息子の出産①〜これで最期かも〜 | 女性は何度でも輝く

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子供は重い障害だったし。離婚もしたし。人生終わったと思った。もう一度立ち上がって看護学生になった。子供と一緒に夢を追う。終わりじゃない始まりの日々。

妊娠8ヶ月の頃
息子はもうお腹から出たがっていた
私はベッドから移動することも
禁止になった

この病院では1500g以下の赤ちゃんは
対応できず

息子がなんとか1500gを超えたであろう
妊娠8ヶ月の時に

もう、成長も止まっているし
早めにお腹から出して
治療しましょう。と言われた

サイトメガロウイルスは早い段階で
免疫グロブリンという薬での治療をすれば
難聴や精神発達の遅れを
改善する可能性があった

「今、この病院で
あなたの赤ちゃんが1番熱い!わよ!」

きっとこの出産のために
産婦人科と小児科の先生方が
連携し何度も話し合い
全力で準備してくださったのだろう

張りどめの点滴を止めてから
すぐに陣痛が始まったのだ

お腹から出たら
亡くなってしまうかもしれません

この言葉を抱えながらの出産は
とても怖かった

でも、時間の流れは止まらない
私のお腹のなかで
これまでよく耐えて頑張って育ったね

ありがとう
ママ、しっかりするからね