逢いたくて 12 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

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大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl小説です。
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二宮くん
ニノさん
和也さん


やっと、ここまできた。

昔から、レベルの違いが分かるその演技に、憧れとか、あんな風になりたいなんて言えないくらいすごい人で。憧れてた。


俺の初主演映画のメインキャラクターの声を聞いたとき、絶対に和也さんだと思ったけど、うちの母親も予告見て「あれ、二宮くんよね?」って言ったけど、俺は、何にも聞かされてなかったから「違うよ」って言った。


嵐さんの番組に参加させて貰ったときも、疑うことも出来ないくらい普通だったし、逆に色々、声かけしてもらってありがたいなーって思ってた。

人なつこくて、可愛くて、口が悪くて、優しくて、そんな和也さんに惹かれていく自分に気づいたんだ。


初主演映画はヒットして、最終章が作られることになった。その映画の最初の撮影は、和也さんの実写部分で、俺は、こんな機会は2度と無いって思った。

撮影を見学させてもらって、圧倒的な存在感と、スイッチの入る瞬間、空気を吸うように自然な演技に目を奪われて。

しかも、オフの和也さんは、皆を気遣って会話を積極的にしてて。


完全に恋に堕ちてた。


映画のプロモーションで、一緒に過ごす時間が増えて、さらに恋心は燃えて。


ご飯に行ったり、和也さんのおうちにお邪魔させてもらうようになって、我慢なんて出来なくて、告白したんだ。

最初はさらっとかわされて、相手にもしてもらえなかった。

だけど、何度も「好きなんです」って伝えて、この間やっと「ちゃんと考えるから、時間くれるか」って言ってくれた。


俺、和也さんが大野くんのこと好きなの知ってるけど、絶対に退いたりしない。


前月、和也さんの部屋で二人で飲んだ日に、酔った和也さんが、ぽつんと呟いた。


「おーのさんが好き。でもずーっと昔、ふられちゃったからなぁ」


一瞬、泣きそうな顔をして

かくんと居眠りをはじめた和也さん。

少し揺すって起こしたら、その事を呟いた記憶は無いみたいだった。





大野くんは、ずるいよ。

和也さんの気持ち知ってて、あんな風にそばで大切にされてるのに、気持ちを受け取ってはあげないなんて。


だから、俺は絶対に諦めたりしない。

あんな風に泣かせたりしない。


幸せそうに笑ってて欲しいんだ。