わんこのアルバイト日記 79 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




「和.....起きれるか?」


頬に手のひらの感触。

ふうっと目を開けたらさとしが笑ってた。


「和、家着いたぞ」

「ほえ?」

「家、帰ってきたよ」

「え?あ、えーー!!」



優しいさとしの声を聞いてて、なんだかまた眠くなりそうなんて思ってたら、え?嘘でしょ?俺、ずっと寝てたの?



「ごめんなさい!ずっと寝てたなんて」

「なんで謝るのー。可愛い寝顔ごちそうさまだよ。ね?しょーちゃん」

「ん?そうだな。智くんがニノのこと好き過ぎるから仕方ないよなあ」

「和の寝顔もおいらのだぞ」

「はいはい。おーちゃん今日は、ゆっくり休んでね」

「おう。ありがとなあ」

「あ、ありがとうございました」



なんだか恥ずかしいこと言われた気もするけど、車から降りてくれた翔さんと相葉さんから、自分達の荷物を受け取る。



バイバイまたねーって、手を振って見送って。


少しだけ寂しい気持ち。



楽しいお出かけや、集まりの後はなんでだろうね、お留守番の子どもみたいな気持ちになる。



自分だけ取り残されてしまったような
世界に一人ぼっちになってしまったような


その寂しさも、今はそんなに感じなくなった。
だって俺の隣には、いつもこの人がいるから。


隣に立って、俺の手をぎゅっと握る男の人。


その手はいつも俺を守ってくれる。


顔を見合わせて、少し笑って部屋に戻った。





お正月休みは、近所の神社に初詣に行ったくらいで、後はお家でのんびり過ごした。


TVをつけて「このタレントさんさとしに似てるねー」とか、「いや、アイツが和に似てる」とかそんなこと言い合ったり、ひたすらゲームをしてみたり。


さとしは、山での景色をいくつも鉛筆でスケッチブックに描いたりしてた。




明日からはまたアルバイトだねって話してた時、さとしから聞かされた話に、俺はびっくりして1も2もなく頷いていた。