【海猿的アジング考察77】ワームセレクトの考え方 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


どうも!

超久しぶりの【考察】

今回のテーマは…

【ワームセレクトの要件】

アジング初心者~中級者~かなりの上級者まで
、ワームセレクト(ワームの選び方)の考え方は人それぞれさまざまである。


ワームセレクト(選び方)に限らず、自然相手の釣りにおいて、釣行に於ける【釣果】や【経験】を正しく【判断】、【解釈】するというのは極めて難しく、真実とはかけ離れた解釈をしているアングラーも少なくない。

とはいえ、【釣り】という趣味において【真実】を追究する必要はないかもしれない。

楽しむことが趣味である。









がしかし!(笑)

このブログは【真実】を求めていくブログ

その人それぞれ違った視点、認識、思い込みを含め、これまでの自分が得た経験を冷静に解釈した上で自分の【真実の考察】ブログである。

過去にも似たような記事があるが今一度、解りやすく伝えたいので記事にしてみた。



さて…
先ずは…

何故?ワームの種類やカラーを変えるのか?

これについて考えてみる。

アングラーで1番多いのが…

●魚の反応が変わるから

こう考えているアングラーは多い。

その日の魚の活性、明度や、濁度、ベイトの種類等々、状況によってアジが反応する形状やカラーが存在するというのが一般的な考え方だ。

しかし、残念ながら自分のこれまでのアジングにおいて一般的に考えられているようなワームの形状やカラーによる【魚の反応の違い】これを感じたことは殆どない。

自分がこれまで数多くのエリアや季節、水深や地形、アジのサイズ等、さまざまな状況でアジングを経験した結果の【解釈】がこの答え。

前置きが長くなったので本題に入ろう。

ワームセレクトの考え方

① アプローチ

② 釣り方

③ フッキング率

④ アピール力

⑤ たまに耐久性(笑)

以上がclass俺の考えるワームセレクトの用件である。

そこに【魚の反応の良し悪し】は④しか含まれない(笑)

その中で1番に重要視しているのが、①のアプローチ。次いで②となる。

どういうことかというと…

アジの目の前に如何にしてワームを届けるか?
    
これを第1に考えてワームセレクトをしている。





⬆現在、海猿が使用しているワーム

手前から

◎尺アジスワンプ(グローオキアミ)

◎ウェーブテイルロング(class俺の色SP)

◎ドミスト(class俺の色SP)

◎アジリンガーPro(グローオキアミ)

◎チビキャロスワンプ(グローオキアミ)

◎アジリンガー(グローオキアミ)

◎ラニーノーズ(class俺の色SP)

◎ウェーブテイル(class俺の色SP)



さてさて

①の【アプローチについて】

その最重要であるアプローチ(②の釣り方も含む)を考える要件として

● 飛距離
● 潮流

これを考えてもらいたい

飛距離が欲しい、遠目のポイントを狙う場合は

◎ スリムでリブのない平面の少ない小さいワーム

画像で言うならばチビキャロスワンプ。

そして潮流に対する考え方

水深があり、潮流が速い場合にJH単体でアプローチを考えるならワームの体積が大きなモノ、アジリンガーや、アジリンガープロは潮流の影響を受け易いため、ディープレンジにはアプローチし難くなる。

したがって、激流ディープにはアジキャロスワンプやドミストを使用している。

要するに…

アングラー側が【潮流を考えて、どうアプローチするか?】これによってワームの種類を変更するということ。



②の【釣り方】について

経験の多い、考えてアジングをしているアングラーならば気付いていると思う

【引き抵抗の違い】

⬆コレ

【引き抵抗】の違いは同じウエイトのジグヘッドを使用しても、ワーム形状、リブの有る無しで大きく差異がある。

しかも、アプローチするレンジが深ければ深いほど、その水圧によって差異が大きくなる。

さて、その【引き抵抗】の強さは1㌘前後~アンダー1㌘で【スローなアプローチを必要とする釣り方】に於いて大きな武器になる。

アングラーが軽いジグヘッドのウエイトを如何にして感じとるか?

アングラーが軽いジグヘッドのラインスラッグが無くなる瞬間、ロッド操作やリーリングでジグヘッドが動く瞬間を如何にして感じとるか?

このレンジを刻む上で最も重要な【情報】を得る上で大事なことである。

したがって、微妙なラインテンションの変化やリグウエイトを感じながらするアジングに於いては

リブのあるアジリンガー等が有効となる。

ただし、イメージだけでもディープのボトムレンジを捉えることもアジを釣ることも可能。

しかし、イメージだけより…

イメージとリアルの合致

これを感じながらの一匹は堪らなく楽しいと感じるアングラーは多いだろう。




③の【フッキング率】について

これについては、いまだ【真実】なるものはわかっていない。(笑)

ただ、物理的にワームの軟らかさや、太さや長さは影響するだろう。

海猿の場合は普通に…

フッキング率が悪いと感じだ場合はサイズを下げたり、軟らかい素材のワームにするのだが…
未だに答えは見つかっていない。


④の【アピール力】について

これについても絶対的な自信があるワケではないが…

◎ アジの絶対数が少ない時は長いワーム

◎ 春先~夏の表層アジにはも長いワーム

コレくらいか?

ちょうど今時期のアジは(エリアによる)

◎ 動き続けるベイトに反応する

そう感じている。

ただ、今時期の小さな個体(20㎝前後)で、昼間の【浮きアジ】は極小さなモノにしか口を使わないことも多い。


④の【耐久性】について

まあ、これは…

ジアイの短い時やフグが多い場合や経済的に考えると…くらい。

特に考えていない。(笑)


以上が【ワームセレクトの要件】

やっぱ【釣り】はアプローチが重要!

ロッドにしてもしかり、リール、ライン、ジグヘッド、そしてワーム

全てが

アジの目の前にルアーを届ける

その為のアイテムである。


えっ?

カラーは?



⬆コレが現在の1軍ワームケース(笑)

残念なくらいカラーバリエーションがない(笑)


何が言いたいか?といえば

自分の信じるカラーを使え!

そう、カラーの違いなどで釣果に差が出ることはない。

というのが、今の海猿的思考である。



さてさてブログ再開してまたまた間が空いたけど…









アジングは欠かさず行っております!

最近は…





燻製にハマりまくりだ(笑)

コレまじ美味しいね~



そして今週末は…


⬆千葉の興津海浜公園(リンクしてます)



⬆クリック!山口県周防大島椋野漁港

それぞれの清掃活動が実施されます!

お堅い活動ではなく、ゆる~い活動です。

参加してみれば何か得るモノはありますよ!

気軽に飛び入りでも参加してみて下さい!


という、海猿は仕事で山に籠って23日まで帰れないので参加できませんが…





是非!



おしまい。