わんこのアルバイト日記 73 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



宿で少し休んで、また、車で山道を登る。


そろそろ日をまたぐ時間だ。

どこまで登るのかなって思っていたら、山の中腹を過ぎて暫くして数台の車が停められる駐車スペースに、翔さんが車を停めた。


窓の外には、キラキラ光る夜景。


海に向うその駐車場は、街の灯りが綺麗に見えるポイントのようで、他にも車が停まってた。



「ここ、夜景が綺麗に見えるんだよ。どうかな?」

「本当に、綺麗ですね」

「うん。綺麗だ」

「しょーちゃん良かったねー。これも見せたかったんだよね」

「うん。なんだろうね、2人のことは、本当に親戚みたいな感じがするんだよね」

「翔くん、イイヤツだなあ」

「ふふ。本当にいい人ですね」

 

さとしと顔を見合わせて、ふふふって笑い合う。だって、そうでしょ?

俺たち、同じこと感じてたんですね。



「しょーちゃん良かったねー」


嬉しそうに相葉さんが、翔さんに話しかける。

はにかんだような笑顔の翔さんに言う。


「俺たちも、翔さんと相葉さんのことは親戚みたいな気がしてたんで、そうやって思ってもらえるの嬉しいです」

「だなあ」

「ね」

「そっか、通じ合ってるな」

「しょーちゃん、嬉しそう」

「雅紀もな」



くふふって笑う相葉さんは綺麗で、やっぱり美人さんなんだなあと、つくづく思う。

そんな相葉さんと見つめ合う翔さんも、くりくりのアーモンドみたいな目の、王子様みたいな人。


美人さん同士のカップルは、相葉さんの方が少しだけ背が高い。

そんな事まで俺たちと同じで、なんだか少し笑えてくる。


何事にも動じないさとしと翔さん。
すぐに狼狽えてしまう俺と相葉さん。


翔さんは、意外と相葉さんの気持ちには鈍感だったりして、時々相葉さんがムーっとしてるのも、俺とさとしに重なる。



「相葉さん、翔さん、これからもよろしくね」

「.....あ、うん」

「.....う、うん。もちろんだよ!」


何故か赤くなった2人に、さとしがムッとして


「和が可愛くても、惚れるなよ!」


俺を抱きしめて言った。