第三次世界大戦は始まっている | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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皆さんはまだお気づきではないと思いますが、第三次世界大戦は中東からすでに始まっています。このハイライトはISISというイスラム国が出来た時から始まっているのです。このイスラム国は、イラクのバグダットからシリアにかけて広がり、今やイスラエルに達しようとしています。

 これによって中東は三つに割れます。イスラム国・クルド人のクルド共和国です。クルド人は約6千万人いるらしいので、これが一つになろうとする動きがあります。中東の秩序の全改めです。

 パレスチナも自分達の自治区をつくりたいのです。このような動きが加速しているのです。アメリカはそのことを知っています。もともとその辺りは、イスラム国だったのです。それを西洋列強が植民地にするために線を引いたのです。こちらはイラン、こちらはイラクというように境界線を引いたので、彼等はそんなものを認めていないのです。

 「もともとイスラム国だった」という主張です。そして、イスラム法を復活させたのです。イスラム法では、死刑があるのです。「不倫した女は石を投げて殺せ」これは、イスラム教の戒律です。「目には目を」というハムラビ法典ですが、非常に激しい教えです。

 イスラム教の考え方は、モハメットの正当な血筋を引いた者が、宗教的指導者として治めなければいけません。その下に国王が存在します。国王よりも宗教指導の方が上なのです。

 「政教一致で政治の指導者と、宗教指導が一致するのが望ましい」という考え方です。今はまだそのようになっていませんから、それをどうしても造りたいのです。この動きに賛同した人がどんどん集まっているのです。知らない間にイスラム国には、もう10万人くらい集まっています。

 アメリカが「踏み潰してやる!」と空爆を始めましたが、イスラム国に集まる人間はどんどん増えているのです。この増えている若者の共通の考え方が「イスラム国でひと暴れしてやるぜ!」ということです。「白人など生意気な奴を3~4人ぶっ殺してやる」そのような気持ちで入ってくるのです。

 モーゼの思想やイスラムの思想は関係ありません。とにかくぶっ殺すのです。「ひと暴れしてやるぜ」という考えでやってきたのです。これは大変な事で、時代が中世に逆戻りしてしまったのです。

 イスラム法が復活して、女は顔を見せてはいけないのです。まさに中世そのものに戻ったのです。中東での西洋の秩序は失われたのです。それを西洋は必死になって取り戻すべく空爆を開始したのです。

 アメリカがイラクを滅茶苦茶にしたのです。フセインが「俺を殺したりすれば、ハチの巣をつついたようになるぞ」と言っていたのです。その通りになってしまったのです。アメリカはイラクに兵隊を送ったので、またすぐに行くわけにはいきません。

 後続の軍隊を送って「イラクは自分達で守ってくれよ」ということで、軍事訓練をして引き上げたのです。「またイラクに行かなければいけない」と言ったら、「自分達のつくったイラクの軍隊は意味がない」ということになります。だからもう行きたくないのです。

 そこで考えたのが、軍事顧問団をアメリカはイラクへ派遣することに決めたのです。

 軍事顧問団は直接戦争には参加しなくて、イラク人を徹底的に鍛え直して強い兵隊にして戦えるようにするのが軍事顧問団の目的です。

 陸軍はグリンベレーです。ベトナム戦争の時に活躍したのは、グルーンベレーです。海軍の精鋭特殊部隊シールズが軍事顧問団として派遣したのです。やることはグルーンベレーと同じなのです。それを使えばアメリカの世論はごまかせるので、オバマもO・Kしてしまったのです。

 それはベトナム戦争の再来です。そのようにしてアメリカはベトナム戦争に介入したのですから、アメリカはイスラム国に介入する準備だと分かるのです。軍事顧問団がいつ本当の軍隊に変わるか分かりません。

 これが今の中東情勢で、そのような事を考えると、ISISは「イスラエルを滅茶苦茶にしてやる」とも「滅ぼす」とも言っています。イスラエルは怒っているのです。イスラエルは水爆を持っています。

 イスラエル・イラク・シリア・ヨルンダンが入り、凄い戦争になってしまいます。その背後には皆、外国がついているのです。イラクにはアメリカ、イスラエルにもアメリカ、ソ連がついている国もあれば、ヨーロッパがついている国もあります。これでは、戦争になってしまいます。

 そこに自衛隊が参加するのです。米軍と一緒に集団的自衛権をやることに閣議決定したのですから、今度は自衛隊は出撃します。そこで、NHKのアナウンサーが、菅官房長官に「中東には行くのですか?」と質問します。「中東は日本の油がからんでいます。油が来なくなったら困るので、アメリカと中東に行って戦争するのですか?」と質問したら、菅官房長官が烈火のごとく怒り「くだらない事を聞くのではないよ。お前、誰に言われてそんな質問しているのだ?」ということがあったのです。

 その時に菅官房長官の頭の中では「中東に行って戦争をするのは当たり前だ」ということです。もうすでに「米軍と一緒に戦争をする」という構図が出来上がっていたのです。「何を今さら、当たり前だろう」ということです。

 公明党は「そんな事はありません。中東には行きません」と言っています。そんな話はもう通りません。集団的自衛権だと言っているのですから、当然中東に行きます。そのような動きになっているのです。そのような事が分ってくると、もっと分かるのです。

 自民党は秘密保護法を早々と通してしまいました。質問もさせませんでした。最近、発動したのです。法律は出来てからすぐに発動するのではなく、「何月何日から発動する」となっているのです。それがもう出来てしまったから秘密保護法は発動しているのです。

 新聞の発表を見ていると機密事項が約6万件あるのです。それについてはしゃべってはいけないのです。秘密事項を発表した場合は懲役10年です。「政府の秘密を教えてください」と言った方は懲役5年です。もう法律ができて作動しているのですから、これから政府が何をやろうとしても、外交と軍事に関する事項は秘密にできるのです。

「どのような外交をするのか?」「軍事はどのような秘密があるのか?」これもしゃべってはいけません。これに6万件の秘密があるのです。もう蓋をされてしまったのです。もうすでに自民党・公明党は国民をだましたのです。

秘密保護法は、自衛隊を中東に派遣して戦争するためにつくった法案です。そのための軍備は発表してはならないのです。一切秘密です。一部漏れている話では、日本は水爆保有国です。このような事を暴いて「日本は水爆を持っているではないか!」などとはもう言えないのです。それからプラズマ砲という破壊兵器を持っているとも言われています。これは一部ネットでも出ています。物凄い破壊力です。これももう言えないのです。

 そしてまだ不思議な事があります。日本でもまだ動いていない原子力発電所、動かなくても電力は足りています。何も不足していません。では、54基の原子力発電所は何をやっていたのでしょう。実は電力供給など行っていないのであり、プルトニウムを生産していた可能性があります。本当は、核爆弾を造っていたのです。これは宇野正美さんが言っていました。そのような事にふれられなくなってしまったのです。

 軍事機密としては日本の潜水艦は世界一の規模です。中国の潜水艦は「ガッガッガッガッ・・」と音がするのですが、日本の潜水艦は音がしません。これも軍事機密です。ステルスをどうやってつくっているのか、全て軍事機密です。

 日本は原爆保有国であり、世界一の戦車を持ち、世界一の潜水艦を持っているのです。政府は何でもできるのです。「軍事機密だから、国民には教えないぞ」ということです。

 特定秘密保護法も、集団的自衛権も第三次世界大戦の中東の戦争に自衛隊が参加する事を目的としていたことが良く分かります。問題点はここです。「アメリカが攻撃されたら自衛隊が攻撃します」というのはウソだったのです。どこの国がアメリカを攻撃するのでしょうか。そんな国はありません。何のための集団的自衛権なのかというと中東の戦争に参加するためのものだったのです。

 これが統一教会の教義です。「第三次世界大戦は必ず起きる」その通りです。その時に日本は参加するのです。そして、滅茶苦茶になってしまうのです。そしてその中から韓国統一教会が姿を現してくるのです。このような構図を安倍さんは信じ込んでいるのに違いありません。「第三次世界大戦が起きる」と信じ込んでいるのは、統一教会の思想であって、キリスト教のヨハネの黙示録に出てくるのです。

安倍さんはまさに統一教会キリスト教系の人間だったのです。ここに注意をしていかなければいけません。



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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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