神について | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。


※人間にとって神とは人間以上の存在です。
このように考えたら分かる問題があります。豚・犬・馬・猿などの動物が人間を見たらどのように見えるでしょう。まさに“神様”です。豚からみたら人間は“神様”です。人間はしゃべる事ができて、豚には想像もできない神の行動です。

 動物から見たら人間の存在は“神”なのです。神様そのものです。豚は「ブーブー」鳴くだけで何もできないのです。まさに人間は神様です。人間を動物としてみた場合に、人間以上の存在はないのでしょうか。それは、目に見えない存在です。上に神様がいて、人間界を見ているのと同じ目線でみていくと、神様の正体が少しずつ分かってくるのです。人間の上の上位世界があるのです。

 動物達から見てみると人間は上位世界です。人間の世界から見ると上位世界のものがあるのです。人間が最終進化の段階ではないのであり、上位世界があるのです。人間から見ると、これを“神”と言っているのです。動物から見ると人間は“神”、人間から見ると神様は人間から見えない存在であり、人間のDNAをつくったり不思議な存在ですが、人間が目で見ることは絶対にできない存在なのです。

 この目に見えない存在の“神”を分かった人間のことを高級人間というのです。目に見えるものしか分からない人を低級人間というのです。ということは、豚や犬と同じだということです。

 リベラリストという問題を考えた時に、そうなってしまうのです。「現実問題だけを解決すればいいのだ」と考えるならば、現実の解決は即ち動物の解決です。だから、何もならないのです。リベラリストは、“神”を生まないのです。

 人間以上の存在が“神”ですから、その神の存在が分るようになっていくことが人間として進歩しているということです。神を信じている人間もいますが、全く信じないリベラリストの人間もいるのです。

実業界の人間や商売をやっている人間は、理想ではなくてリベラルで行動しています。「どうしたら、物が売れるのか?」「どうしたら外国に商売を広められるのか?」という事を考えているのであり、「目に見えない人間以上の存在? そんなものは俺には全く関係ない」という考えです。だから、リベラリストは、ダメなのです。

 では、精神論者がいて「神の世界が全てです」と言った場合に、神の世界から何か物が生まれるのでしょうか。生まれません。神は目に見えないのです。目に見えない神が、人間の手を通して表すのです。人間が物をつくるということは、神様から「このような物をつくりなさい」という啓示があって、人間は物をつくっているのです。神様というものは、馬鹿には分からないので、分かる人間だけが分かっているのです。

 アインシュタインも冥想を深くやっていたのですが、冥想とは神様の声を聞くのです。現実の生活に目を奪われていると、「この仕事を片付ける」「掃除もしなければ」「今日の夕食は何にしようか?」などと考えていると、神様が見えません。アインシタインは「統一場理論はできますか? 教えてください、神様!」と、神様に聞いたのです。

 音楽家もそうです。ベートーベンや、シューベルトもそうです。瞑想すると、天から音楽が聴こえてくるのです。楽譜でこねくりまわして、つくっていくのではないのです。聞こえてくるのです。それは、まさに神の世界から旋律が聴こえてくるのです。それを書き写すのです。

 絵画も同じです。山下清は1分間風景を見ただけでそれを暗記してしまうのです。凄い記憶力です。パッと風景をみて暗記してしまうのです。その風景がどこにいくのかというと、天界にいってしまうのです。そこから山下清に降りてきて、それを描いていたのです。

 偉い人は天界の声を待っているのです。天皇陛下に聞こえてくる天の声もあるのです。「開戦する!」「もう戦争を止めろ!」と、天の声が聞こえてくるのです。間違いありません。

 日本でも神託があり、弓削道鏡が天皇になるという時に宇佐神宮に行き神様に占ってもらったのです。古代から占いがあるのです。「弓削道鏡を天皇にしてよろしいでしょうか」と占ったら、「天皇にしてはならない」というご神託がでたのです。これは、天の声なのです。人間は天の声を聞こうとしなければいけません。それが修行です。

 天の声を聞くための条件は冥想です。冥想とは、祈りなのです。「祈り」のことを英語ではPrayerと言います。祈りの中からあらゆるものが導き出されてくるのです。

 人間の社会の歴史を見ても、祈りの中からあらゆる文明が生まれてきたのです。昔は何もないのです。ローマの水道橋もなければ、何もないのです。木と森と水しかないのです。その中で、まず人間が「家をつくりたい」と閃き、「こうやって造りなさい」と、神様の声が聞こえるのです。

 それに基づいて古代はつくっているので、20トンもある石を削ったり、動かしたりできたのです。これは、神の声なのです。「ここに城をつくれ」という神様の声が聞こえてきて「はい、わかりました」と棟梁がその通りにつくったのです。そのようにして人間は文明をつくってきたのです。

その中に悪霊もいて「戦争だ!」「皆殺しにしろ」「原子爆弾をつくれ」とささやいてきます。これは、悪霊の声なのです。悪霊は破壊の声であり、よい神は創造(クリエイト)の神です。これを聞きわけていくことが大事です。

人間の上にあるものは、神の声です。またそれは悪魔の声でもあるのです。


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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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