一気に桜満開の都内
東京湾の海水温度も↑で無人島アジング開幕間近。
さて、今回の考察のテーマは…
【マッチザベイトって?】
その前に【俺のアジングロッドvol,20】
が、完成。
マグナムクラフトの正真正銘のオール40トンカーボンブランクにチタンティップ
レングス 5.5ft
重量 54g
ロッドバランスは過去最高の数値を叩き出した。
ブランクは毒々しい【クリアパープル】
スレッドも【毒】っぽいカラーで統一させ、我ながらナイスなコスメで仕上がった。
コイツは硬過ぎず、柔らか過ぎず
バッド~ベリーはパッツン系だが、ベリーからティップは急テーパーでチタンティップで【スローなアジング】にも対応。
結果、今まで作ったロッドでは最高の【バーサタイル】モデル
バーサタイルとはいえ、各性能を特化させた既製品のそれよりは上。
今回は【ガイドセッティング】を一新、バッドガイドには【トルザイト】を採用
このロッドに使っているガイド全てで0.7㌘
以前のそれよりも0.4㌘、僅かではあるが軽量化させた。
因みに、ATやLガイドではなくKガイドのH等でセッティングすると・・・
トルザイトでもこの重量。
あまりにも重いのでムダ肉をそぎ落としても・・・
う~ん・・・
ATの倍・・・
やっぱフィネスロッドはATガイドが良いね。
明日以降の実釣でそのポテンシャルを確認したいと思う。
さて、【海猿的アジング考察57】
【マッチザベイトって?】
先ずはこの言葉の定義から…
【マッチザベイト】
その時、魚が補食しているエサ(小魚や虫、エビなど)と同じ様な形、大きさ、色のルアーを使うこと。例えばシーバスがアユを捕食している時期はアユカラーのルアーを使用すること。マッチとは適合すると言う意味で狙っている魚のベイトにマッチしていると言うこと。
-まるわかり釣り用語集より引用-
ルアー界では当たり前に認識され、これは誰が疑う余地もない理論だろう。
何かとつけメディアやメーカーは・・・
『マッチザベイトが全て』みたいな情報ばかり目に付く。
が…
チョッと待てよ
これまで色々な魚をルアーで釣ってきたが…
【マッチザベイト】では無くても釣れる事の方が圧倒的に多い事実。
当然ながら【マッチザベイト】でも釣れる。
ここでどう考えるか?
自分もちょい昔迄は【マッチザベイト】信者であり、極力ルアーはベイトに近いモノを使っていた。
しかし、半端無い釣果で余裕ぶっこいて色々なルアーを試した結果…
【マッチザベイト】なんざ…
『重要ではない』
という事に気付く。
そう、ルアーの色や形、大きさ等、【マッチザベイト】でなければ釣れない。
そんな状況は極めて少ない事実に気付いた訳である。
ちょうど今時期は広島湾内はシーバスパラダイスど真ん中、ベイトは5㎝位のスルメイカだ。
これから5月中旬まではアホみたいに釣れる春のハイシーズンである。
所謂、【イカパターン】と呼ばれ、メディアからの情報は…
『クリアで系の動きの少ないルアーを使いましょう!』
みたいなものばかり。
20年前の俺は真に受けて…
それっぽいルアーを多用していた。
年間数百本
アホみたいに釣りまくり、色々なルアーを試す余裕が出てきて色々使ってみた結果…
フローティングミノー、シンキングミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、メタルジグ、トップやワーム等々…
『何でも釣れる』
事を発見。
ルアーにより、アプローチの難しさはあるが、それなりのレンジをそれなりのスピードでアプローチ出来れば釣れる。
5㎝の小イカに着いているシーバスが、ブリブリ泳ぐ14㎝のミノーで釣れる現実。
そこにメディアから発信される様な【マッチザベイト理論】は無いのである。
これはシーバスに限ったことではないし、ルアー対象魚全てに言えることだと考えている。
さて、ここで勘違いしてほしくないところで…
【マッチザベイト】は釣れない
ではなく
【マッチザベイト】でなくても釣れる事が圧倒的に多い
という事。
それと、【マッチザベイト】は全く関係無いというものではない
【マッチザベイト】が重要な状況も経験もしている。
オフショアでの青物、
いつも通り30g程度のメタルジグでは全く反応しないナブラに遭遇
5㎝位のタングステンのメタジならば即反応!
ベイトが極小の何者か?だった訳。
や・・・
リバーシーバスで
ブリブリ泳ぐウォブリング系のミノーはダメで
殆んど動かないロール系なら一発!みたいな事。
メバルなんかは・・・
シーズン当初はブリブリ泳ぐミノーには反応はないが、ストレートワームで即HITとか。
しかし、今時期からは逆にブリブリ泳ぐミノーの方が良かったり・・・
等々、確かに【マッチザベイト】が重要で釣果に関係する状況は有る。
しかしながら・・・
メディアから発せられる情報は・・・
『ほれ、ベイトと同じサイズのワームで攻略!』
『シルエットもこの時期は○○がベイトだから○○のワームが良い!』
みたいなものばかりである。
要するに・・・
『常にマッチザベイトを意識しないと釣れませんよ!』的な情報が蔓延。
そこが胡散臭いという事である。
そんな『○○でなければ釣れない』
そんな状況は少ないのにもかかわらず、である・・・
話しは変わるが、フライフィッシングの世界では【マッチザハッチ】というのがある。
これは、
『その時々の水生、陸生昆虫に極力似せた毛針を使う事が釣果を左右する重要なファクターになる。』
という理論だ。
自分はこの【マッチザハッチ】については100%肯定している。
それは…
【動きを与えない釣り】
だからである。
基本、フライフィッシングでドライフライ(水面に浮く毛針)は魚が居るであろうピンポイントを通過するようにアプローチして、後は川の流れに任せフライを流す
そこに【動き】は与えない
魚からすれば、餌か否かを判断する要素は【視覚】のみである。
しかも、上流から流れてくるモノは餌だけではない。
ただ流れてくるモノを【餌か?否か?】を判断する事を常に行っている。
そう、渓流の魚は視覚よる【餌か?否か?】の判断能力に長けていると考えている。
ということで、動きを与えない【マッチザハッチ】は釣果を左右する要素であることに何の疑問はない。
が…
そのフライフィッシング【マッチザハッチ】をまんまルアー対象魚に当てはめて
【マッチザベイト】として考えれているのが今の現状だろう。
【マッチザハッチ】と【マッチザベイト】
フライフィッシングとルアーフィッシング、大きな違いは、先に書いた
【動きを与えるか否か】
これに尽きる。
何が言いたいか?
動きを与えないフライは見た目は重要だが、動きを与えるルアーではそこまでシビアではない。
という事である。
それも踏まえて…
【マッチザベイト】は重要ではない事が多い
というのが、海猿理論である。
アジングに関して言えば…
どんなポイントや状況でも…
ほぼ100%同じワームで釣れる。
アミに着いているから極小ワームしか食わないという事は0ではないが、極めて稀。
しかしメディアは・・・
『頻繁に在る状況』
のように伝える。
これは営業目的だろ?
『同じワームでもカラーを沢山揃えないと釣れないよ!』
『状況に合わせてワームの種類を使い分けましょう!』
『とにかく沢山買ってよ!おバカさん!』
正に真実とはかけ離れた情報だと思う。
悪いが俺なら・・・
アジキャロスワンプ
アジリンガー
この2種類の1色のみで・・・
どんな状況でも普通に釣ってみせるのだが・・・
話しは変わり・・・
以前にも同じような事を書いたことがあるが・・・
もしも
本物の餌そっくりの触感で、本物そっくりの臭いで、本物そっくりの動きで、本物そっくりの見た目のルアーが発売されたら使いますか?
自分は使う事は無い
何故なら・・・
◎そうする事で釣果が飛躍的に上がるとは思えないから。
◎仮に釣果が上がっても、あまりにも本物っぽいと面白くもないから。
◎なら、餌使えよ!だから。
そう、今時のルアーフィッシングの風潮
ワームにしても・・・
リグにしても・・・
『釣れれば何でもOK!!』
そんな風潮。
そもそも、ルアーをやってる時点で自分なりに【境界線】なり、【拘り】を持っているから『ルアーフィッシングをやってる』訳で。
『釣れれば何でもOK!』
なら俺は釣る手段は選ばないだろうね。
まあ、その境界線は人それぞれだしどうでもいいが・・・
これを読んでいるアングラーにはその辺はチョッと考えてみるのも良いかと。
長くなったのでまとめると
●特にアジングではマッチザベイトを意識してルアー選択しなくても釣れることの方が多い。
●多少のルアーサイズの違い、動きの違い(特にワーム)、色の違いで釣果は変わらない事が殆んど。
●マッチザベイトよりも【マッチザレンジ】・【マッチザスピード】を意識した方が釣果は出る。
という事で
『マッチザベイト?んなもん関係ねぇよ』
『ウダウダ薀蓄は良いから釣りなよ!』
業界からすれば
『そんな事書くのやめてくれる?』
的な内容だが、やっぱり俺の頭の中では・・・
『マッチザベイト?なにそれ?』
で完結するのである。
本日の【名言】
アイザック・ニュートン(1642年~1727年)
前人未踏の分野を切り開き、世界を一気に変貌させたアイザック・ニュートンの言葉
人間は事実に反することを
想像してもよいが
事実しか理解することはできない。
事実に反することを理解したとしたも、
その理解は間違っている。
- アイザック・ニュートン -
おしまい。






