大宮さんの妄想blブログです。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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不安そうな顔で、俺を見てるおーのさん。
ねぇ、俺、今、すごい幸せなんだ。
あんたはなんでそんな顔してんの?
「おーのさん。俺、今、幸せだ」
「なんで?」
「あんたが、俺のこと、めちゃくちゃ好きなんだってわかったから」
「だけど...... 」
「何?」
「お前、山田と付き合うんだろ?」
「なんで?」
この人、何言ってるの?
俺、あんたしか好きになれないのに。
だけど、おーのさんは本当に困った顔をして、捨てられた猫みたいな顔してて。
「俺は、おーのさんが好きです。ずっと、好きでした」
「でも、お前、助けて涼介って....」
「ああ、それ...。あんたが、俺のことちゃんと見ないで、話も聞かないで、好きだとも言わないで、怖い顔してたから。」
「それは、ごめん。おいらが悪かった。2度と触るなって言われても仕方ないと思ってる」
「あんたは、それで平気なの?俺はそんなのやだ。あんたに触りたいし、触られたいし、抱いて欲しいよ」
言ったと同時に抱きしめられた。
「おいらだって、お前に触りたい。抱きたいよ」
「良かった。ねぇ、ちゃんと言って」
「なに?」
「ちゃんと、俺のこと好きだって言ってよ」
すうっと息を吸って、真剣な目に一瞬で変わる。そんなあなたが好きだよ。
「かず、好きだ。愛してる」
愛してる
初めて、ちゃんと言ってくれたのに
なんであんたの顔がぼやけてんの?
「かず、泣くなよ。愛してるよ」
涙を拭ってくれる指も愛しい。
「さとし、あいしてる」
初めての、気持ちの通じたキスは蕩けるほど甘くて優しかった。