【覚悟】と【決断】一歩踏み出す事の意味 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。

どうも!!

 

今週1週間は色々とやることが有り過ぎて自衛官以来初の【勤労疲労】を体感した海猿です。

 

ここ数ヶ月、この【釣り業界】に参入する為に職種を問わず色々な方とお話する機会があった。

 

そんな中、自分の自己紹介の中で発せられる

『公務員を定年5年前に依願退職した』

『独りで会社を立ち上げる』

『資金や準備はして無い』

 

というキーワードに対し、必ずと言っていいほど言われるのが・・・

 

『凄い決断力ですね』

『よく覚悟ができましたね』

 

という言葉、その言葉の裏側には・・・

 

『無謀ですね・・・』

『アホちゃいますか?・・・』

 

そんな風に思っている方も居るのだろうが、純粋に【羨ましい】と思っておられる方や、

『自分もやりたい事があるけど覚悟ができない』

『決断力を身に付けるにはどうしたらよいのか?』

等のメッセージを頂くことも多い。

 

そんなメッセージやお話を頂く中で、これまでは明確な回答を伝えることが出来なかったが、

最近ハマっている【和尚】の言葉を聴いて気付いた事ある。

 

 

覚悟や決断できないのは先の見えない未来に対して不安ばかりを頭で考える事を先にしてしまうからである。

その為、資金準備や色々な諸準備を整えてから行動しようと考えるからである。

しかし、それは【覚悟】でも【決断】ではない。

【覚悟】というモノには【リスク】があってこそのモノ。

何もリスクのない決断を【覚悟のある決断】とは言わないのである。

 

朝、起きて『今からパンを食べよう』や『今からいつものように出勤しよう』という行動に覚悟は必要ない。

しかし、いつもは車で通う20キロの道のりを『今日は走って出勤しよう』となると

『体力持つかな?』

『足痛くなったらどうしよう、仕事にならなくなる』

そんな少なからずの覚悟が必要となる。

 

それをガチガチの準備、20キロを走り切れるようなるまでのトレーニングを積み、良いランニングシューズを購入してから

『準備万端!20キロは余裕!今日は走って出勤しよう』

そうなると【覚悟する】という感覚にならないのは納得できるであろう。

 

そういう事。

 

【覚悟】と【リスク】はセットである。

 

人間は【変化する事】を本能的に嫌う防衛本能を備えている。

それは生きていくのに必要な本能だ。

 

このまま、これまでの魚が居る所へ行けば今までの数の魚は獲れる。

このまま、これまでの会社に居れば今までの給料は稼げる。

 

このまま、変化をしなければ、少なからず今の現状は維持できるので守りに入ってしまうのが人間に備わっている防衛本能である。

 

人間は何か大きな変化や決断をする時になかなか覚悟を決めることが出来ないのが普通であるし悪い事ではない。

 

では何故、海猿は覚悟を決めて決断できたのか?

 



この本を含め、色々な本を読む中で

【死を間近に迎えた人間が後悔した事】

の中で一番多いのが

 

やらなかった後悔

 

『あの時、本当はやりたい事があったけど、やらなかった』

 

『あの時我慢したけど、ああ言えば良かった』

 

『あの時、ああすれば良かった』

 

そういった【やらなかった後悔】であるという事を知った。

 

考えてみると、『やれば出来たかも』という、やらない後悔はいつまでもその想いは消えることはない。

やってみての失敗は、ある意味納得は出来るハズだし後悔にはならないだろうと。

 

そして自分自身で考えているうちにその【やらなかった後悔】という事が大きなものだという事に気付いた。

 

それが2年前に己を【決断】させた思考である。

 

ここで、本当にやりたい事、決断したい事があるのに出来ない方へ・・・・

 

和尚さんの言葉から引用させていただく

 

『先に覚悟を決めなさい、それから必要な準備をしなさい』

 

納得だな。

頭の中で自分の力でどうしようもできない未来の不安ばかりを考え、やらない理由や出来ない理由を積み重ね、そして今の現状から身動きがとれなくなる。

【覚悟】しないから未来の不安を取り除く為の必要な準備などすることも妥協してしまう。

 

先の通勤で例えるならば、

『1ケ月後に20キロを走って通勤する』と先に覚悟して決めること。

決めてしまえばあとはやるしかないわけで、その為にトレーニング等の準備をすることが出来るのである。

仮にトレーニングや準備をサボって始めてもそのうち慣れてきて走って通勤が出来るようになる。

 

【準備や自信を持つ】ことが先ではなく、【覚悟を決める】ことが先だという事を和尚さんは教えてくれた。

 

そして

 

 

一歩踏み出すことの意味

 

 

覚悟を持って退職した自分自身、1月1日付けで退職してから1ケ月くらいはどうすればよいのか?何をすればよいのか?不安ばかりを考え、30年の自衛隊勤務から解放されて張っていた気持ちも切れ、グダグダな生活を送っていた。

 

しかし、何か少しでも行動してみようと動いてみると・・・

 

【行動】することによって不思議と【やるべきこと】が明確になっていき、【会うべき人】、【協力してくれる人】が現れてくるのである。

 

この【行動】することの重要性は実際に経験してみないと理解できなかったし、【頭で考える】ことを優先すればするほど【行動】

を阻害してしまうのを実感した。

 

 

と、偉そうな分かったような事を書いたが、現状を変えたいと考えるのならば

 

 

先ずは

覚悟を決めるそして行動する

 

そうしないといつまでたっても今の現状が変わることはないだろう。

 

と、再確認した今日この頃である。

 

 

さてさて、一昨日(3/23)~昨日(3/24)

 

釣り具の大手問屋さんである谷山商事さんの展示受注会へお手伝いと勉強の為に大阪へ行ってきた。

 

 

 

 

 

次回【釣りメーカーへの道】Vol.3

 

 

売れるモノと良いモノ

 

などなど、業界の事情と恐るべし拘りのメーカーの存在について書いてみたいと思う。

 

そういえば・・・

 

直近の2回のアジングは・・・・

 

0匹と1匹

 

書く事すらない・・・・

 

では!ごきげんよう!