというと、「朝鮮外交だ」と言われるのです。橋下徹さんは、このことをわかっていません。

 習近平を日本に国賓で呼ぶと、何を傷つけるのかというと、日本人の矜持(きんじ)を傷つけるのです。日本人のプライドprideを傷つけるのです。これに気がつくのです。日本人の誇りが傷つくのです。

 中国は人種差別国家であり、人権無視の国家であり、征服国家です。ウイグル人に対して臓器狩りをしているのです。無力なチベット人を虐殺して、法輪功の信者は臓器売買をして、すでに少数しかいません。

 鄧小平は、天安門事件で自国民を戦車で轢き殺したのです。それが中国です。そんな野蛮な国と何の話をするのでしょうか? そんなものは日本から見ると国ではありません。

 山賊の軍団です。3万人の自国民を戦車で轢き殺すことなどできるのでしょうか? 普通はできません。鉄砲で撃って弾圧したならば、まだわからぬこともないですが、戦車で人間の頭を轢き殺すと、「パチン・パチン」とスイカが割れる音がするそうです。天安門広場は戦車で轢き殺した人間のミンチができたのです。そんなむごいことができるのでしょうか? 中国人にはそんな残酷なことができるのです。

 中国は天安門事件で世界中からバッシングをうけたにもかかわらず、日本が中国に手を差し伸べたのです。それで天皇が訪中したのです。それから中国は、世界の信用が回復したのです。それがまたこのザマです。中国は同じことを繰り返すのです。

 我が国と中国は全然違う国なのです。仲良くするのはいいけれども、この違いをしっかりとわからなければいけません。我が国は、殺人鬼や人殺しとは仲良くできません。

 「あいつは人殺しをした人間なのだよ。仲良くしようぜ」などという人は誰もいません。人殺しをしない人間達が仲良くできるのです。人殺しをした人間は仲間にはなれません。

 だからヤクザは嫌われるのです。市中で「馬鹿野郎、この野郎、ぶっ殺すぞ!」などと言っているからヤクザは嫌われるのです。目的は何もありません。あるのは、親分・子分の関係だけです。

 「では、どうしたらよいのか?」というと、まず日本の国を知ることです。日本とはどのような国なのでしょうか? 神さまがこの国を創ったのです。

 神話から始まって、どのような目的でこの国を神様が創ったのか知っているでしょうか? みんなそれを知りません。人間の目的とは、修理固成(すりこせい)です。修理固成(すりこせい)とは、「修理して固め成せ」という意味です。

 そのために神はこの地上に人間を創りたもうたのです。人間の目的は、この世界をより美しいものにして、より正義のものにして、固め成していくのです。そのために神さまは私たちに命をくれたのです。

 こんな神勅を持っている国は日本以外にはどこにもありません。我々日本人は、この国を固め成すのです。我々はそのような神勅に基づいて、日本民族は存在しているのです。

 中国のように、100年くらいでコロコロと王朝がひっくり返り、「元王朝だ」「清王朝だ」と言って、お互いに殺し合い、人肉を食い合ってきた国とは違うのです。

世界で文明国と言ったら日本だけなのです。これが日本人の誇りでなければいけません。「えっ、人類に目的があるのか?」そうです。キリスト教は、アダムとイブを創っただけで何の目的もありません。

 ただ、「神が人間を創った」というだけです。人間が繁栄してよからぬ方向へ進むと、大洪水を起こして神は人間を滅ぼしたのです。その歴史です。

 日本は「修理固成を成せ」という神勅があるのです。我が国は「この国を修理して固め成せ」という神勅を持っている国なのです。50年~70年経った中国共産党の習近平を招き入れて、天皇陛下が会う必要は全くありません。

 だいたい、身分が違います。相手は下郎です。下郎が天皇陛下に会うことはできません。会ってどうするのでしょうか? バカではないでしょうか?

 そのようなことが、橋下徹さんも、宮家さんもわかっていません。国際政治というのは利益を取り合うものですが、日本の矜持(きんじ)を示していくのです。

 「人間の生き方はこうだ。日本人とは、こうなのだから、習近平とは会わない」とハッキリ言わなければいけません。人殺しをしたり、人の物を奪ったり、我が国を奪って天皇を殺そうと考えている人間が、どうして天皇陛下に会えるのでしょうか?

 習近平が天皇陛下に会えるわけがありません。天皇陛下にお会いしたかったら、中国の考え方を変えなければいけません。それが日本人として一番に言わなければいけないことです。

 「全て利益・利益・利益で考えて、表では中国と手を結んで、裏で足で蹴っ飛ばせばよいのだ」と橋下徹さんは、こんなことをハッキリと言いました。そんなことは、朝鮮人のやり方です。(②に続く)

 

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