♡大宮夫婦番外編♡monster 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



逃げ込んだ自分の部屋。

鍵をかけて、ベッドにぽすんと横になる。


コロンと転がってきたヒヨコのぬいぐるみをぎゅっと抱っこして目を閉じた。



関係ないなんて、ほっといてなんて、本気じゃない。


本気なわけない。



いつだって、1番の味方で私の大好きなお兄ちゃん。

どんな時だって私のことが最優先。

そらのいない私の人生なんてあり得ない。


だけど私もそらも、もう高校生であともう少しで卒業で。

次のステップに進むんだよ。


大学は2人とも推薦入試で、エスカレーター式の付属の大学に合格した。

年が明けたら、本当にあっという間に卒業式。


私たち、新しい生活に飛び込むんだよ?


このままじゃイケナイような気がするの。
何をしたら良いのか。
どうしたら良いのかなんて、全然わからないけど。

ジッとなんかしてられないの。


落ち着かない自分の気持ちを持て余して、なにか始めたらハッキリするかなって。


何かを変えたら、私、もっと自信持てるかなって。


そう思っただけなの。



そらは、平気なのかな。



新しく始まる生活に、そわそわドキドキして、落ち着かないのは私だけなのかな?


昔から、そらは落ち着いててどーんと構えてるようなところがあって。

そんなところまで、そらはお父さんにそっくりだねって、お母さんは笑う。


私がお母さんにそっくりなように、そらはお父さんにそっくりで、少しだけお母さんより背が高い。


背の高さ以外、男らしいけど綺麗な手も、鋼みたいにしなやかな身体も、お父さんのと比べると間違い探しみたい。



そんなそらは、私がドキドキしてる時、いつも手を握ってくれてた。


大丈夫って言うみたいに、ギュッと。



私はその手の温かさが大好きで、いつも安心することが出来たんだよ。


ねえ、そら。



私たち、ちゃんと大人になれるかな。


ずっと2人で歩いて来たけど、1人でも立つこと出来るかな?


そら、私がんばるよ。


だから待ってて。

私のこと、待ってて。