アメリカは平和を愛する国ですか? | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 安倍首相はバカなのだと思います。ウソつきです。集団的自衛権を公明党との協議により認めさせる時に、「中国大陸に14万人の邦人が働いています。中国に内乱が起きた時に邦人は、日本に帰れなくなってしまいます。それを救うためには、自衛隊がいかなければいけません。中国で戦争が始まれば、みな逃げ惑います。それを救わなければいけません。

 しかし、自衛隊法によりできないのです。自衛隊機が相手国の了承を得ないで、邦人を助けることはできないのです。着陸することすらできないのです。許可があればできますが、そのような状態の時に自衛隊の着陸など絶対に許可しません。だから自衛隊は救出に行けないのです。

 アメリカ軍は自分達の国民が入れば、どこの国でも入っていきどこでも着陸して救出するのです。だから、日本もアメリカ軍に頼み、アメリカ軍が日本の邦人の救出に向かい、邦人を乗せてもらいます。すると、中国軍がサイルを撃ってアメリカ軍機を撃ち落とした場合、日本の自衛隊はどうすのですか。黙って見ているのですか。そんなことは、できないでしょう。その場合は、ミサイルを発射した中国に対して集団的自衛権を発動して反撃します。そのために集団的自衛権は必要なのです。中近東で紛争があっても関係ないのだ。日本の邦人を救うためにこの法律は必要です。」と、安倍さんは確かに言ったのです。

 それで、公明党がやむおえず「日本の周辺事態に限る」と言ったのです。その理論があって、NHKのアナウンサーが菅官房長官に「中近東で戦争があった場合は、どうするのですか」と質問すると「中近東は関係ないだろう」と菅官房長官が言ったのです。すると「そこはシーレーンですよ。戦争が起きた時に自衛隊は知らんぷりをするのですか? 石油がこなくなってしまったら、その時はどうするのですか?」そのように質問したのです。

 すると菅官房長官が怒って「くだらないことを聞くのではないよ。誰がそんな質問をしろと言ったのだ!」と怒ったのです。中近東の話をされると「周辺に限る」という話が壊れてしまいます。だから怒ったのです。NHKのアナウンサーが謝罪した事件があったのです。

 最初から、「自衛隊は中近東に出ていく」ということは、頭にあったのです。安倍はそこでもウソを言ったのです。今は、「インド・オーストラリア、インドネシア・フィリピンで起きてくる問題について全て助けるか、援助します」と言ったのです。その法律を話し合っているのが、有事法制です。

 だいたい間違っているのです。アメリカと言う国はどのような国でしょう。アメリカの行動様式は平和を求めて行動しているのでしょうか。皆さん、そう思いますか? 誰もそんなことを思いません。

アメリカは、表面は平和を求めているように見えます。平和を乱す国をやっつけて「世界の警察官」と思わせていますが、実は違います。アメリカは、世界に紛争を起こす、マッチポンプの国です。世界に戦争を起こして「世界を安定させない」というのが、アメリカのやってきたことなのです。今後もそうなのです。軍産複合体というものが国の中心ですから、戦争をやってもらわないとアメリカは行き詰ってしまうのです。

 兵器を毎日どんどんつくっているのですから武器の在庫の山です。お金が全て兵器になってしまうのです。それは売れないとやっていけないのです。ですから、10年に一度、大戦争をやるのです。アメリカは、大戦争をつくるのです。だから始末におえないのです。そのアメリカの本質をよく見抜いていかないと判断を間違えてしまいます。

 「日本はアメリカと一緒に集団的自衛権をやります。」アメリカが平和を求めている国ならば、正解です。しかし、アメリカは戦争を求めている国です。戦争を求めている国と「仲良く集団的自衛権をやりました」ということは、アメリカの戦争に手をかすことになるのです。自衛隊がアメリカの戦争のパシリに使われてしまいます。

 もうそのような図式ができてしまったのです。アメリカはイラクへ行けないので、日本軍が行ってくれれば、アメリカは痛くもかゆくもないのです。アメリカ軍が出ていけば、何万人も死ぬのです。死ねば世論がうるさいのです。だから日本に行ってもらいたいのです。集団的自衛権があって、「日本とはお友達なのだよ。だから自衛隊がイラクへ行ってくれ」と言われるのです。「集団的自衛権だろ? これをやってくれれば、我々も日本を守るよ」それで自衛隊が人殺しをするのです。それと同時に自衛隊も殺されるのです。そのような罠にスポッとはまってしまったのです。

 ここが鍵なのです。アメリカは平和を愛している国でしょうか? 答え、戦争を愛している国です。アメリカは、10年に一度戦争を起こし、戦争・戦争・戦争の歴史なのです。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、9.11(自作自演)、イラク戦争、ISISと、10年に一度の大戦争を起こしています。

 全てマッチポンプです。今の戦争もそうです。フセインも殺してカタフィイも殺して、石油はアメリカのものです。そのために戦争をやるのです。武器が売れて、戦利品があって、世界に大戦争を起こして、それで「アメリカは正義の味方だ!」とうまくまとめて「おかげで助かった」ともっていくのです。そのような国なのです。

 そのようなことをやらなくていいようにするには、日下公人さんが「日本は原爆を持たなければならないのです。持たなければ、国際政治で自分の意見など言えないのです」と言っています。あんな大人しい人がそのように発言しているのです。

 「原爆がなくてもよいのです。青森には1万何千トンのプルトニウムを持っているのです。日本が戦闘機でそこら中にプルトニウムをばら撒くぞ! 世界中の水が汚染させて飲めなくすぞ!」と言ってやれと言っているのです。

 あんな大人しい人がそう言っているのです。「日本は原爆を持たなくても構わない。プルトニウムをばら撒くぞ!」と言えばいいのです。日本にプルトニウムが1万何千トンもあるのです。それをばらまけば、世界の海は死滅してしまい、水は飲めなくなります。「そのようにびびらせろ!」と言っているのです。これは、正解です。そのようなことをやらないと独立できないのです。アメリカに逆らうことは、できないのです。

 ふたたび言おう。「安倍さん、アメリカは平和を愛する国ですか?」


 


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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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