【海猿的アジング考察73】アジングと感度 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


久しぶりの【アジング考察】


今回のテーマは…


【アジングと感度】


十数年前、アジングというものが認知されて以来、初心者アングラーを取り込む為にメーカーがアングラーに植え付けた意識


アジングロッド = 高感度ロッド


アジは高感度ロッドで微妙なバイトを感知して掛けていくモノ


そんな胡散臭いイメージを植え付けられたままアジングのキャリアを積んで現在に至るアングラーは少なくない。


そして今も尚、


⚫ 超高感度でシビアなバイトを感知!

⚫感度と操作性を両立!超高感度ロッド



みたいな胡散臭いキャッチコピーでの売り込み…


そんな次元の低い売り込み文句を見る度にclass俺くらいになると…



『ダメだコリャ…  チャンチャン(笑)』


という思いが…



こんな事を書くとメーカー関係者は鼻息荒く気分を害するだろうが、俺の正直な印象である。



更にエラソーに言わせてもらえば…


メーカーよりも一般アングラーの方が先を歩いているのが【アジング】。



まあ、【アジング】に限らず、メーカーよりも一般アングラーが【先を行く】ジャンルの釣りは多々あるのだが、【アジング】は特にメーカーが【遅れ】ている印象は否めない。




さておき、

お題の【アジングと感度】

これまでに何回か書いた事があると思う内容だろうけど…


◎ アジは特別シビアなバイトではない

◎ ロッドの【バイト感度】は釣果に影響しない

◎ 【感度バカ】は経験や結果における解釈がお花畑である


ということ。




さて、何故?


アジングには高感度ロッド!


という風潮になったのか?



アジング創設期、専用ロッドといったモノは当然無い。


メバルロッドを流用していたアングラーが大半である。


その当時の【メバリングロッド】といえば

レングスは7フィート~8フィートがスタンダードであり、ロッドの調子もペナンペナンのダルダルロッド。


ま、先ずは長すぎるわな…


そして、メバルの基本は【リトリーブ】であるが故にそんなペナンペナンロッドの方がメバルには【適】なワケだから主流になって当然。


そんなダルダルロングロッドをアジングに流用していたアジング創設期。


そして、【アジング】と【メバリング】の基本的なメソッドの違いから【張りの有るロッド】が有利だと認識しはじめられ…



その【張りの有るロッド】にすることでロッドの【バイト感度】が向上。


この辺から

『感度最高!』

みたいな風潮になり…


未だに過去の神話から抜け出せないメーカーやアングラーは

感度サイコー!


を現在になってもバカの一つ覚えの如く発信している。





要するに…

ひと昔の【メバリングロッド】では確かにアジングするには性能は物足りない



メバリングロッドに比べればアジングロッドには【感度】は必要。


そこは間違い無いのだが…


ただ、今時のエントリーモデルの【バイト感度】が有れば、アジを捕る性能は十分足りているワケでそれ以上の【感度】なんざ釣果upに全く影響しない。




いや、マジで…


釣果upに全く影響しない


大事なので2回書いてみた。



ぶっちゃけ、そこらの安い1万円以下のロッドだろうが、【俺のアジングロッド】だろうが、メーカーのハイエンドモデルロッドだろうが釣果は変わらない。


さすがにひと昔前の【メバリングロッド】では釣果は変わるかも知れないが…


以上、ちょっとまとめてみる



◎ アジのバイトは特にシビアなワケではなく、今時の安いロッドの【バイト感度】があれば釣果に全く影響しない。



さて


【感度】



これも以前に発信した事の内容の繰り返しになると思うがもう一度。


アジングに必要な感度
(厳密にはアジングが楽しくなる感度)



【バイト感度】<【操作感度】



これは…


【釣り方】や【ポイント】によって変わるのだけど、今時の既製品のアジングロッド
は…


◎易いアジングシーン向け


の性能のアジングロッドが多い。

所謂、【パッツン系】のロッド
                 
比較的浅いポイントでリグをバンバン動かすのに初心者でもリグの存在を感じやすいテイストのロッド。

【リグを素早く動かす瞬間】だけに【操作感度が特化】したロッドである。


ま、こんな【簡単なアジング】がスタンダードなワケだから主流になるのは理解出来るのだが…

そんなロッドがそこらに溢れ、同じ様なテイストの新作ロッドが発売されたところでclass俺くらいになると全く新作ロッドに期待するモノは無い。

というか、

『想像がつく』

『思った通りの性能』


であり、魅力を感じるモノはない。



それなりにやり込んでるアングラーや、ロッドビルドを経験したアングラーも同じ様な事を感じるだろうけどね。

あっ…

ロッドビルドをやってるアングラーも…

能書きばかりの【感度バカ】は存在するね(笑)


ということで

そこが正に…

メーカーがユーザーに遅れている

所以である。


書いてるうちに少し内容がズレたけど


アジングロッド

各メーカー、ショートロッドや軽量化は進化しつつあるが、基本性能、テイストが全く進化してないメーカーも多いね。


今更、既製品に期待してはいないのだけどメーカーが【バイト感度バカ】では進歩は無いだろう。


本当の意味での【操作感度】というモノの重要性を理解して欲しいね。


そうすれば一般アングラーはアジングが更に楽しくなり、アジングブームも長くなり業界も潤うんじゃないかな…



おしまい。