よもぎ塾10月5日のレポート | 無料塾「中野よもぎ塾」のブログ

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こんばんは、塾代表の大西ですニコニコ

東京では午後になって台風は去っていったようですが、皆様安全に過ごせましたでしょうか?
今日は塾生徒たちも中学がお休みになり、おうちで勉強に励んでくれた……と思います……にひひ

さて、昨日5日の塾のレポートです。
昨日は雨が強く降ってきたこともあってお休みの生徒がチラホラ。
遠くから電車に乗って通ってくる子も、電車が途中で止まって少し遅れてしまいましたが、4人の生徒で勉強しました。

直前までお休みのご連絡が入っていなかったので、当初は9人の生徒を想定しており、サポーターは5名なんとか集まりましたが「もう少しいればマンツーマンができるんだけどな~」「今日もアタフタしそうだな~」と思っていました。
ところが結果的に、生徒が4人になったので、余裕でマンツーマンが実現グッド!結果オーライ!
4名のサポーターの方にマンツーマン指導をお願いし、私が全体を俯瞰して見ながら、みんなの様子をしっかりチェックしていくことができました☆
このスタイルができると、どこでつまづいているか、どういうミスをしがちか、勉強の仕方にどういう傾向があるか、ということを私がメモしながら生徒たちの様子を見ていけるので、とても理想的なのです!

また、今回は生徒全員テストが終わったので、その結果を聞いていくと、新たに少しずつ「この子はここをもうちょっとやらないと」という課題が見えてきました。

個別指導については、終わった後に指導を担当したサポーター同士で情報共有をしており、生徒ひとりひとりについて「次に何をやってもらうか」「今後どういうふうに教えていくか」「家でどういうことをやるよう促せばいいか」「どういうタイプのサポーターをつけると集中してできるか」などをしっかり話し合って、次に活かすようにしています。
春からコンスタントに毎週通って来ている子は、半年じっくりつきあってだいぶ「何をしてあげるべきか」が細かく見えてきました。
ちょっとお休みが多い子に関しては、まだ見えていない部分が多いので、そこが今後の私たちの課題です。

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さて、集団授業では、今年司法試験に合格したサポーターのSさんが、司法制度についてのお話をしてくださいました。
ニュースなどで身近に聞く「刑事裁判」の場合、どのような司法手続きが取られるかということや、それが未成年だった場合、年齢によって扱いがどのように違ってくるのかというお話でした。

今回は生徒たちの質問もとても多くあがりました。そしていくつかの質問の流れで、ネットでこれだけ情報が流れてしまう現代において、未成年が犯罪を犯したときに、その後の人生がどう変わるのかという内容に触れることになりました。
またこの日、報道番組のディレクターさんが見学に来られており、急遽「未成年の刑事事件について、報道する際にどのように配慮されているのか」というお話もしていただきました(ありがとうございました!)。
さらに、インターネットでの個人情報流出に対処するお仕事を公務員として経験されたサポーターのお話も少し。

結果的にみんながたどり着いたのは、「何か事件を起こせば自分一人のことではなくなる。法がこうなっているからセーフ、という考えは間違っていて、やってはいけないことはやらないこと。それが大事」という感じだったと思います。

実は当初、授業をする前にサポーター同士で少し話し合ったときには、「未成年の凄惨な事件に触れるのはどうなのか」という話も持ち上がったため、授業では「司法制度がこうなっているという仕組みのみに触れる」予定だったのですが、生徒たちの反応で興味深い展開になっていきました。
みんなでいろいろ考えるいいキッカケになったのではないかと思います。

中野よもぎ塾には、いろいろな経験を持ったサポーターが集まっているため、こうした授業を展開するのが特徴なのですが、大人もいろいろと考えさせられることが本当に多いです。
子どもたちと一緒にサポーターも学習し、成長できる場として、よい雰囲気になってきたなと感じています。
次の授業はどなたに何をやって頂こうか……(←これを考えるだけでも結構ワクワクします)。


ということで、次回は10月13日(月・祝)、18時より、中野区産業振興センター3F会議室1にてお待ちしています音譜