大宮さんの妄想blブログです。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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涼介との取材は楽しかった。
こいつは、本当によく気が利いて、話も上手いし、楽しく仕事が出来る。
仕事を終えて、約束通り俺の家に向かう。
いつものように、マネージャーにスーパーに寄ってもらって、二人で飯を作った。
食べながら、お互いの仕事のこと、メンバーの面白い話なんかもして、ビールもすすむ。
アリーナツアーを控えてる俺の健康を心配して、バランスの良い食事を作ってくれた涼介。良い奴だよな。
食い終わって、食器を片付けて、本格的に飲み始める。
なんでこんなに楽しいのかな。
めちゃめちゃ楽しいよ、涼介。
「好きです、和さん」
「わかったよ」
「本当に可愛いですよね」
「ばーか、俺はお前より年上だっつーの。年上に可愛いはないだろ」
「いいえ、可愛いんですよ。顔も、態度も全部可愛いです」
「うっさい」
「顔、赤いですよ?そうゆうとこも好きなんです」
涼介との会話。ちりばめられる甘い言葉に心は揺れる。
揺れて、揺れて、もう涼介に堕ちそうなのに......頭の中で声がする。
「お前が好きだ」
俺の大好きな声が、俺を好きだって言う。
あの目は、本気の目だった。
もう傷つくのはイヤだ。嫌なのに。
なのに、どうして
俺はやっぱりあの人が好きで、この甘くて優しい後輩を、恋人には出来ないと思い知った。