再び考えよう無税国家論 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。



※百姓が自分の田んぼから100表のお米がとれました。すると40表納めて、あとの税金はかかりません。


消費税、軽減税率の議論をやっていますが、くだらない議論です。革命的な税制革命はこんなことではありません。

 前にも僕は発表したことがありますが、国家は国民から税金を取るのをやめなさい。このような大胆な行動はまず相手にされないのですが、これは真理です。国家は国民からわからないようにして税金を取っているのです。タバコを吸えば税金がかかります。酒を飲めば酒税がかかっています。

 死ねば相続税です。土地建物を持っていれば所有税です。目に見えない形で税金を取りまくっているのです。だからわずらわしいのです。税理士がいて、税務署があり、わずらわしいことばかりです。このような税金はやめるのです。

 江戸時代を考えてみてください。百姓が自分の田んぼから100表のお米がとれました。すると40表納めて、あとの税金はかかりません。間接税など特別な商人に対してはあったかもしれませんが、一般にお米をつくっている人は4割を治めて終わりです。あとは自由です。サバッとしているのです。すると人間は自由になれます。

そこで、国家無税論が出てくるのです。税金を取るのをやめて、一切の税金をはずすのです。相続税も所得税も消費税もタバコ税もすべてやめてしまうのです。では国家はどうするのでしょう。

昔から「国家は何のためにあるのか?」という議論がありました。「国家は警察を担うために必要である」とか、或は「軍隊をつくり外国の侵略から防がなければならない」という国防論などがあり、それが国家の目的だというのです。

今でも一番言われているのは国を守る防衛が国家だということです。国民の命と生命と財産を守る、国防を担当することが国家の役割です。治安を維持するのが警察の役割です。それがあればだいたい国家はまわるのです。あとは余分なことです。

だから国家を無税にできるのです。紙幣は誰が発行しているのかというと国家が発行しているのです。では無税にできるのです。ややこしいことをやめて、国家は使いたいだけ使えばよいのです。これが僕の考える無税論です。

松下幸之助が提唱した無税論とは違うのです。松下幸之助は「国有財産を売り払って、すべてお金にしてしまえ」という無税国家です。集まったお金で債権に投資をするのです。馬鹿を言うものではありません。債権に投資をして、その金利で国家を養うというのです。「そうすれば国家は一銭も税金を取らないで済む」と松下幸之助は言ったのです。

僕が言っている無税論は、そんなことではないのです。本当に税金をとらないのです。ただし、国家はお金を使いたいだけお金を使うのです。これでよいのです。スッキリします。相続税もなくなるのです。贈与税もないのです。人にお金をあげても、税金がかかってくるのです。そんなものをすべてなくすのです。こんな気が晴れたことはありません。税金がないのですから、自分たちがもった財産も子供たちに譲り渡していけるのです。すると本当に安心です。

ここがミソです!国家はお金を使いたいだけ使えばよいのです。例えば日本のGDPが500兆円だとします。500兆円で予算を組み、そのうち国家が使えるお金は1割で50兆円です。それだってよいのです。50兆円は国家が自由に使うのです。国民には税金はないのです。

お金を発行しているのは政府ですから、なぜそんなまどろっかしいことをやるのでしょう。一旦、税金を細かく採って、再配分するのです。そんなことをしなくてよいのです。1回でよいのです。

国家がGDPの10%の50兆円使えばよいのです。或は20%使って100兆円です。「この中で警察も自衛隊もすべてまかなっていきます。おまかせください」これで終わりになってしまいます。これはすごい真理です。冗談に受け取っているでしょうが、重要な真理です。わけがわからないにして税金を吸い上げて、やっているのが今の税制です。だから、難しい税金をいくつもつけてくるのです。

脱税など本来ないのです。どんなにスッキリするでしょうか。そのようなことを世界に先駆けてすることが、今後日本が社会に示していくスタンスです。「えっ、日本が無税国家になった?」と全世界が注目します。無税国家になると国家が潰れることもないのです。

何故、税金を政治家が集めて再配分して、「教育だ」「医療だ」「福祉だ」とわけて再び使うのでしょうか。使ってもよいのです。最初から範囲を決めてやればよいのです。

国民「来年の予算はGDPが500兆円ですから、20%の予算100兆円あげますから自由にお使いください。私たちは一銭も税金を払いません」

すごくよい国家です。これは革命的な考え方です。「税金を取りません」などというと、恐ろしくて「国が潰れてしまう」と思ってしまうのです。馬鹿なのです。お金を発行しているのは国家です。日本銀行券は政府が発行しているのです。いくらでもお金を発行できるのですから、国が潰れるということはないのです。無税国家になれば、皆さんの生活も本当によくなります。


ご愛読ありがとうございます。

よろしかったらクリックしてください。

応援よろしくお願いします!

    ↓↓↓

人気ブログランキングへ


『中杉 弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

     ↓↓↓ 

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137