幽霊話 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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※土方は、壬生の隣にある墓地に刀を持って、一晩中居たのですが、幽霊は出ませんでした。



1月19日の記事を読むと幽霊話が多い事に気が付きます。一つは、「硫黄島の幽霊」です。硫黄島へ自衛官が行っていますが、幽霊にあうと言うのです。食事している時に、フッと後ろを見ると後ろの席にお爺さんが座っています。それで、足がないのです。硫黄島の幽霊は話しかけてくるのです。怖いですね。


 それから、行軍の音が聞こえるのです。だいたい硫黄島で日本軍は1万8千人くらいの人数が死んでいます。硫黄島では、誰もいないのに一個連隊の行進してくる音が聞こえるのです。それで、パッと消えてしまうのです。このような幽霊話が載っているのです。

 海上自衛隊の三佐が幽霊を見て「お前も見たのか? 俺も見た」という感じで、夜中にうなされるのです。「村に帰りたいよ」「お母さんに会いたいよ」と、そのような声が聞こえてくるのです。

そのような話と海軍兵学校のあった江田島にも幽霊が出るのです。夜中にパトロールすると、旧軍軍隊の制服で敬礼してくるのです。「あれ、ここは自衛隊だよ」と思うのですが、そのような種類の幽霊が出るのです。怖いですね。他にも2~3幽霊の話があったのです。最近色々と出ています。

 首相官邸にも幽霊が出るのです。安倍さんは幽霊が怖いので、首相官邸には入らないから、住んでいないのです。

 幽霊の話は、一応の決着をつけておいたほうがよいと思います。答え「幽霊とは、有って無い」のです。「無くて有る」のではありません。一人称世界に出現するから「有る」と言っているのです。

 三人称世界に出現するものではないから「無い」と言っているのです。幽霊を見た人は、自分で見たのですから一人称世界で間違いなく幽霊を信じてしまいます。みなでまとまって「何百人が同じ幽霊を見た」ということはないのです。これは、三人称世界です。一人称世界では間違いなく幽霊が存在します。幽霊が出ると思っている人には、幽霊は出るのです。「無い」と思っている人に幽霊は出ないのです。

 これも有名な話ですが、新選組の壬生の屯所の中で多くの隊士たちが切腹しました。26人くらい切腹しています。墓地に「幽霊が出る!」と大騒ぎになるのです。「幽霊が出ました!」と、副長の土方に報告したら「何、幽霊が出る? 古来より武士に怨霊なしと言われている。それが幽霊となって出てくるとはふとどきである。ならば、拙者(せっしゃ)が行って切り殺してくれよう。まだ、殺し方が足らないのに違いない」と言って、壬生の隣にある墓地に刀を持って、一晩中居たのですが、幽霊は出ませんでした。このような有名な話があります。

幽霊とは、ぴくぴく・ぷるぷるして「怖い・怖い」と言っていると、枯れ花も幽霊に見えるのです。妖怪も一人称世界に存在するのです、自分の心の闇に存在するのです。そのような人は幽霊を見るのです。

 「幽霊などない」と考えている唯物論者は、絶対に幽霊など見ないのです。唯物論者は、心の存在を認めていないのですから、幽霊などというものは見ないのです。

 この「幽霊が見える」ということが、非常に大事です。このような人は感性を磨いて、霊界を知るということができるのです。しかし、変な方向へ行ってはダメなのです。唯物論者で「幽霊は存在しない」という人には、幽霊は出ません。

 このような唯物論者は、幽玄(ゆうげん)と言う事が理解できません。「死んでも魂が存在するのではないか?」というような高尚は思想を唯物論者は理解することはできません。

 我々の判断として、そのようなものが「一人称世界から来るのか」、「三人称世界から来るのか」ということをはっきりと知る必要があります。心の影におびえる人に幽霊が出るのです。「有る」から幽霊が出るのです。幽霊は「無い」とはいえません。「無い」ものはでないのです。幽霊は「有る」のです。

 しかし、それは三人称・四人称で出る問題ではないのです。そのような幽霊の影に怯えないような、幽霊さえも成仏させてしまうような境涯で進まなければいけないと思います。



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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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