政治家の役割 ② | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

※日本の防衛省陸上装備研究所はこのほど、多項目の最新の科学研究成果を紹介する宣伝フィルムを公開した。その中で、初公開されたレールガンが注目を集めている。日本のこのレールガンはそれほど大きくないが、各種装置を完備し、スライドレール、衝撃波蓄圧器、電力バッチ制御装置、ラジエーターなどを搭載。日本は「電磁加速システム」と称するが、長い直線型加速器である点から、レールガンの検証機と言え、兵器に応用される見込みがある。

 

自衛隊は憲法に書いてありません。自衛隊は憲法外の存在なのですから、何だってできるのです。これはおもしろい考え方でしょう。自衛隊はどんなことでもできるのです。それを自衛隊の幹部は多分知っているのです。「憲法の制約がある」と言っても、そんなものは「ある」と思っていません。

 自分で憲法の制約で足腰を絞ってしまったら、意味がありません。だから自衛隊の幹部は、「制約はないよ」と言っているのです。防衛の問題でも、日本は専守防衛しかできません。

 例えば敵国の飛行機が飛んできても、相手が撃ってこない限り自衛隊は攻撃できません。「では敵の基地を攻撃してしまおう」と思って、敵国の基地の上に行って爆弾を落とすことはできません。自衛隊は相手が撃たないと、撃てないのです。それを敵国も知っているのです。

 そのように憲法には書いてあるのです。ではどうするのかというと自衛隊の幹部は「それでも行きます!」というのです。自衛隊の戦闘機の燃料は半分にされているのです。燃料を満タンにすると、敵基地に爆弾を落として帰ってきます。だから当時の社民党の反対で「攻撃型の兵器を日本は持てないのだ。片道切符なのだ」と言われていたのです。自衛隊が爆弾を落として、あとはどうするのかというと、「飛行機を落とします」と言っていたのです。一基150億円もするような戦闘機を海に落として返ってくるのでしょうか? そのような状況です。

 自衛隊員は、そんなことは知っています。実際に戦闘になったならば、自衛隊は行きます。そうなったら、燃料を満タンにして敵基地を爆撃して、憲法無視です。憲法に何と書かれてあろうが関係ありません。「敵が来たらやるぞ!」ということです。

 多分、核兵器の用意もされているのです。自衛隊は憲法外なのですから、100パーセントあると思います。ミサイルも、レールガンもあるのです。「敵が攻めてきたらやるぞ!」ということです。憲法は関係ないのです。

 自衛隊の存在は憲法に書いてありません。だから「何をやってもよい」ということになるのです。実際の戦闘になるとそうなってしまうのです。そのようなことはありませんが、亀井静香さんの意見をさらに解釈するとこのようになるのです。

 プライムニュースで石井一さんは、「まだまだ安倍政権は続くであろう」といっていました。安倍さんは保守に見せかけたリベラルですから、始末に負えません。安倍さんは口を開けば「自分は保守だ」と云います。伝統的な歴史と文化を守るのが保守です。安倍さんはリベラルです。リベラルとは現実主義なのです。

 現実主義(リベラル)というのは「中国と付き合ったら得をするのか?」「アメリカと付き合ったら得をするのか?」と、判断することをいうのです。現実主義ですから「今はアメリカと付き合った方がよい」という判断になるのです。

 保守主義というのは、「伝統的に我々はアメリカと付き合ってきたのだ。だから中国とは付き合わない」といったならば保守主義です。そのようなことです。

 火曜日のプライムニュースでは、石井一さんと、亀井静香さんと、武部勤さんが非常に面白い議論をしていました。これは国防にも、本質にもかかわることです。なるほど。安倍さんの正体はリベラルなのです。それで何もやらないのです。

 安倍さんは「やる、やる」とは口ばかりで憲法改正もやる気がないのです。もう憲法改正はできないと言っていました。国民会議で決めなければいけないのに、もう間に合いません。安倍さんは口だけなのです。

 憲法を議題にのせる国民会議というものがあり、それすらやっていません。これは、僕の見方と同じです。安倍さんは、保守ではありません。保守はウソなのです。「何故なのか?」ということをもっとハッキリと言ってあげましょう。

 安倍さんの後ろには統一教会が控えているのです。首相官邸には官僚から意見があがってくるのです。総理大臣は「その案でいこう」といえばよいのです。その意見を安倍さんに持ってきているのが自民党の北村です。統一教会の奴がやっているのです。みんなそこで止まってしまうのです。

 政治家主導というのは政治家が「こうしろ」と言うのです。官僚型というのは、そうではありません。「このようにやりたいのですがどうでしょうか?」と官僚から案が上がってくるのです。総理大臣が「これでいこう」といえばそれで決まってしまうのです。だから何も政治が反映されていません。

 総理大臣が「これをやる!」といったならば、反対されてもそれをやるのです。皆がわかっていないのです。田中角栄はそうだったのです。日本列島改造論など、誰も考えてないことを言ったのです。

 官僚からいったら「そんな無茶苦茶なことはできません」というでしょう。「俺はやると言ったらやるのだ!」と言ってやったのが田中角栄です。日本列島の土地を買いまくって日本列島を改造したのです。

 政治家の勢いに官僚は押されるのです。官僚は「現在のままで良い」と思っているのです。官僚は「田中角栄総理の言う通りやったら、日本列島はめちゃくちゃになってしまいますから反対です」というのです。

 「反対は許さんぞ」というのが政治家です。政治家と官僚の関係はそうなのです。官僚は三つか四つの案を持ってきて「この中のどれにしますか?」というのです。「では、これでいこう」と政治家が言うと、官僚のいいなりにはまってしまうのです。

 官僚は政治家がはまるように三つぐらい案を持ってくるのです。官僚は「これは決まらないだろうな。これでいこう」と、3つくらい案を持ってくるのです。官僚の案にはまってしまうと政治家は何もできません。

 今の政治はみなそうなっています。何もできません。どうしてそうなったのかというと地盤の根本は小選挙区制になって選挙地盤を固くして圧倒的多数を持って自民党が勝ち誇ってしまったからです。

 本来の政治の機能は機能していません。官僚の持ってきた案を見て、「これでいこう」といえば終わりです。みなそのようにすれば終わってしまいます。官僚が来て「防衛問題はこうしたいのですが」と言われれば「それでいい」と、総理大臣が官僚の案を呑むのですからすべて官僚主導です。日本の政治は官僚指導になってしまったのです。そのような政治の実態がわかり、3人の話しは面白かったです。(③に続く)

 

お読みいただきありがとうございます。
よろしかったらクリックしてください。

応援よろしくお願いします!

    ↓↓↓


人気ブログランキングへ

 

『中杉 弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

     ↓↓↓ 

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137