♡大宮夫婦番外編♡monster 2 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



さかのぼること15分前、家に帰ってきた私を待ち構えてたのは、玄関に仁王立ちのそらだった。


玄関に入った私を見るなり大声で叫び出したそら。



「あーーーーー!」

「そら、うるさい」

「お前えええええええ!」

「もー、なによ」

「ぶあっかやろおおおお!!」

「なっ!バカヤロウってなによ!」

「バカだから、バカって言ってんだよ!」

「なによ!バカって言う人がバカなんだからね!」



玄関で、いきなり怒鳴られてバカヤロウってなんなのよ。


怒るとは思ってたけど、ここまでとは思わなかった。



「お前っ、その髪っ....なんで」

「あー、この金髪?良いでしょ、似合ってるってみんな褒めてくれたし」

「みんなって誰だよ」

「カメラマンさんとか、編集さんとか」

「は?」


一瞬で空気が変わった。

そらが私のこと睨んでる。


「もういいでしょ。中入らせてよ」

「今、なんつった?」

「だから、中入らせて」

「違う!その前!」

「あー、カメラマンさん?」

「なんだよ、カメラマンって」

「読者モデル始めたの。まりんに誘われて」

「は?聞いてない」

「言ってないもん」

「お前、バカなのか?」

「はあ?」

「何なんだよ!どうゆうつもりなんだよ!」

「そっちこそなんなの!」

「いい加減にしろよ!」


手首を掴まれて、壁に押しつけられる。


さっきからずっと怒鳴ってるそら。

そらの目が怒りに染まって、力の込められた手首がジンジン痛む。


「痛い。放して!」

「嫌だ。モデル辞めるなら放す」

「嫌!辞めない」

「辞めろ!」

「いや!」

「お前!何のつもりだよ!」

「うるさい!そらには関係ない!」

「関係ないわけあるか!」

「もう!私のことなんてほっといて!」



ほっといてって言葉に、一瞬緩んだそらの手を振り払って、自分の部屋に逃げ込んだ。



傷ついた目をしたそらが私のこと見てたけど、なんにも言えなかった。


ごめんね、そら。

少しだけ時間が欲しいの。


傷つけるつもりじゃないんだよ。

少しだけ、少しだけだから。

待ってて、そら。