それでも... | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




何?その顔。






なんでそんな顔して、撮られてんの?

あんたがそんな顔するなんて、おかしいでしょう?


さっきまでは、ニコニコ笑ってたのに、スタジオに入る前に、俺のマネージャーが言った一言にひっかかって、あんたの機嫌は急降下。


昨日は二人で過ごして、今朝からラブラブビームが凄くて、嬉しかったのに。




迎えに来た俺のマネージャーは、スタジオにもうすぐ着くってタイミングで、新しい仕事のことを話し出した。



「二宮さんに、ドラマのオファーが来てます。原作のあるもので、とても人気の作家さんのお話です。広報課のカメラ担当者が、同僚に惹かれて、困難を乗り越えて結婚するって話なんですけど、お受けする方向で良いでしょうか?」


「あー、ちょっと考えさせて。」

「了解しました。お返事、2~3日中にお願いします」

「はーい。了解です。」


その、俺の返事に、この人はひっかかって、今あんな顔してる。


すぐに断らなかったから?

ちょっと考えるのも、気に入らない?

恋人が居るだけじゃなくて、結婚までする役だから?



そんなの!

あんた人のこと言えんのかよ。


あんたが出る新しいドラマは、初めてのラブ要素が売りで。


ドラマが終わって、すぐに撮影が始まる映画の、あんたの役は、

奥さんの尻に敷かれる凄腕忍者。


奥さんが居るだけじゃなくて、尻に敷かれるってなんだよ!


どうゆうつもりって......聞きたい


けど、聞けるわけないだろ?



あんたが、良いって判断して受けた仕事に、俺がごちゃごちゃ言える訳ない。


俺が、そんなこと聞いたら、あんた気にするだろう?


嫌なんかなって、断ろうかなって、そんなこと出来るわけないのに、なのに悩むでしょうよ。


そんなのは、俺は嫌なの。

あんたの邪魔はしたくない。

あんたにいつも笑っててほしい。



なのに!

なのに!


なのに......あんたは

そんな顔して.......ずるいよ。



俺はいつも、あんたを受け入れる。

俺のなかに。


俺が、堪らなくあんたを欲しい日に、あんたがそんな気無さそうで、機嫌悪そうなら、俺はあんたに寄り添って、あんたの望む俺になる。


ひとりのベッドで、燻る身体を、自分で抱きしめて眠ることになったとしても。







それでも...

俺は、あんたを好きで、あんた以外は要らなくて。


ふにゃんと笑ってる、あんたの顔を見たいって思うんだ。


好きだよ。

おーのさん。