【釣りメーカへの道】Vol.2 2022.3.16 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。

どうも!

 

一気に春めいてきた広島ではあるが、近場からアジが消えてしまい、いよいよオフシーズンを迎えた。

とは言っても、このオフシーズンは1週間くらいで抜けそうな予感・・・

 

ただ、今年の広島湾界隈の海水温は例年に比べて1℃近く低い(海猿調べ)

現在、年間でも海水温が最低となる時期であり、今後の海水温の上昇速度を凝視する必要があるだろう。

 

さてさて

 

釣りメーカーへの道 Vol.2

第2話

 

工業高校を卒業して、30年間も自衛官で勤務してきた海猿。

最後の数年間以外はほぼ現場の肉体労働者であり、PCの扱いは中学2年生並み。

さらに、自衛隊という閉鎖された社会に長くいると一般社会の常識が解らないままオヤジになるという危険性があるのだ。(現役の自衛官さんは気をつけよう!!)

名刺交換は勿論、言葉使いや電話対応等、色んな常識が身に付いていない事を実感。

 

自衛隊には【不動の姿勢】という自衛官の基本の姿勢がある。

一般に言う、【気を付け】、小学生は『きょーつけ!』とか言ってる姿勢である。(笑)

自衛官はその【不動の姿勢】を新隊員に教育する場合、

◎足を閉じ

◎かかとは付けてつま先は45度に開き

◎両腕の肘は真っすぐに下に伸ばし

◎拳は握り、脈どころを体側に付け

◎顎を引き頭のてっぺんからケツの穴に向かって一本の棒を刺したように真っすぐ立つ

◎視線は正面よりもやや上、眼球は動かしてはならない

 

といった具合である。

 

何が言いたいかというと、人にお会いし【お辞儀】をする時に海猿はこの【不動の姿勢】からお辞儀をするのだが、どうやらこれは日本の一般社会の常識ではないらしい(笑)

 

拳は握らずに5指を揃えて体側よりもややケツ寄りに軽く添える

これが一般社会の【お辞儀】する際の基本姿勢らしい・・・

兵隊さんは覚えておくように!(笑)

今考えると、自衛隊って【学校】みたいな感覚だった気がする。

自分はその社会常識が解らないままオヤジになり、そして現在一般社会の厳しさにぶち当たっている次第である。

 

さてさて、現在の釣りメーカーへ参入する為に何をやっているのか?

 

前記事にも書いたが、先ずはアジングに特化した製品で比較的制作コストが低く、リスクの少ない

それでいて重要な【ジグヘッド】と【ワーム】を製品化するために、色んな業者さんに見積もりを頂くためのデータ作成であったり、打合せ等々・・・

 

で、気付いたこと

 

『ジグヘッド』や『ワーム』を売っても生活していけるだけの収入は得れないという事。

新規参入の業界と繋がりの少ない海猿のような一般人がジグヘッドやワームを作る為にはコストが掛かりすぎて、450円のワームが1袋売れても100円も収入に繋がらないという現実。

1ヶ月に100袋売れても1万円

1ヶ月に1000袋(かなり無理な数字)売れても10万円の収入にしかならい・・・

今更、気付いたのか?と言われれば『そうです!』と答えるしかない。

まあ・・・

気付いていても同じ、自衛隊を退職して開業しただろう(笑)

それでも『出来る!』という根拠無き自信。

 

アジングに特化した【海猿】が『ジグヘッドもワームも儲からないから出さない』ってのは本末転倒である。

なので読者さんの期待に応え製品化し販売するのでご心配なく!

 

ジグヘッドやワームの他、チタン線材の設計~見積もりや今更の製造原価表の勉強。

リールシートの形状を自宅で削り出し、これを3Dプリンターで造形してもらう業者の選定や

そのリールシートは特許で使用できないか?を調べたり・・・

特許・実用新案申請の為の準備

更に、ホームページ作成の為の資料作りやロゴの作成

 

と、まあやることが有り過ぎる。

 

ただ、忙しいのだけれど何故か?楽しい(笑)

やっぱ好きな事をやってるからなのか?

 

そういえば、今日【社名ロゴ】が完成したので紹介しよう

社名 MIZAR(ミザール)

 

どうでしょうか???

UMIZARUとも読めるでしょうか?

 

コイツが数年後には全国の釣り具屋に沢山並ぶことになるだろう。(根拠ない自信)笑

 

そんな感じであっという間に1週間が過ぎてしまう。

 

実際に商品として店頭又はネットで販売できるようになるのは秋以降か?

 

それまでは無収入だ・・

 

【釣りメーカーへの道】は厳しい

 

オヤジの挑戦はつづく

 

以上、【釣りメーカーへの道】Vol.2

 

最後に、前回以降のアジングの忘備録とロッドビルド

 

マグナムクラフトX5915でチタンは20㎝をオリジナルテーパーで仕上げ

 

5.2ftで

 

 28gでの仕上がり。

ラッピングでロッドドライヤーからずれて汚くなった個所の修正が必要になった。

使ってみたが、もう少しダルダルに成ると思ってたが、思ったほどの軟らかさは無いね。

 

で、アジング

3月13日(日) 若潮 満潮1830 海水温15M:10.4℃

 

出港 1400

帰港 2330

 

 

 

 

昼間は20g~30gのジグ単でマゴチかヒラメでも、と思っていたが全くのノーバイトで完全試合。

 

1800頃からアジングをするが、今回は東京に行った息子が帰ってくるので、何としても【魚】必要だ。

その為、今回は検証込みで

 

① メバルサビキ

② 胴付き仕掛け3本針(青虫とシラウオ)

③ アジング

 

こいつで勝負!!

 

サビキ、胴付き仕掛けの2本を置き竿にしてアジング開始!

 

結果・・・・

 

アジング=0匹

胴付き仕掛け=0匹

メバルサビキ=5匹

 

痛恨のアジングは完封

 

釣れたのは20分間の間でそれ以外はメバルのみ。

 

アジは居るが回遊のタイミングが短く、小さいモノしか食わないイメージ。

 

アジは諦めて40㎝クラスの鯖が回ってきたので食材確保に移行。

 

ミノーを投げれば即ヒット!という極めて雑な釣りである。

 

釣っては即、頭と内臓を取り除きクーラーへ。

 

今回は刺身と〆鯖と塩サバにしてみた

 

 

〆鯖にするための塩での脱水、

 

1時間後・・・・

 

 

塩を洗い流し、米酢と調理酢を合わせて20分。

 

サイズが40㎝前後と中途半端だったので脂が乗ってるか不安で7本しか確保しなかったが、これが

 

激ウマ!!

 

次は10本くらいは確保だな。

 

しかし、アジはいつ回復するか??

 

引き続き通い詰めるのである。

 

 

 

 

では!

 

ごきげんよう!

 

 

と思ってたら先ほど東北でかなりの規模の地震が・・・

また、宮城や福島か・・・

 

関東でも大規模な停電とか現在被害状況がどんどん入ってくる。

 

被災している方、【命を守る】行動を!。