未来との対話 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

世の中には人気者という人がいます。芸能人、流行作家、ロックスターがそうです。僕は前々から思っていたことがあるのです。僕は偉大な仕事をしているのです。ところが、永ちゃん(矢沢永吉)はくだらない仕事をしているのです。

 「永ちゃんは人気があって武道館を満載にできるのに、僕はなぜできなのだろうか?」それは僕と永ちゃんは、内容が全然違うことをやっているからです。こちらの方が上なのです。何が違うのかということをこれから述べます。

僕は未来と対話しているのです。今居る人間は横の人間関係です。今居る人間に幅広く受け入れられるためには、横の人間に必要とされなければダメです。矢沢永吉の歌を聞けば「永ちゃんの歌はいいな」と言うのです。そのレベルでボーと広まるのです。

 高尚なクラシックは「クラシック音楽はいいな」と広まるのかと思うと、少しは広まりますが、だいたいは無視です。人気者というのは、現代の人々が持っている問題点をうまく捕まえた人の事をいうのです。

 流行作家で芥川賞を受賞した連中にロクな奴はいないのです。僕はくだらない事をやっているつもりは全くありません。日本で一番大事な事をやっているつもりです。その時に人気はなかなか集まりません。それも覚悟してやっているのです。

 なぜかというと偉大な事は横の人々が理解することはできないのです。隣のオバサン、オジサンに如何に偉大な哲学を説いても、オジサン・オバサンが哲学を理解するとは思えません。

 まず、第一に隣のオバサン、オジサンは何も考えていないのです。問題意識がないのです。ただ、オジサン達が考えているのは「景気がよくなってほしい」「ゴルフやりたい」「海外旅行をしたい」とか、そんな事は考えています。

このオジサン達は「今日本で何が問題なのか」「政治とはどのようにしていかなければいけないのか」「日本人とはどのような人なのか」「日本の歴史とはどのような歴史か」「天皇の存在とはどのようなものなのか」など、そんな事を考えているはずがありません。

 「はい、いらっしゃい。いらっしゃい」と言っていればいいのですから、何も考えていないのです。その人たちが何を話そうとしても聞く耳をもたないのです。言っても無理なのです。そうすると誰もいなくなってしまいます。そうでない偽物だけがのさばるのです。

 ですから横に広げようとしても無理なのです。それは最初から知っています。では、誰を相手にしているのかというと未来を相手にしているのです。それは100年先か、200年先か分かりません。

 ここで考えてみる方法が一つあります。ここで永ちゃんが死んだら音楽は何年残るのでしょうか。多分、10年ももたないと思います。10年も経ったら永ちゃんの音楽は誰も聞きません。「昔、矢沢永吉というロックスターがいたな」という事くらいで消えてしまうのです。これは横の人間を相手にしてきたからそうなるのです。

 ところが、ビートルズは残ると思います。ポール・マッカートニーがまだ残っていますが、彼も死んでしまっても、ビートルズが生み出した音楽は100年経っても消えないと思います。これが違いなのです。ビートルズと矢沢永吉の違いはそこにあるのです。永ちゃんが死んだら彼の音楽は10年で消えてしまいます。ビートルズの音楽は、100年経っても残ります。これは、クラシック音楽でみてみれば分かります。ベートーベン、モーツアルトの音楽は何百年経っても消えないのです。

 音楽を作った時の人間は、「何百年先に聞いてもよい」というところに焦点を置いているのです。今の人間は分からないのです。モーツアルトがつくった音楽は当時の人間は分からなかったのです。いまになって「クラシックは凄いな」ということになるのです。

僕はそれを狙っているのです。同じ事なのです。今分からなくてもやがて「凄い事を考えていた奴がいたな。ここに全ての問題が解決されている」と、何百年先でもそう思えるような仕事をしているのです。

 そこに永遠の日本を見ているのです。これを歴史の虹とも言うのです。虹を見ているのです。一つ一つのものを見ると戦争があり、地震があり、津波があり、色々なことがありますが、日本というものを見た時に大きな未来へ向けて虹がかかっているのです。

 虹も細かく見れば雨露ですが、それが集まってくると虹になります。歴史は昔からずっと続いているのです。その中に溶け込んでいき、日本人に魂を与えようとするところに僕の仕事の中心点を置いているのです。

 ですから、八百屋のオジサンが分らなくて当然なのです。馬鹿にしているのではなく、分からないのです。「未来との対話をしていく」ということが、本当に日本をよくしていくということなのです。

 ヘイト・スピーチは「朝鮮人を日本海に叩きだせ!」と言っているだけで、今の事であり、未来とは何のつながりもないのです。しゃべるのをやめれば消えてしまう話です。

企業でもそうです。何百年も続けてやろうとしているのか、現在だけで商売をしているのかという事です。日本でも700年続いている「金剛組」という企業があります。奈良時代から続いている世界で一番古い企業です。

 そこには理念があるのです。会社を大きくしないで同じものを継続していくのです。我々もそうです。今の大衆に受け入れられて人気者になり、政治に出たりすれば創価学会のようになってしまいます。そんなものは全て偽物です。創価学会に未来はありません。もうおしまいです。金がある間は動いているだけで、創価学会に未来はないのです。

 正理会には未来があるのです。未来を望んで仕事をしているので、当然未来があるのです。




人気ブログランキングへ


『中杉 弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

     ↓↓↓

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137



朝堂院大覚先生と中杉博士の対談「剣道と神道」

          ↓

https://www.youtube.com/watch?v=caCJNYLJOXQ


【NET TV ニュース.報道】

朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


公開中!!!!