先週末から現在3℃近く海面温度が上昇した外房エリア!
週明けの爆釣果を楽しみにしております。
しかし・・・
猿は勤務と金欠で釣りは断念です。
さて今回のテーマは・・・
【なぜ?アジングは難しいと思われてるの?】
ブログ開設以来、『アジングは難しいものではない』と発信してきたのだが、肝心な【難しいと思われる理由】には触れていなかったので、今回のテーマにしてみました。
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海猿的には【アジング】が特別難しい釣りだとは思わないし、むしろ要所を押さえれば簡単な部類だと考えている。
では、なぜ『アジングは難しい』といわれてるのか?
理由は沢山あるが、大きな理由3つと順位をつけてみた。
【アジングは難しい】と思われる理由
第1位 リグが軽い(ラインが細い)
第2位 アジは回遊性が高い
第3位 メディアの影響
とまあ大きくは3つ。
①【リグが軽くラインが細い】について・・・
実際問題としての1番の理由であるがやはり、リグが軽いというのはライトゲームを経験して無かったり釣り経験が浅いと『難しい』と感じる事は多いだろう。
リグが軽いと何故難しいか・・・
● 操作感の無さ
これがおそらく【アジングは難しい】と思われる最大の理由
慣れないうちは『何をやってるの?』か解らないことがある。
それが理由で、着底が解らなかったり任意のレンジが攻めきれなくなってしまう
そしてリグの重みを感じたくなって、必要以上にリグを動かしてしまうようになると考えている。
これもある程度の経験と、ある程度のタックルがあれば問題ない。
● キャスティング
これは少し経験すれば直ぐに出来る様になるが、意識してやってないといつまでも上達しない。
飛距離は重要な要素なので、人並みに飛んでるか?を意識してみる。
● ライントラブル
ライトリグゲームではライントラブルがつきものである。
トラブルを回避するために大事なのは、キャスト~無駄なラインスラッグを回収するまでの過程。
方法は色々あるがここでは割愛します。
関東ではなかなか1lbとか2lbのラインが置いてある店が少ないが、瀬戸内では1~2lbが主流である。
よく勘違いされているのが・・・
細糸=トラブル多い、上級者向き
↑これは間違いである。
確かに結束強度やドラグの調整等は細糸の方がシビアになるが、トラブルの代名詞【バックラッシュ】は・・・・
同じリグで使用した場合、フロロ1lbラインよりも圧倒的にフロロ3lbラインの方が【バックラッシュ】は多い。
エステルにしても、PEラインにしても同じ重さのリグを使うと太糸が【バックラッシュ】は多くなる。
なぜラインについて書いているのか?先に書いた通り、飛距離は重要な要素だし、細糸の方が水なじみが良く風や流れの影響を受けにくい。
そして細糸の最大のメリットは【リグが入り易い】という事。
このメリット全てが【操作感】や【ボトム感知】・【バイト感度】にプラスに作用する。
ライントラブルが気になる方は思い切ってラインを細くする事をお勧めします。
関東の釣具屋さん!細糸を置いて下さい!!
話は逸れたが、ライントラブルが多いのも【アジングが難しい】と感じる理由ではないだろうか?
以上が【リグが軽くラインが細い】事で難しと思われる理由。
② アジは回遊性が高い
メバル等とは違い、居付きのアジは少ない。
特にシャローの多い外房エリアでは、その回遊次第で釣果は大きく差が付く事になる。
回遊が無ければ【そこに魚が居ない】訳だから、釣果は0という事も・・・
とはいえ、回遊しやすいポイントや条件はあるので通って行くうちに解ってくると思う。
これを理解せずに【アジが居ない】ポイントで粘っても釣果が上がらないし、
【アジが居るのに釣れない?】と勘違いしてしまう。
外房の水深5M以内のポイントであれば、2~3投すれば答えは返ってくる事が多い。
後はタイミング、潮の満ち引きや時期、時間帯で回遊するタイミングを追究すれば釣果は出るようになる。
以上です、次は・・・
もしかすると?
【アジングが難しい】と思われる理由の1番かもしれないのが・・・
③ メディアの影響
この悪影響をブチ壊す為に海猿ブログを書いているといっても過言ではないほど危惧している事項である。
ここで、雑誌等で【アジングを難しく】している内容の中で、海猿的に間違いだと思う事をぶった切ってみます。
① 『アジはフッキングが難しい』
そんな事はない、以前から書いているように微妙なバイトを即!は必要なし。
普通のフッキングで問題なし。
② 『アジはレンジがコロコロ変わる』
これも微妙に間違いだと考えている。
そのレンジの魚がレンジ移動するのではなく、違うレンジに新たな個体が回遊しているというのが自分の考え。これが理由で釣れないと感じた事は無い。
③ 『アジは着き場がコロコロ変わる』
回遊魚だから当たり前、アジに限った事では無いし普通の魚の行動。
④ 『その日の当たりカラーを探すのが大事』
そんなものは有りません・・・
濃淡の違う数種、クリアー、ソリッド、グロー
これだけ有れば十分だし、カラーによって釣果の差が出る事は少ない。
ましてや『そのカラーしか反応が無い』というのは大間違い。
似たようなカラーで有れば問題なし。
猿的にはカラーは【自分を納得させる】・【気分転換】・【楽しみ】位にしか考えていない。
⑤ 『ロッドは高感度でないと・・・』
大間違い、あまりにも操作感の少ないロッドでは釣果に影響が出るが、有る程度の感度が有れば釣果は出る。
それをあたかも【ロッド感度次第で釣果UP】みたいな記事が目立つ、
【高感度ロッド】は使って楽しいから使っている。
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少し考えただけでこれくらいだが、まだまだ【難しく考えさせる事】は沢山ある。
これを・・・
いわゆる有名アングラーやブロガーが・・・
メソッドやアクション、小難しいリグや、アジの付き場解説等・・・
より難しく、超絶テクを紹介したり、神技的な事ばかりを前面に出してアジングを難しくさせる。
まるで、そうでもしないと釣れないと思わせるような情報発信の数々。
これが一般アングラーを混乱させ、あるいは勘違いさせ・・・
【アジングは難しい】と思い込んでいるのではないかと感じる。
とはいえ、その有名アングラーの言っている事をやらないと釣れない事も有る。
しかし・・・
そういう状況は極めて少ないし、自分のアジングで感じた事はほとんどない。
それを一般アングラーは、どんな状況でもその小難しいアクションやメソッドその他色々を実践しないと釣れないと勘違いされている方が多い。
基本的に【アジングは簡単】
アジが居る状況ならば、いつも言っている通り【レンジ】さえ合わせてやれば
そこそこの釣果は出るものである。
これを勘違いすると・・・・
ロッドが悪い
ワームが悪い
カラーが悪い
アクションが・・・・
立ち位置が・・・・
ラインが・・・
フッキングが・・・・
JHが・・・・
という思考に陥る事になる。
自分だけ釣れないのであればそういう事なのかもしれないが・・・
そこにアジが居ないのに釣れる事は無い。
アジングに限らず、釣りはポイント次第。
アジが居れば、超デタラメで無ければ、レンジさえ合わせてやればアジングは基本的には簡単な釣りです。
そんな簡単で面白いの?って良く言われるが・・・・
猿的にはアジングは【バイトの瞬間】・【そのバイト数】・【釣れる事による試行錯誤】が楽しいと感じています。
長くなったので・・・・・
まとめると
● 軽いリグ、細糸は慣れが必要
● アジは回遊性、そこに居なければ絶対に釣れない。
● アジは居れば普通に釣れる状況の方が圧倒的に多い。
● 有名アングラー等から発信されるメソッドや小難しいテクが必要な状況は少ない。
● 有る程度のタックルと、リグ、ワームが有ればそこそこの釣果は出る。
● やはり【レンジ】が大事。
そう!
アジングは・・・
奥深い部分もあるが・・・
手軽で簡単なルアーfishingです!
おしまい。