「陰謀論」日本の民族地政学 3 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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 陰謀論というと世間では全く馬鹿にされて笑われてしまいます。そのように笑われる対象になっている人間が結構います。陰謀論の代表的な人は宇野正美さんです。宇野正美さんは陰謀論者ですが、予言が全然当たりません。「来年こそ大変なことになる!」と言い続けて17年経っていますが、毎年当たりません。予言していることが何も起きません。彼が指摘していることは、結構まともなことです。

 そもそも「陰謀とは何か?」というと「計画」ということです。日本人は人生を無計画に生きています。「世の中をこのようにしていこう」というのは陰謀です。陰謀とは「計画する」ということです。計画が悪いとも、よいとも言えません。計画により世の中を動かしていこうとしているのです。

 その陰謀論の反対のものが「予定調和説」といいます。神様がプログラムを組んで世界を創ったのです。「神様はプログラム通りに世界を創っているのだから、人間が変なことを考えてもダメなのだ」という考えを予定調和説といいます。

 これでは聖書から一歩も出られません。宇野正美さんは聖書の熱烈な信奉者です。「聖書に書いてあることはすべて真実である」と思い込んで聖書を信じているのです。「今起きることが、2千年前の聖書に書かれていたのだ」と言います。宇野さんは世の中を見ていく軸に聖書を置いているのです。そこから世の中を見ているのです。

 もう一つはユダヤの陰謀説から見ているのです。『ユダヤがわかれば世界がわかる』という本を書いて、70万部本が売れたのです。最初の頃、ユダヤに注目したのです。宇野さんは「ユダヤがこのような陰謀を働いています」と言っています。そこまではよかったのです。

 もう一つの軸は「聖書の予定通り世界は動いているのだ」と言います。ユダヤ人の陰謀が正しいのか、聖書の予言が正しいのかということがジレンマになってしまい、両方の軸で世界を見ているからすべて当たらなくなってしまうのです。

 そこで、陰謀論についてわかりやすく言うと、「計画論」ということです。良き計画論ではなく、悪しき計画論です。人間は自由な世界だから計画します。神様も「このようになります」と予定しています。

 この2つがぶつかったら、宇野さんの予言は外れます。「ユダヤの陰謀論が当たるのか、神様の予定調和説が当たるのか、どちらが当たるのでしょうか?」ということになりますから、予言すること自体がおかしいのです。

 聖書によって予言しているのか、ユダヤの陰謀によって予言しているのかということになります。これでは矛盾しているので、こんなことをやったら当たりません。これがだんだんバレてきて、「宇野さんの予言は当たらない」と言われてしまうのです。

 具体的に言うと陰謀論はあります。世の中は陰謀の通りにはなりません。陰謀の通りに働いて、それが当たったかもしれません。上手くいったかもしれませんが、そんなことをすればバレてしまいます。

 ベトナム戦争はアメリカ軍の陰謀だとバレてしまったのです。日本が真珠湾攻撃したのもアメリカの陰謀です。サダム・フセインがやられたのも陰謀です。まだ本当のことはわかりませんが、それもわかってくるのです。

 陰謀はそのような性格を持っています。陰謀を働く奴は間違いなくいます。一番大きな陰謀を仕掛けているのはユダヤです。アシュケナジー・ユダヤです。これが陰謀を働くのです。彼らの仕事は戦争屋です。戦争を起こして儲けてきたのです。戦争は待っていたのでは自然に起きません。誰かが戦争を仕掛けないと戦争は起きません。

 今の中米関係を見てもわかります。このままだったら戦争など起きません。お互いにブレーキがかかってしまいます。ところが陰謀を働いて、「アメリカの艦船が爆破された」と言ったら戦争になってしまいます。しかも、「中国にやられた!」と言うのです。それでは戦争になってしまいます。戦争仕掛け人が戦争を仕掛けないと戦争は起きないから、これは陰謀論です。

 日本も満州で「張作霖爆破事件」がありましたが、これも「関東軍の陰謀だ」と言われていますが、戦後そのようにされてしまったのです。「日本が陰謀を企んで満鉄をぶっ壊した。それが戦争の引き金にされた」という話です。自分たちが陰謀をするから日本も陰謀をすると思っているのです。日本は陰謀などしません。基本的にそんな民族ではありません。

 何故、陰謀を働くのでしょう。陰謀とは「隠れた計画」という意味です。表に現れたら単なるプランです。「どのようにそのプランをわからないように実行するのか?」ということです。出所がわからないところでプランを組むから陰謀になるのです。

 「9.11にテロを起こそう。誰がやったことにするのか? アルカイダがやったことにしよう」これはプランです。表に言えないプランです。しかし、この陰謀が長続きしないということは、必ず陰謀を働かない人達がいるからです。その人達のほうが圧倒的多数です。

 陰謀の計画を実現するのですが、後から修復して直していくのです。アメリカでは簡単な陰謀は働けません。陰謀で世の中を造っていこうとする働きと、「そんなことは認めない」という人たちがせめぎ合って、ぶつかっているのです。

 陰謀論で予言する人は、陰謀論が実行された場合、予言が当たったことになります。神様の予定調和説があって、陰謀論が敗れた場合、こちらが当たったということになります。宇野さんが両方当たらないのは、そのような意味です。

 我々日本人は陰謀と最も縁の遠い民族であるから、陰謀論について詳しく知らなければいけません。「アメリカの仕組みはどうなっているのか?」「GHQの陰謀はどのようなものだったのか?」アメリカのやることはすべて陰謀です。

 韓国に陰謀はありません。ただ、わめくだけです。陰謀は莫大なお金を持っていて、戦争を仕掛けて巨万の富を築いたアシュケナジー・ユダヤしかできません。世界は金持ちに握られているのです。金持ちは陰謀を働くのです。

兜町の株もそうです。自然に上がったり下がったりしません。みな仕組まれているのです。巨額のお金をつぎ込めば、黙っていても株は上がります。これは陰謀です。本来、そんなことをやってはいけないのです。儲かる会社の株は自然に上がり、儲かってもいない会社の株も上がるのです。「みんなが買ったな」と思ったら株を売って逃げてしまうのです。すると株を買った人は大損するのです。これも陰謀です。

 戦争もそうです。そのような陰謀が働いています。アシュケナジー・ユダヤはもっと悪さを企んでいます。陰謀論から言うと、第三次世界大戦は起きるのです。戦争を起こせば大儲けできるのです。中国と日本が戦争をしたら、本当に儲かります。日本にも武器を売り中国にも武器を売るのですから儲かります。

 しかも、何百億円する飛行機がバンバン落ちるのです。「笑いが止まらない」ということです。陰謀論者も金の価格だけは操作できないようになっています。4つの場所で金の価格は談合で決めるのです。そうでなければ金は世界中からなくなってしまいます。そうならないように仕組まれています。

 世界にスイス銀行がありますが、あれはユダヤ人がお金を隠す金庫です。世界の中にはお金持ちがお金を隠す場所が必要です。莫大なお金を稼いでも自宅の金庫には入りきらないのです。ロックフェラーは大豪邸を100以上はもっています。持っているお金がケタ違いです。お金は毎日儲かっています。

そのお金をどこに隠すのでしょう。隠しようがありません。安全に保全しているのはスイス銀行です。ユダヤ人達は自分達の財産を隠すためにスイスという国を造ったのです。スイス銀行は金持ちたちの保管庫です。

 陰謀の持つ性格をちゃんと知ることが大事です。陰謀とは計画です。計画が表に表せないシャドープランです。これが陰謀という意味です。世の中は予定調和説という神の自然の摂理によっても動いています。この自然の摂理と陰謀論はぶつかります。どちらが勝つのかによって世界の歴史は変わってきます。圧倒的に神の摂理のほうが強くなってしまえば、陰謀論を働いてもたいしたことはできません。

 軍艦を沈められて戦争になるのでしたら陰謀論です。「そんなことで戦争するんじゃないよ」という声が勝てば、これは神の声の勝利です。神の声を強めていかなければいけません。そうすれば自然に陰謀論は消滅します。「陰謀論はない」という人間達はよく聞きなさい。陰謀論は存在します。しかし、世の中は陰謀通りにはいきません。

 

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