大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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准一くんが帰った後、皆でご飯を食べに行った。
まーくんは、なんだか翔ちゃんと、並んで座って、楽しそうに笑ってる。意外に人見知りなまーくんが、会って間もないひとと、こんなに仲良くなるのは初めて見たかも知れない。
翔ちゃんも、ニコニコしてるし、時々大きな声で笑ってる。
潤くんは、さとちゃんを質問攻めにしてる。昔のこととか、ロスにいた頃の話とか聞きたいみたいだけど。
さとちゃん... そうゆうのあんまり覚えてないから、大丈夫かな?
なんだかんだと盛り上がって、お昼なのに少しお酒も飲んで、夕方、少し早いけど今日は、お開きにしようって解散になった。
「ねぇ、さとちゃん。楽しかったね~」
「そうだな。楽しかったな」
さとちゃんのマンションへの道を歩く。
僕は、少し酔ってて、さとちゃんと居ることが嬉しくて、ふわふわした気持ちで歩いてた。
そしたら、さとちゃんが、僕の横にピッタリくっついて歩きだした。
「さとちゃん?どーしたのお?」
「ん?虫除け」
「......?」
「わかんねえか。かずは、酔ったら三割増しで可愛くなるから、変な奴くると危ないから、ちゃんと俺の側に居ろよ」
「うん。さとちゃん嬉しい。ありがと」
うふふって笑いながら言ったら、さとちゃんが口元を隠して、ちっちゃい声で
「マジで、勘弁してくれよ...... 俺、理性持つのか?」
呟いていた。
それから、手を繋いで歩いた。
僕たち、こんな風にずっと、歩いて行けるんだね。
ありがとうさとちゃん。
まだ薄く明るい空に、一番星が見えた。