金融機関は自社が取り扱っている商品を販売するのが仕事ですが、ファイナンシャルプランナーはお客さまのニーズをしっかりと把握して、お客さまの目的を達成するサポートを行うのが仕事です。
資産運用はお客さまの目的を達成するためのツールとしてものすごく有効ですが、まだまだ馴染みのない方も多いのが現状です。
そんな中で、運用しているお金がマイナスになっている、というのは運用を始めて行うお客さまには苦痛になってしまうこともしばしばです。
リスクを0にすることはできませんが、小さくすることは可能です。
そんなリスクを軽減する方法をお伝えします。
その1~銘柄の分散~
もし、金融資産のすべてを1銘柄だけに投資すると、その銘柄が大幅に下落した場合のダメージは計りしれないものがあります。
しかし、複数の銘柄に投資した場合、ひとつが下落しても、全部が同時に下落しない限り、ダメージはひとつ分に限定されます。
また、3銘柄くらいでは銘柄固有のリスクを軽減できる程度は限られていますが、投資信託(ファンド)を活用して100銘柄以上に分散投資すれば、銘柄固有のリスクは大きく軽減できます。
その2~地域の分散~
「国際分散投資」という言葉を聞いたことはありますか。
国際分散投資(コクサイブンサントウシ)には、投資対象を世界中の様々な地域に分散させるという狙いがあります。
あなたは、1つの地域だけに集中投資をすることによってどんなリスクが生じるか考えたことはありますか?
例えば
投資対象が日本の株式や国債に偏ってしまっている
預貯金もすべて円建で持っている
といったようなことはありますか?
もし、投資対象となる地域を限定すると、その地域の景気変動により、その地域の投資対象が同時にすべて下落してしまう可能性があります。
しかし、投資する地域を分散させれば、ある特定の地域が悪い状況に陥ったとしても、すべての投資対象が下落するというリスクは軽減することが可能です。
その3以降はまた次回以降でお伝えします。
資産運用に関して大阪のファイナンシャルプランナーに相談したい人は、是非ご連絡ください(^.^)