大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
かずが、皆に囲まれて笑ってる。
あの、新人歓迎会の夜、久しぶりに会ったかずは、とても綺麗だったけど、影があって、大人になったからなのかと思った。
透明で、キラキラしてて、本当に素直で可愛かったかず。
松本との仲を誤解して、そうゆうことしたりして、大人の雰囲気を身につけたのかと思ったりして、嫉妬で胸が焦げてた。
だけど、その影の理由をきちんと聞いて、松本との仲も誤解だって分かって、放ってなんておけなかった。
俺に出来ることを、なんでもしようと思ったから、昨日、かずの家に行ったんだ。
おばさんは、常に揺らめいていた視線が定まって、少しずつ、もやのかかったこの数年間をなぞっている。
昨日は、俺は家に帰るつもりだったけど、おばさんとおじさんが泊まっていって欲しいって、言ってくれて、俺は、すなおにかずの部屋に泊めてもらった。
夜中におじさんが、かずの部屋をノックして、俺を呼んだ。
聞かされたのは、優が死んでからのかずのこと。
それから、暫くおじさんは仕事を休むから、おばさんのことは心配要らないってこと。
月曜日に、病院に行って先生と話してくるけど、記憶が戻った時、かずを見て混乱する可能性があると言われていたことを、教えてくれた。
「だからね、申し訳ないけれど、暫く和也を、智くんのところに置いてやってくれないか?」
「へ?あ、あっ、はい。勿論、大歓迎です!いつからでも良いです!」
「しーーー。」
「あっ、スミマセン。」
「じゃあ、明日から頼むよ。」
「はい。」
それで、朝目覚めたかずに、その事を話すと、パッと頬を紅く染めて
「さとちゃん。嬉しい。」
って、小さな声で呟いた。