地政学の応用 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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地政学(Geopoliticsにつては前回お話ししましたので、概要がだいたいわかったことと思います。「日本を中心として世界をどのように操っていくのか」というとが、日本の地政学です。

「アメリカを中心としてどのように世界を支配していくのか」ということが、アメリカの地政学です。ドイツのハウスフォーハーの地政学は「ドイツという土地柄で、どのように世界を支配していけるのか」ということです。地政学は一つではありません。国々によって違うのです。

だからGHQは「日本に地政学を教えてはいけない!」と言ったのです。当然のことです。日本から世界戦略の芽を奪ったのです。日本人は世界のことが何もわからなくなってしまったのです。

最近は少しずつわかってきて、一般でも地政学という言葉が使われだしたのです。「日本を中心にして、世界をどのようにすればよいのか?」と考えることが日本の地政学です。「日本」という存在を離れて、客観的な地政学はないのです。

人文地理学的に一般的な論としての地政学は存在しないのです。あくまで、「日本のための地政学」でなければいけないのです。

では、日本の地理的条件は何でしょう。「日本は四方海に囲まれています。資源には乏しいのですが、米は国民を養っていけるだけの量は生産できます。魚も豊富です。金は世界一です。国民は勤勉で良い物ができます。創意工夫することが得意で、新しい物ができて、デザインに優れています。

土地は狭く、山ばかりです。日本の真ん中には山脈があり、使える平地は少ないのです。そこに田んぼをつくり、工場をつくり、人々が生活しているのです。

気候は温暖です。1年に四季があります。国民は勇敢です。国民を統御しているのは、天皇陛下です」これが日本の地政学です。

これが日本の財産です。この財産をフルに使って、「世界をどのように支配していくのか」ということが日本の地政学です。だから「研究してはいけない」と言われたのです。

戦後は地政学など言葉も教えません。これを使って世界の国盗り物語を初めていかなければいけません。アメリカは当然そのように考えているから、「日本も世界制覇の野望があってやっているのに違いない」と長年考えてきたのです。

ところが日本はそんな野望はなかったのです。地政学はちょっと勉強した程度で、大々的にやっていたわけではないのです。「この財産を使い、ここに王手を打って、世界を侵略していこう」というのが地政学です。

これから日本は地政学を研究しなければならないのです。そこで、マハンは「大陸国家であると同時に海洋国家であることはできない」と言ったのです。これは優れた見解です。蒙古はなぜ世界を支配できたのかというと海軍がいらないからです。どの海軍も蒙古を攻めることはできません。平原の真ん中にいるのですから、海軍など意味がないのです。だから、ジンギスカンは世界を制覇できたのです。

ところが大陸国家であるにもかかわらず、蒙古は海に出たのです。それが蒙古襲来です。その前にはシナの南宋を攻めて海に出るきっかけをつくって、14万人の大軍で日本を襲ったのです。これは地政学の範囲を超えてしまったのです。大陸で駆け回っていればよかったのに、海に出てしまったのです。蒙古は海では素人です。それで負けたのです。

日本は海洋国家なので蒙古に勝ちます。オンボロ船に乗ってきても、日本の方が強いのです。これは地政学です。これを知っていると人間は利口になります。

中国のやっていることは間違っています。中国は大陸国家です。何故、南沙列島に出てきて海に出るのでしょう。アメリカに行って「ハワイまでくれ。日本列島と台湾と沖縄は俺たちのものだ」と言い出したのです。大陸にいればよいのに、中国は海に進出すると滅びます。これは地政学の一般原理として言われてきたことです。その通りになってきています。

中国はできもしない海軍をつくり、ウクライナが捨てた中古品のオンボロの航空母艦を安く買いたたいて格好だけつけたのです。使い物にならないのです。基本的に海に浮いていないのです。

アメリカがもっているカタパルトの技術はできないのです。だからウクライナの航空母艦の先端が上がっているのです。飛行機は跳ね上がった勢いでブーンと飛んでいくのです。カタパルトの技術は簡単ではありません。他ではできないのです。だから、中国の海軍は玩具の海軍、玩具の潜水艦です。当然そうなってしまいます。中国は陸軍に力点を置いているのです。だから、海洋国家であろうとすると中国は滅びるのです。

日本はまた逆です。大陸に進出してはいけないのです。日本は海洋国家です。海洋国家である日本がなぜ大陸に出かけていくのでしょう。軍隊をもって占領することはしませんが、各国に工場を造るということは同じことです。中国に工場をつくり、ベトナムに工場を造り、あちこちに工場を造るということは、大陸に軍隊が出動することと同じことなのです。地政学的に言うと、それは日本がやってはいけないことなのです。

経団連の馬鹿は浮かれて大陸に進出しようとしますが、すでに失敗しているのです。中国から1500社も逃げてきているのです。中国に工場を造ると技術を全部盗まれて、「もう盗んだから用はない。日本へ帰ってくれ」と言われて、財産を全部置いてきて、日本は撤退するのです。すると莫大な損害を被っているのです。「莫大な損害を被った」というと日本の株価が下がるので言わないのです。それが知られていないだけで、中国から1500社も引き上げてきているのです。それは日本が悪いのです。地政学的に言うと日本は大陸に進出してはいけないのです。

日本は貿易立国です。大陸に工場を造ることなどあり得ません。貿易する中身はどこに造るのかというと、日本国内に造るしかないのです。日本国内で造るということは、大工場などできません。自動車3千万台などできなくてよいのです。

その代り、良い物をつくればよいのです。量ではなく質の時代です。徹底的に良い物をつくっていけばよいのです。

昨日もある人と話していましたが、UFOの推進原理はすごいものです。推進原理はプロペラでもジェットエンジンでもありません。UFOは空中に止まったり、急発進したりするのです。UFOの特性は音がしないことです。

色々な形のUFOがありますが、実は宇宙人は27種類くらい来ているらしいのです。UFOの共通項は音がしません。このような技術をもっています。それが元素番号115のウンウンペンチウムだと、ロバート・ラザー博士が解明したのです。ウンウンペンチウムが将棋の駒1個くらいあれば、何百年もUFOは飛び続けることができるのです。そのウンウンペンチウムは地球上ではまずできません。

ところが、3年経って、科学者が「元素115は存在する」と言ったのです。元素番号115,116,117まで、今は存在するのです。地球上でできない元素もあります。それを米軍は手に入れたのです。だから高校の教科書にも「元素番号115―ウンウンペンチウム」と掲載されています。

これを使うとUFOができます。これを徹底的にアメリカは研究しているのです。その研究の成果としてつくったUFOが「オーロラ」といいます。三角形のUFOです。これは、ウンウンペンチウムを使った反重力装置ですから、月まで10分で行ってしまうのです。ロケットに火を燃やして「ゴーーーー!」と爆音で飛ぶようなものは時代遅れです。反重力装置は音もしません。重力をなくしてスーと飛んでいくのです。

重力をなくす原理と空間を移動する装置は原理が同じです。これはアインシュタインが予言しています。「重力は空間が曲がるからおきる」とアインシュタインは言っています。重力原理が解明されれば、空間の曲がりが解明されるのです。

すると、AからBまで行くのに光の速さでは1万年かかる場合でも、空間をヒョイとまげてしまうと、AとBが隣になってしまうから、ピュッと行けるのです。その空間を曲げる技術と、反重力の装置の技術は同じです。そのようにアインシュタインは予言しているのです。

それがすでにできているのですから、日本も徹底的に反重力を研究すればよいのです。すると次に生まれる商品ができてきます。日本しかできない技術です。空飛ぶ飛行機です。そのような発想をするのです。自動車を何千万台と数をつくり、世界中に売り歩くのではなくて、「ウンウンペンチウムを使った空飛ぶ自動車を造ろう」とすればよいのです。

今では自動車がぶつからない装置ができています。その技術はもう完成しているのですから、反重力装置ができると、車は空を飛ぶのです。その装置があるからお互いにぶつからないのです。そんなものができたら、それはみな欲しいのです。それを造ればよいのです。これは日本が生きる今後の道なのです。そのような方面にお金をかければ出来るのです。宇宙人が存在するならば、人がやれないわけがないのです。

そのような方面の技術を徹底的にやっていくならば、日本は工場を海外につくらなくてもやっていけるのです。そのような方面を目指すべきです。それが地政学からみた日本の今後の在り方です。数多く商品を作ったり、移民労働者を入れたり、この狭い日本列島で何をしようというのでしょう。日本刀のような皆が欲しがる物をつくればよいのです。

そこに未来があります。それが日本の未来の地政学です。







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