旧軍の作戦要務令(門外不出) | 中杉 弘の徒然日記

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毎日・毎日起きている事件について
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大橋武夫さん(旧軍の第53軍参謀・東部軍参謀・階級は陸軍中佐)

 が書いた『作戦要務令』の解説書

 

 

 門外不出の書に旧軍の作戦要務令という秘書がありました。これは、「作戦するにあたって、どのように物を考えたらよいか?」という書です。「どのようなことを基本にして、作戦を立てたらよいのか」ということですから、将校が持つものだとわかります。

 将校でも高級将校がもっていた書です。兵隊には見せません。兵隊が持っていたのは、歩兵操典です。作戦要務令は門外不出で非常に優れた書だと言われています。

 いよいよ、日本も戦争に巻き込まれる日が近いのです。戦闘で世界に出て行く日が近いからこそ、作戦要務令があることを知ってもらいたいと思います。

 作戦要務令にいわく

第一「軍の主とする所は戰鬪なり故に百事皆戰鬪を以て基準とすべし而して戰鬪一般の目的は敵を壓倒(おさえるとう)殲滅(せんめつ)して迅速に戰捷(せんしょう)を獲得するに在り」

第二「戰捷(せんしょう)の要は有形無形の各種戰鬪要素を綜合して敵に優る威力を要點に集中發揮せしむるに在り訓練精到にして必勝の信念堅く軍紀至嚴にして攻撃精神充溢せる軍隊は能(よ)く物質的威力を凌駕(りょうが)して戰捷(せんしょう)を完うし得るものとす」

 

 まず、このような文句があります。軍隊の目的は戦闘です。戦闘することが軍の目的です。戦うことを抜きにした軍隊などありません。全て戦闘です。戦闘とは、敵が出てくるのであって、殺さなければ目的は達せられません。

 「軍の目的は戦闘であり、この戦闘に勝つためにはどのようにしなければならないのか?」というと、有形無形の各種戰鬪要素を綜合して敵に優る威力を要點に集中發揮せしむるに在り」と書いてあります。

 一般に当てはめても、戦闘に巻き込まれたらこのようにしなければいけません。あらゆる「有形無形の」と言うのですから、そうなった場合は家族・友人・知り合い、何でもいいから数を集めて、「戦闘に巻き込まれそうだから助けてくれ」と言うのです。「武器は何があるのか?」というと石があります。石もあれば、こん棒もあり、包丁もあれば、鉈もあります。敵が向かってくる場合は、敵よりも人数を多くそろえて武器を持ち、1点に集中して攻撃することが戦争に勝つということです。

 これは大きな戦争でも同じです。小出しにしてはいけません。チョロチロと戦って、また小出しにして、チョロチロと戦うと人間は消耗してしまいます。敵は人数が多いのですから、こちらは消耗して最後は殺されてしまいます。もっている戦力・知恵・お金を全てかけて「敵よりも優れている」という威力をもって攻撃しなければ、敵を殲滅することはできません。

 これが戦闘の原理です。ところが戦闘を長くやっていると、これを忘れてしまうのです。「何のための戦争か?」「政治のために軍隊をととのえるのだ」いろんなことを言って、人間は当初の目的を忘れてしまうのです。

 本当の目的からどんどん遠ざかってしまうのです。これが旧陸軍のやっていた離島作戦です。少数ずつ島に残して撤退します。少数しかいないのですから、敵がきたら全滅です。次の島にも少数ずつ残しておくのです。みんな殲滅されてしまいます。

 それよりも優れた威力を敵がもっているのですから少数では勝てません。沖縄もそうです。「宮古島に600名くらい自衛隊員を入れる」という案が出ていますが、そんな人数でよいのでしょうか? 石垣島は30名くらいいるらしいのですが、やはり相当大きな戦力を置かなければいけないと思います。

 600名の陸上自衛隊がいる島に中国海軍が攻めてきたら大変です。やはり、5千名くらい自衛隊員を置かなければ、沖縄は守れません。あまり、小出しにしておかないで、それをまとめておかなければいけません。あるていど、まとまって動ける部隊をつくらなければいけませんから、5千名くらい自衛隊員をおかなければいけません。

 今の日本の状況を見ると自衛隊員の人数が足りません。わかるでしょう。沖縄にも九州にも自衛隊員をおかなければいけません。「ここに5千名」「ここに1万名」と自衛隊員を置いていくと人頭が足りません。陸上自衛隊員は14万人しかいません。

 北海道にも佐渡島にも対馬にも置かなければいけません。考えたら自衛隊員は足りません。島を守るのですから、徹底的に自衛隊員を動員して、陸上自衛隊員を倍くらいの人数に増やしておかないと守りきれません。場合によっては30万人~50万人の自衛隊員でガチガチの体制をとらなければ、日本を守ることはできません。

 そうしてもらいたいと思います。「日本の国には一歩もいれない!」という覚悟で、上空を敵機が飛んだら撃ち落とすのです。領海に入った軍船は沈めるのです。これは当然のことです。それをやるためには、こちらが相当大きな威力をもっていないといけません。

 海上自衛隊も大事ですが、上陸された場合は陸上自衛隊が大事です。陸上自衛隊がいなければ島民は殲滅されてしまいます。やはり硫黄島くらいの守りをしないといけません。硫黄島は2万人の日本兵がいたのです。

 硫黄島では同等のアメリカ兵を死傷させているのです。日本軍は武器もほとんどありません。アメリカは艦隊で攻めてきたので、海がまっ黒で見えなかったのです。そのくらいの艦隊で硫黄島を攻めているのです。日本は穴を掘り戦ったのです。日本兵は殲滅ですが、死傷者は米軍のほうが多いくらいです。

 大日本帝国軍人は、そんな凄い戦いをやったのです。そのくらいの守りでないと、シナ人は図々しいから尖閣列島は取られてしまいます。自衛隊員を増やしなさい! 日本政府は何をやっているのでしょう。倍では足りません。3倍くらい増やさなければいけません。

 僕は前から提案していますが、自衛隊員の人数が足らなければ外人部隊をつくりなさい! 外国人で日本の自衛隊に入りたい人は大勢います。日本に憧れている外人を日本の外人部隊に入れてあげればよいのです。

 戦争がなければ日本を守らせるのです。黒い顔・白い顔をして、みんな喜んでやります。その代わり、自衛隊員で真面目に5年くらい勤務すれば、日本国籍をあげればよいのです。日本の国に忠誠を尽くすとは、このようなことです。それをやらないで、昨日来た朝鮮人にどうして国籍をあげるのでしょう。そのような連中は日本籍朝鮮人になってしまうのです。

 禊を儲けて「これをやったならば日本人として認めましょう」という法律にすればよいのです。在日朝鮮人をひっくるめて外人部隊に入れてしまえばよいのです。(本音を言えば、朝鮮人は入れたくありません)

このようなことは作戦要務令にみんな入っています。大橋武夫さん(旧軍の第53軍参謀・東部軍参謀・階級は陸軍中佐)が書いた解説書があるので、これを読むことをお勧めします。

 

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