僕が安保法案賛成にまわった理由 | 中杉 弘の徒然日記

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 昨日の僕のブログを読んで気が付いたでしょうか。一番の変更は安保法案です。僕は安保法制に反対だったのです。それを肯定したのです。それに気が付いたでしょうか。それが一番大事なところです。「なぜ、変更したのか?」ということをきちっと書いてあるので理解してもらいたいと思います。

 「えっ、中杉先生は安保法制を肯定したの?」、そこのところを見ないといくら文章を読んでいても仕方ないのです。そこが大事なところです。

 なぜ変更したのかわかるでしょうか? 次元がかわったのです。今まではアメリカは侵略戦争をする国だから、侵略する国と自衛隊が集団的自衛権を組んだならば、自衛隊が侵略戦争に利用されてしまいます。そのような理論で反対していたのですが、今度は肯定にまわったのです。「どうして肯定にまわったのか?」このポイントが非常に大事です。

 次元が違ったということです。集団的自衛権はアメリカの属国として働くということは事実です。何故、そのようなことをすすめたのかというと、問題は中国の核なのです。本当の脅威は尖閣列島ではないのです。中国が日本に向けている400発の核こそが一番の脅威です。それをみな気が付きません。

 尖閣列島や南沙列島に頭がいってしまい、中国が400発も日本に核を向けていることを知らないのです。中国の魏鳳和(中将、第二砲兵司令官)「400発の核を日本に撃ち込め!」と言っているのです。空軍・海軍の大将が「ちょっとそれは無理がある」と言っても、「やるべきだ!」と言っているのです。

そのような会議をやっているのですから、日本に対する核は現実問題です。核をどのように封じるのかと言うと、僕もそこで誤解をしていたのです。核をイージス艦が撃ち落とすと思っていましたが違うのです。そんなことをやっても400発も飛んできたら、半分くらいは撃ち落とせても、すべて撃ち落とすことなどできません。すると200発の核が日本に飛んできてしまうのです。そうなると東京・名古屋・大阪も全滅です。おそらくそんなものが飛んできたら8千万人くらいは死んでしまいます。これが一番の脅威です。これからどのように守るのかということが首相の苦悩であり、安倍さんはそのことに関してはしっかりしているのです。

 核攻撃をふせぐ方法は一つしかありません。どうするのでしょう。これは、先制攻撃しかありません。そうでないと核は撃ち落とせないのです。核が飛んでくるまで待っている馬鹿はいません。すべて先制攻撃です。

 先制攻撃するためにアメリカは人工衛星で見張っているのです。人工衛星はすべて軍事用です。上から監視しているのです。アメリカ軍から言えば、中国のどこに核があるのか知っているということです。

潜水艦50隻もすべて掌握されているのです。これは、中国の軍事委員会で奴らが言っています。潜水艦50隻に核を積むのです。その核が問題です。アメリカ本土に飛んできたりすれば、陸からくる400発の水爆と、潜水艦の核ミサイルが飛んでくる前に捕捉して、同時にすべてやっつけてしまうのです。このような戦略で中国の核を殲滅するのです。

 おそらく米軍のコンピューターに千人くらい張り付いていて、分担して見ているのです。「今、燃料が積み込まれました!」、危ないな、お前のほうはどうだ?」とみているのです。燃料は劣化してしまうので、積んでおけないのです。発射するときに積むのです。「トラックが動いていますよ」ということもすべて掌握しているのです。北朝鮮など何も怖くないのです。「金正恩がどこにいて何をやっているのか?」ということはすべて掌握しているのです。

 それを恐れて奴らは地下でやっているのですが、それもすべて掌握されているのです。コンピューターの3Dで地下で何をやっているのかすべて見えるのです。地下に核の工場があれば、バンカーバスターです。300メートルくらいもぐって爆発するバンカーバスターを米軍はもっているのです。だからやる気になれば一発でやっつけてしまいます。

 ここで一つ問題があり、中国がアメリカに核を向けた場合は、アメリカは先制攻撃をやります。「日本に核を400発ぶち込む!」と言っているときに、「果たして米軍はやってくれるのだろうか?」という問題があるのです。中国の核が400発も日本に核が向けられているときにアメリカは先制攻撃をやってくれるのでしょうか。そこを問題にしているのです。

それをやらないと日本は全滅するのです。そのためにはアメリカと仲良くしていかなければなりません。今でも日米安全保障条約があるのですが、その程度ではなくて、本当に一つにならないとやってくれないのです。その代り自衛隊は人身御供です。米軍が「あっちへ行ってくれ」と言ったら「はいはい」と言って行かないと、本当に日本に核が撃たれたときにアメリカはやってくれません。そのような話です。

それならわかるのです。それを言わないので、今回の安保法制の説明をいくら聞いてもわけがわからないのです。しかし、180度、僕の意見が変わってしまったのです。誰も気が付いていません。

中国も下手に動き回ってガソリンを詰めだしたら、一瞬にしてやられてしまうのです。そのくらい緊張感があるのです。今の核は広島型の2千倍の爆発力があるのです。天津での爆発は、広島型の威力よりも5分1程度です。

その広島型の2千倍が今の水爆の威力です。恐ろしいのです。日本が5発で終わりになってしまいます。5発で全滅です。日本列島から人間が消えていなくなるのです。実はそのような危機に直面しているのです。

 今の原爆は威力がすごいのです。しかも、車の三角表示板くらいの大きさです。昔はでかい原子爆弾でしたが、今はスーツケースに入ってしまうサイズです。ビンラディンもスーツケースに水爆をもっていましたが、良心があるので使わなかったのです。

 水爆をソ連が100発つくって、そのうちの50発は行方不明です。冗談ではありません。それは誰がもっているのでしょう。そんなものをリュックに入れられてニューヨークに歩いていった日には「ドーン!」爆発して大変なことになってしまいます。そのような時代です。恐怖がもっと切迫しているのです。それを考えた時に、安保法制をあれだけあせっているという意味がよくわかりました。自衛隊が利用されて米軍の下請けをやらされることも知っていて、それもわかったうえで進めているのが安保法制です。

 全体の命を守るためには自衛隊が下請けになってもこれはやむを得ません。そのように僕の意見は変わったのです。



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