母校の記念誌に原稿を送ることになり…… | 無料塾「中野よもぎ塾」のブログ

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こんにちは、よもぎ塾代表の大西ですニコニコ

先日、名古屋にある私が卒業した中学校から、連絡がありました。
学校が来年創立50周年を迎えるにあたって、記念誌をつくるので、そこに卒業生として原稿を書いてほしいとのことでした。

書いてほしい内容は、中学時代の思い出や、在校生へのメッセージということでした。

中学時代というと、もう20年くらい前の話なので、記憶が抜け落ちているところや、自分に都合良くねつ造されているところ(笑)もあるのですが、今、一生懸命くわしく思い出しています。

ただ、「その思い出を書いて、何になるんだろう汗」という、くだらない思い出のほうが次々に浮かんでくるのが不思議です!

でも、ひとつ確実に言える(書ける)のは、「あの頃の経験や出会い、考えたことが、今の私を支えている」ということです。

授業で言えば、国語の授業で私の作った短歌をすごく誉めて下さった先生。オペラの面白さを教えてくれた音楽の先生。
文学、文化というものに強く興味を持つキッカケになりました。
学校生活で言えば、生徒会やクラスの代表などをやらせてもらったことで、人をまとめる難しさを経験させてもらいました。
部活では、苦手なものでも他の人以上にひたすら頑張れば、わりとできるようになるということを学びました(運動神経が恐ろしいほどない私ですが、バスケットボールをやり続けたことで、高校の体育でバスケをやったときには、結構「うまい人」の部類に入れることに!)。

学校の中で学べたコトって、結構たくさんあったなと思います。
でも、今の私を一番支えているのは、当時の同級生たちだと思います。

実は、今、一緒に仕事をしている人がたくさんいるんです。
この夏の無料塾イベントに出てくれた芸人のぶらっくさむらいも、同じ中学校。
他にも、フリーのカメラマンや、ウェブ関係の仕事をしている人など、いろんな人と一緒に仕事をすることができています。同級生と一緒に電子書籍を書いて出版したことも。
仕事での関わりはなくても、同級生たちと会って「今こんなことをしている」「こういうことをやりたい」という話をする中で、お互いに刺激しあうことができて、夢がどんどん膨らんで、前へ前へと進むことができるんです。

よくテレビやなんかで、同窓会シーンが流れると「あの頃は良かったよな~」なんて言う人がいるんですが、ああいう空気じゃないんですよね。
「あの頃が良かったおかげで、今はもっといいよね」という話が多いです。

また、今交流を持っている同級生たちは、決して中学生時代に仲が良かった子ばかりではなくて、卒業してから何かの機会で再会して、意気投合した子なんかも多いです。
あまり喋ったことはなかったけれど、一緒の空間を過ごした経験があるからこそ、つながることができたんだと思います。

学校は、そこに通っているときだけでなく、卒業後もたくさんの出会いをもたらしてくれます。

だから、よもぎ塾の生徒たちも、今は仲良くない学校の友達でも、オトナになってから再会して、意気投合して、面白い化学反応を起こしちゃうかもしれません。
自分も少しずつ変化して、相手も少しずつ変化して、そしたら実は息ピッタリじゃん!なんてことが、ザラにあるわけです。
クラスメイトを見渡して、そんな想像をしてみると楽しいかもしれませんね。



さて、記念誌の原稿。
何をどう書こうか、もう数日考えてみることにしますニコニコ