わんこのアルバイト日記 78 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




「智くんが、気にいってくれてよかった」

「うん。すげえ綺麗だった」

「ニノちゃんも、楽しかったみたいだね」

「はい、楽しかったです。すごく綺麗で、1秒ごとに変わっていく空の色も太陽の光の筋も、本当にすごかった」

「和、口開いてたもんな」

「もー。いいでしょそれは」

「よくない。めっちゃいい顔してたもん。おいら、アレで1枚描ける」

「智くん、マジで?」

「マジマジ。超いい顔してたからさあ、絶対描きたいんだ」



初日の出の感想とか話してたら、いつの間にかさとしの絵の話になっていってて、車の中は俄に賑やかになった。
 






『あーーー、寒いっ』

って言った相葉さんの声を合図に車に戻った俺たちは、持ってきたお弁当をみんなで食べ始めた。


相葉さんと翔さんの車は、後ろの座席が新幹線みたいに向き合うようになってて、4人で向き合ってお弁当を広げた。



相葉さんのお弁当は、さすがパン屋さんって感じのローストビーフを挟んだサンドイッチと、保温ジャーに入ったクラムチャウダーのスープ。それから、一口サイズのアップルパイ。


俺の作ってきた弁当と、1人分ずつ交換して分け合って食べた。


さとしも翔さんも旨いって、パクパク食べてくれて、作ってきたかいがあったなあって思った。



さとしは、絵の構想が幾つか浮かんでるみたいでご機嫌だし、来て良かったな。いや、連れてきてもらえて良かった。


翔さんと絵の話をしてるさとしを見ながら、あの日の出を思い浮かべた。



太陽が生まれてくるみたいな神秘的な光景。


暗闇に、少しずつ色が付いていくその景色は、きっとずっと忘れられないだろうな。



「ねえねえ、初日の出にお願い事した?」


相葉さんが嬉しそうに話してる。


「雅紀は?何お願いしたの?」

「内緒ー。言ったら叶わなくなるんだよー」

「なのに、智くんに聞いたの?」

「ん?あ、そっか。ごめーん」

「ふふふ」




昨日からの疲れはやっぱり残ってたみたいで、お腹がいっぱいになったら、あっという間に睡魔が襲ってきた。


みんなの話す声を聞きながら、隣に座るさとしの肩にもたれ掛かったら、そのまま夢の中に引き込まれた。