GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
26 変形
ワープ変形の使い方
「ワープ変形」とは画像などのレイヤーを歪める効果のある変形ツールとのことです。
変形(動作)には下の7つの項目がありますが、正直内容は何となく理解しますが、いつ、どのように使うかは???状態です。
参考サイトでは女性の顔画像を使用していましたが、慣れていない為か上手く編集できませんでした。
「ワープ変形」の動作
内容があまりよくわかっていないこともあり、参考サイトの図を使用させていただきました。
【動作 7項目】
1.「ピクセルの移動」
2.「領域を広げる」
3.「領域をすぼめる」
4.「右回りの渦巻き」
5.「左回りの渦巻き」
6.「歪みを消す」
7.「歪みを滑らかに」
【元画像】
【1.ピクセルの移動】
マウスでドラッグした箇所をブラシの領域を歪めながら変形。
【2.領域を広げる】
マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を膨らませる感じに変形。
【3.領域をすぼめる】
「2.領域を広げる」と逆の効果で、マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を縮める感じに変形。
【4.右回りの渦巻き】
マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を時計回りにねじるように回転しながら変形。
【5.左回りの渦巻き】
「4.右回りの渦巻き」の逆で、マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を反時計回りでねじるように回転しながら変形。
【6.歪みを消す】
変形加工した部分をマウスボタンで押したり、なぞるようにドラッグすることで、歪んだ部分を除去して戻すことができる。
【7.歪みを滑らかに】
変形加工した部分をマウスボタンで押したり、なぞるようにドラッグすることで、歪んだ部分を滑らかに除去することができる。
「ワープ変形」のツールオプション
「ワープ変形」のツールオプションは下になります。
ちなみに先ほどの「ワープ変形」の動作については、下をクリックすることで変更できます。
■サイズ
ブラシのサイズを調整。
※キーボードの「[」、「]」キーでもブラシサイズの変更ができました。
■硬さ
マウスボタンを押したり、ドラッグしたときのブラシ領域の「硬さ」
を調整。
※「硬さ」のイメージがつかないのですが、
「硬さ」=変形させ易いか変形しにくいという感じでしょうか?
「硬さ」:0=変形しやすい ~ 100=変形しにくい
■強さ
ワーピング(変形)中のピクセルを設定することが可能。
ピクセルの設定で、変位の最大値がブラシの直径ということより、
・数値が小さいと細かく変形
・数値が大きいと大きく変形(最大ブラシの直径を1ピクセルと認識するため)
になるような感じです。
■間隔
ワーピング(変形)中の間隔を調整可能。
■補間アルゴリズム
共通のツールオプションで、
・補間しない
・線形
・キュービック
・NoHalo
・Lohalo
の選択が可能。
■存在しないデータの処理方法
変形後にできた空の部分をどのようにするかの設定。
None・・・変形後にできた空の部分は透明になる
Clamp・・・レイヤーの各エッジ(辺)が無限に伸びる
Loop・・・すべての方向に繰り返す
■高品質プレビュー
■リアルタイムプレビュー
チェックを入れることでプレビューを見ることができます。
■ストローク
マウス移動・・・チェックを外すと変形できなくなる
一定間隔・・・「ピクセルの移動」以外を、マウスボタンの長押しで連続して変形することが可能。「割合」の数値でストロークの速さを調整可能。
■アニメーション
設定したフレーム数でGIF形式のアニメーション画像を作成することができます。
設定「10」のまま「アニメーションの作成」を実行しました。
・別キャンバスに下のように10個のレイヤーが作成されます。
・「名前を付けてエクスポート」で、ファイル名.gif で保存。
下のダイアログで、「アニメーションとしてエクスポート」にチェックを入れて「エクスポート」をクリック。
下のようにアニメーションとして保存することができました。
内容としては以上になります。
以上をもとに、下の女性の画像で
・右目(写真に向かって左側)を「範囲を広げる」で少し大きくしました。
・左右の頬(えら)部分を「範囲をすぼめる」でほっそりした感じにしました。
【元画像】
【右目と頬を修正】
変化がわかり難いかもしれませんが、これよりも変形させると違和感のある編集になってしまうため実施しませんでした。
何となくはわかりますが、実際使用するには???な状態です。
今回は項目26 変形 その1 「ワープ変形の使い方」を勉強しました。
次回は項目26 変形 その2 「ハンドル変形の使い方」を勉強します。