寸止(すんど)めはやめろ! | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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※寸止めはやめろ!
今のマスコミ及び情報を見ていると、ほとんどが寸止めになっています。寸止めは、空手で使う用語であり、鉄拳を顔面に叩きつけると相手は死んでしまいますから、寸前に止めるのです。直前に止めることを寸止めといいます。今のマスコミはそのような姿勢であり、一番の急所を本当は叩かなければいけないのに、急所に来ると避けてしまうのです。だから、おかしな報道になるのです。

 これは、前回も書きましたが日韓問題も簡単なことで、朝鮮人が「我々は植民地にされた!」と喚いたら、「いつ、植民地にしたのですか?」と言えば終わりなのです。それをテレビでは、ハッキリと言わないのです。

 「植民地にされた!」ということをやり過ごしてしまうのです。植民地があったことにされて、次の話を重ねてくるのです。これではダメです。「植民地にしたのではないだろう。それを認めない限りはお前とは話をしない」、これで終わりです。これは、寸止めを破ったということになるのです。

 今回の集団的自衛権にしても、テレビでは非常にまわりくどい言い方をしています。「集団的自衛権を使える三要素」とか、「このような場合にしか使えない」と言っています。寸止めなのです。

本当に大事な要素は、「アメリカはどのような国ですか? アメリカは侵略国家であり、戦争国家です。10年に一度戦争をやらないとアメリカはもたないのです。アメリカは軍産複合体というものが、ガッチリとアメリカ国家を握っているのです。その軍産複合体がある限り、アメリカは戦争を起こし続けるのです。今まで。彼等が行った戦争は、侵略戦争です。日本が侵略戦争を行ったのではなく、アメリカが侵略戦争を行ったのです」ということです。

 アメリカの侵略戦争は、幕末の頃から始まっているのです。「極東の国日本を取る!」それにはどうしたらよいのか? 簡単なことで、東西に分けて戦争をさせるのです。戦争を始めれば、武器が売れるのです。グラバーを通じて坂本龍馬が一生懸命やったことは、官軍に武器をどんどん渡したのです。せっせと武器を売ったのです。鉄砲は、射程距離で戦争が決まってしまいます。

 幕府が持っていた銃の射程距離は100メートルくらいです。官軍が持っていた銃は300メートルくらい飛ぶのですから、幕府軍は官軍に勝てっこないのです。そのような銃を官軍に与えたのです。幕府はそれを知っていたので、徳川慶喜は逃げて恭順してきたのです。そこから日本に対する侵略は始まっているのです。

 次にロシアを日本に向けたのです。戦争させるために、日本に金を貸して日本はロシアとの戦争に勝ちました。勝った瞬間、「日本は危険だ! 極東のサルを叩かなければいけない」というので、綿密な計画を立てたのが「オレンジ作戦」です。オレンジとは、黄色い日本人のことです。この「黄色いサルをブッ叩く」ということを考えたのです。

 昔から地政学という学問があり、「海洋国家であり、大陸国家であることはできない」という地政学があるのです。それを彼らは知っているから、日本が大陸へ向かうように、大陸へ追い込んだのです。そこで「アメリカの石油を売らない」と日本人を怒らせて、大日本帝国艦隊がアメリカに来るように仕掛けたのです。

 実際はハワイで待ち伏せしていたのです。それで日本を戦争に引きずり込んだのです。アメリカは、9.11によりアフガンを叩き、ビンラディンを殺害しました。ベトナム戦争も、アメリカの駆逐艦が沈められて「やられた!」と自作自演で、ベトナム戦争に介入したのです。

 「アメリカは、侵略国家でしょう」と一言言えばいいのです。それを誰も言わないのです。テレビで「どのように集団的自衛権が使えるのですか?」と司会者が質問すると、「これは、このような場合にしか、使わないのです」と、自民党はわけのわからないことをテレビでは言っていますが、アメリカは侵略国家です。

そのアメリカと日本は、日米安全保障条約を結んでいます。「アメリカが、日本を守る」と言っているのですから、それでいいではないですか。その代り日本は、米軍に思いやり予算6千億円を毎年あげています。その他、日本の基地も提供しています。

 そして、日本は遠慮して原爆を持ちません。日米安全保障条約があるからです。それを押し通してアメリカに「守ってください」と言えばいいではないですか。何故、集団的自衛権なのでしょう。アメリカが攻撃されたら日本の自衛隊が出ていくというのが、集団的自衛権なのです。

 誰がアメリカを攻撃するのでしょう。すると思いますか? アメリカを攻撃することは、あり得ないのです。60発の水爆を積んだ原子力潜水艦が20艦も世界の海を巡回しているのです。分かりますか? 60発の水爆を積んだ原子力潜水艦が20艦もウロウロしているのです。誰がこんな国を攻撃するのでしょうか。

 トライデント型爆弾といって、先端が3つに分かれているのです。一つは、北京、一つは北朝鮮、一つは○○、と飛んでいくのです。その1発の原爆の威力が広島に落とされた2千倍の威力があるのです。2千倍の威力のある水爆を1艦で60発も積んでいるのです。そんなものが、巡回していて誰がアメリカに向かっていくのでしょうか?

 それも急所です。そのように言ってやればいいのです。アメリカが攻められることなどあり得ないのです。その他、気象兵器、地震兵器、プラズマ兵器、オーロラも持って「います。軍事的にアメリカはダントツで誰もかないません。

 そんな国を誰が攻撃するのでしょう。攻撃してきたら、「待ってました!」とばかりに言うでしょう。北朝鮮も絶対にアメリカに水爆は撃ちません。中国も撃ちません。中米戦争などありえないのです。だから、日本がアメリカを助けることなどないのです。

 アメリカの攻撃はないのに、何故そんなことを言うのでしょう。全てウソなのです。これをビシッと言えばいいのです。自衛隊が「アメリカの手先になって戦います。使われます」ということです。菅官房長官は「中東も出ていく」と言っています。「中東は我々の生命線だ。石油がなくなってしまう。石油が無くなったら我が国はシーレーンが壊滅してやれないのだ」だから中東に出ていくことになるのです。

 それから、世界各国の紛争も理屈をつければ、きりがありません。「スーダンであろうが、どこであろうがそこに賛成して出かけていくのが当たり前だ。国連軍に入るのだよ!」そのようになってしまうと、いいようにアメリカに押し付けられて「日本の自衛隊が、国連の中心になってやってくれよ!」ということになるのです。

 そのように急所があるのです。アメリカは戦争国家です。ずっと戦争してきている、本当の戦争国家なのです。「戦争国家アメリカと仲良くして、集団的自衛権を持ちましょう」など、何を言っているのです。どうしてアメリカを日本が助けられるのでしょう。日本には原爆は一つもありません。万が一、アメリカが水爆で攻撃されたら日本は何をするのでしょうか。日本は水爆を持っていません。

 一般方向を間違えているのです。それを本当にやるのだったら、一つしかないのです。「日本は何故、原爆を持たないのか?」「持てばいいではないか!」集団的自衛権と言う前に日本は原爆を持てばいいではないですか。プルトニウムはたくさんあるのです。

 何でも物事には急所があるのです。急所を避けていては寸止めになって何も効果があらわれません。言いたい事をズバッ言えばいいのです。朝鮮問題の急所は、「韓国を植民地にしたことは一度もない。日本と韓国が戦ったことは一度もない」というのは、急所です。さも、戦ったようなことを言っていますが、韓国という国を造ったのは昭和23年(1948年)です。それまでは、日本国であり朝鮮半島には国などないのです。

 中共もそうです。中国共産党は無かったのです。そんなものは、日本と戦っていないのです。中国共産党ができたのは、昭和26年です。昭和24年(1949年)になって中華人民共和国ができたのですから、それが何故、戦勝国なのでしょう。戦勝国のわけがありません。

 寸止めを止めて、ズバッと斬り倒していくということをやらなければダメなのです。





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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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