【虎の威を借りたがる鼠】 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。



なでしこの勝利に感動したので記事連投してみた




というか、前記事は3月?くらいに書いてブン投げたままの記事



にもかかわらず、沢山の閲覧有難うございます。













ここ数ヶ月のメッセージの質問で…





『メーカーのテスターやスタッフになるにはどうしたらよいのでしょう?』


年度末や年度始めに良くある質問である。

そんな事を俺に聞かれてもね~…


俺はただのオッサンアングラーだし・・・



それより、そんな質問をされた方に対して



『何故?成りたいのか?』

『しっかり答えたら質問に答えますよ』



と逆に質問してみる事が多い。そして、返事は無い事が多い…




さて…

そこで、このブログを読んでる読者に問いたい。



釣りメーカー等のテスターやスタッフに・・・

キミは憧れるのか?

それは何故?


と。








【俺の有名アングラーやテスター等に対しての思い】

をぶっちゃけてみる。



ルアーを始めた12,13歳の頃から現在に至るまで…





有名アングラーやメーカーテスターに対して一切、憧れや羨望はなく、凄いとか思った事は一度も無いワケ。



ガキの頃は雑誌に蘊蓄を書いてるバス界の超有名アングラーに対しても…



『なもん、金と時間が有れば俺でも出来るわい!』



まぁ、どこまでも【自信過剰な生意気なクソガキ】だった訳で、今も相変わらずの自信家なのは読者ならお気付きだろう。





先日、とある方とそんな話しをしたのだが、どうやら俺は普通じゃないみたい

普通のアングラーは…




有名アングラーに対して

『すげぇーよ!』

『○○さんだ!』

『一緒に写真を撮ってもらおうぜ!』


とか、考えるらしい。


一方、俺は…

『ん?』

『で?』

『ただのオッサンだ…』

『また胡散臭い事言ってんのかな?』


くらいなもん。



何故、ガキの頃から俺はそんな風に考える様になったのだろか?

只の【ひねくれ者】であるのも承知しているが…


今となって冷静に考えると…

やっぱそれは【誰でもデキる事】だから。


以前にも同じような記事を書いたことが有った?


釣りの世界って元々、分母は小さくコアな世界である。

いろんなジャンルのある釣りは、更に分母は小さくなる。




それを少しだけ早く始めただけじゃないか?



プロ野球選手の様にガキの頃から野球を志した沢山の人間から選りすぐられたワケじゃない。


一部の分母の小さい、少ない人間からの選りすぐりである。


たがらである。


そう【誰でもデキる事】じゃないかと考える様になった理由である。




人間は…



自分が出来そうに無い事

自分が出来ない事



それがデキる人間に対して憧れたり、羨望を抱くのだろう。



俺も一流のプロ野球選手相手ならば…


『すげぇーよ!』

『おっ!イチローだ』

『サインもらおう!』


とかになるだろう多分。



でも有名?アングラーだからと言って…

そんな超絶的な技術を持っているとは思えない


ルアーフィッシングで超絶的な技術だと感じた事は唯一



◎バスアングラーのキャスティングの精度

くらいか。


後は技術に対して凄いと感じた事はない。




誰でもデキる】からって有名アングラーをバカにしてる訳ではない。



それなりの探求心と行動力と情報発信能力と文章力と人間性は有名アングラーになるには必須条件だろう。


技術は?

はい、普通でOK


まあ、俺の場合は人間性でアウトだけど。




とにかく自分の場合、普通のアングラーが『あの人すげぇーよ!』と感じるところを…

『ふ~ん、で?』で終わってしまう。



さて、話しの方向性がズレてきたので戻そう




そんなワケで俺はメーカーテスター等に憧れたり、成りたいとは思ったことが無いのである。



さて、現実はどうだろう?

釣りメーカーのテスター等は?

勘違いしてほしくないので、先に書いておくが、全てのテスター等の話しじゃない。




けど、まあ…

それが殆どじゃないか?というのが俺の本音


○有名になりたい

○上手いと思われたい

○沢山のサポートメーカーをつけたい

○必死、且つさり気なく一般アングラーに自分は業界人間だとアピール




みたいなのが多いね…


その自分の立ち位置を守り、有名になる為に…

●媚び

●諂い

●妬み

●嫉み




そんな事も多く目にしてきた。

下手すると自分の所属してるチームの誰かが、自分よりサポートメーカーが増えたら…

●陰口


とか…






ぶっちゃけ反吐が出るね~

『そんなこたぁいいから釣りを楽しめよ』と。







されど人間故に自分も含め、『有名に成りたい』とかそんな【】が全く無い人間は居ないだろう。

が…

ばっかりの人間が多数じゃね?



自分の経験や知識を発揮して

『凄いルアーを作りたい』

『良いロッドを作りたい』

そう考えてメーカーでテスター等をやっているアングラーも多々居るのだけど…


残念ながら、『ダメなモノをダメだ』と言えないテスターも多い。



それはメーカーに干されたくないから媚びるのである。




俺なんか普段は仕事柄【上官の命令は絶対服従】な訳でお偉いさんには媚び諂う事も有る。


釣りは趣味だろ。



その趣味までそんなので楽しいのか?




これは【メーカー信者】にも言える事で


贔屓しているメーカーの製品に対して

100%不満が無い

事なんて有り得ない。

釣りという【不確定要素】が多い分野での性能に対する【意見の一致】は難しいハズ。

なのだが…

所属メーカー、贔屓メーカーの製品に対しては…


『社長!良いですね~』

『社長~最高ですね~』

と。



つうか、お前の会社の社長さんじゃねぇだろ!



こんな事だからいつまで経っても良い製品はなかなか出て来ないのである。


またまた話しが逸脱したので戻そう


さて?




俺は結局、何が言いたかったのか??




テスターやスタッフだからと言って




一般アングラーが思っているほど特別な釣りの技術なんざ持っていない



むしろ、色んな釣りを経験した上で、一つの釣りに専念している一般アングラーの方が【釣る】事に関していえば上かもしれない。



なので、そんなに憧れる必要もないのだと。




仮に信念の無い志の低いアングラーがテスター等になったとしても・・・



一般アングラーに対する影響力は少ないのである。



それは・・・



【己の理論】


を発する事が出来ないから。



メーカーと反する意見も無く



◎そこらの雑誌と同じような事



◎社長が以前言ってた事



を、異口同音で囀るだけ、それはリスクは低いが面白くも無い。



有名アングラーや社長さんでも勘違いや間違いも有るハズだろ?




とりとめなくダラダラと書きそうなのでまとめよう




釣りの達人なんかほんの一握り


一般アングラーが崇めている有名アングラーレベルには誰でもなれる


当然、俺のレベル程度なんざ誰でもなれるし・・・




そんな



テスターという肩書や地位なんざどうでもいいんじゃね??



それでも有名になりたいキミは頑張れ!






【虎の威を借る鼠】




ただ・・・



その肩書きが無くなれば・・・




何も残らなくなるんじゃないか??





『もっと純粋に釣りを楽しもう!』


と、俺の考えを書いてみた。






それより



なでしこJAPAN



準決勝で汚いラフプレーばかりの中国に延長の末、劇的な勝利!!!!



いや~久々に涙が出そうになったね~





澤の統率力、川澄の運動量は秀逸だな。




普段はサッカーは観る事ないけど、やっぱ【日の丸】背負うと熱くなれるね。







最後に



【俺のアジングロッド】シリーズの集大成



その第1弾!!




ロッドドライヤーに載った。












今回はシルバーとブラックを基調にしたコスメ



至高の4本で一番硬いブランクでのJH専用ロッド。



所謂【POISON】のレーシングtune。



レングス5.5ft


weight  48g位?




これまた楽しみなロッドだ。









今日の【名言】




夢中になるだけではチャンスはつかめません。



自分の能力以上のことに賭けなければ。





- ドロシア・ラング -

(米国の女性写真家、報道写真家 / 1895~1965)