※ このブログを見てくださって本当にありがとうございます
本日の記事は、直前の4話、
(↑リンク) の続きになりますので、未だ読まれていない方は、
ぜひ先に ご覧になってみてください
昨日お話した、
代表ご夫妻と
「今後の進め方」について
相談しました。
と書かれた 問題の報告書には、続けて、
次のように書かれていました。
<今後の進め方>
上記をふまえると、以下のような シナリオを想定。
(日本ないし別の場所に) 異動の辞令を出す。
※特に重要な箇所を黄色塗りに致しました
これは以前お話した、
顧問弁護士による、下記の助言内容と一緒ですね。
森濱田と相談し、以下の意見をもらった。
まずは別居の方法を
具体化してはどうか。
おおきくは
「会社として日本への異動」
の選択肢が考えられる。
※詳しくは【1‐10】(←リンク) をご覧ください。
赤字の解説:
ミツカンの目的が「僕と妻を離婚させること」なのがはっきりと分かります。”別居の方法”として人事権を使って、僕を国外へ飛ばすことを助言しています。
また、同報告書には、森・濱田松本法律事務所が助言者であると明記されていますし、具体的に、O山弁護士(男性弁護士)とO野弁護士(女性弁護士)の名前が記載されています。
さらに、ミツカンは、
顧問弁護士に対して、
次の助言を求めました。
【要確認事項:育児休暇中に辞令だせない?】
※ 上記赤字は実際の表記のままです。
赤字の解説:
当時の僕は、義父から1年間の育休を取るよう言われ、そして息子が誕生した後は、4ヶ月以内にミツカンを辞めるよう義父から要求されていましたが、結局、僕はミツカンを辞めませんでした。そんなこともあり、とにかく急いで僕を国外へ飛ばしたかった様子が見て取れます。
上記赤字の質問に対して
顧問弁護士は次のようにアドバイスしました。
法的には発令は可能であるが会社として異動の必然性を主張しきれるようにしておくことが肝要。
会社に不当な動機があると無効とされる。
この観点では、離婚との因果関係を薄くする意味で先に発令をしその後に離婚を切り出すこともある。
※上記赤字は実際の表記のままです。
赤字の解説:
お話したとおり、ミツカンの目的は「僕と妻を離婚させること」ですので、そのようなバレてはまずい目的を覆い隠す方法がアドバイスされています。分かりやすく言うならば、「バレないように、もっともらしい配転の理由を用意しておくこと」「離婚を切り出すのと配転のタイミングが近いと目的がバレてしまうので気をつけて」とアドバイスが行われています。
つまり
端的に言えば
顧問弁護士は隠蔽工作を指南していたのです。
さて
ここまでのお話を整理するために
問題の報告書によって明らかになった
ミツカンのシナリオを 以下にまとめます。
【ミツカンのシナリオ】
目的: 僕と妻を離婚させる
(僕から親権を奪って、僕の息子を、和英会長夫妻の養子にする)
そのためにまずは別居させる。
具体的には、
会社として異動の指示を出して、僕だけ国外へ単身赴任させる。
(ただし育休期間中には通常は異動の指示は出さない。)
異動指示を出す場合、業務以外の意図があると無効とされるので、
これを避けるため、
離婚させる意図がバレないように、業務上の異動指示として もっともらしい理由を用意しておく。
また、
離婚を切り出すのは、僕を海外に単身赴任させてから後の方が、離婚の意図を薄められるので良い。
そして、この報告書によれば、
このシナリオ作りに関与した首謀者は、
以下の人物です。
中埜 和英 会長
中埜 美和 副会長
K島 常務
森・濱田松本法律事務所
男性弁護士・O山 氏
女性弁護士・O野 氏
ようやく…
首謀者と シナリオの全体像が、
明らかになりました。