パニックは休みなさいと体が教えてくれた | 女性は何度でも輝く

女性は何度でも輝く

子供は重い障害だったし。離婚もしたし。人生終わったと思った。もう一度立ち上がって看護学生になった。子供と一緒に夢を追う。終わりじゃない始まりの日々。

看護学生の夏休みは、夏休みではなかった。

大変なこともあるけど

今こうしてたくさん人がいる教室で
自分の足で、動いて学べる幸せを感じている。

もうどのくらいパニック発作を起こしてないだろう。
もう二度と普通の生活に戻れないと思っていた。

心臓に手を当てて
いつ来るか、いつ来るかと。

スーパーに着いて
買い物に行かなきゃと車を降りようとした時

突然の激しい動悸で1歩も
外に出れなくなって、泣いた。

スーパーに買い物もできなくなれば
家の階段も上がるのが怖くなった
そのうち、布団からも出られなくなって

自分は何の役にも立たない
何も出来ない何の価値もない
そう思って泣いた。

やらなきゃ、やらなきゃ、やらなきゃ
自分を追い込むのと追い詰めるは違うね

やらなきゃ、頑張らなきゃ
そう思った時点で

きっともういっぱい頑張ってる

限界だったんだ。

今なら思う
あんなに敵だと思ったパニック障害は
私に休みなさいと教えてくれた味方だった


誰かを頼ることを
ごめんなさいと申し訳なく思って

自分のできないことばかりに目を向けて

ママ、笑って?
子供はそれしか望んでなかったのに。


栄養のあるご飯を作らなきゃ
部屋は綺麗であれ
習い事や勉強を完璧に
しっかり教育しなきゃ
良き妻や母親でいたい

パニックに怯えながら眉間にしわ寄せて


どんっなに協力的な旦那様でも
どんっなに子供が好きな旦那様でも

お母さんが自分の子供にかける
時間と労力は誰にもかなわないの

お腹で育てて
産んで育てて

絶対にかなわないの

だから、ママであるあなたは笑って生きて?

と、元助産師さんである担任に言われた時

子供が言った
ママ、笑って?最近笑ってないよ?
って言葉を思い出した。


自分が明日も笑えるように

無理して笑わなくていい
泣く日があっても
落ち込む日があっても

また立ち上がって自分が笑える選択を
世間ではそれが良く思われなくとも

そんな選択を。