【海猿的アジング考察⑲】思考編 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


連投の【アジング考察】になりますが‥‥

実は月曜~金曜まで仕事で軟禁状態の海猿です‥‥


皆さんの釣果を見ては溜め息ばかりですね。

さて

連投の【アジング考察】の

テーマは


【思い込み】と【検証】


????

【思い込み】とは?



ある考え方に 執 着し、合理的な推定の域を超えて、固く真実だと信 じること。

思い込みをする人は、自分が正しいことを言うため に、常識・道徳・前例・先入観・固定観念などを根 拠にすることがある。

しかし、こうした根拠が他者 と全く共有できないものである場合も珍しくなく、 合理的な説得をしても信じてもらえない。


という事らしいです。



【検証】とは?

事実を確認する事ですね。






今回の【アジング考察】は随分前からタイミングを図り温めてきた考察です。






何が言いたいか?ズハリ!

【少ない釣果】で【確証】を得るには、
かなりの数の【検証】をしないと

それは【思い込み】になるという事



一時間に一回程度のアジの回遊

それまで色々なジグヘッド、ワーム、カラー、アクションを変えながら‥‥

その回遊に出くわすと‥‥


釣れる訳です。


でも‥‥その時に付いていたジグヘッド、ワーム、カラー、アクションが‥‥

その日の【パターン】っていう

【思い込み】の発生が‥‥


自分は

『そのリグで、そのカラーで、そのアクションじゃなくても釣れたんじゃないか?』

と考えるが‥‥



近くのアングラーは、すかさず真似をすると‥‥

またまた釣れる訳です。

自分は天の邪鬼だから全く別物のリグやワーム、アクションでやってみると‥‥



釣れる訳です。




そう!

大きく違うアクションやカラーでなければ

その時はアジが回遊してるのだから
別にそのジグヘッドやワームやアクションでなくとも釣れる



のだが‥‥



しかし、そのリグとアクションで釣れたのだからそのリグで続行。

すると、また釣れた。


一時間に一回程度のアジの回遊なら断定は出来ない



たまたまその時に付けていたジグヘッド、ワーム、カラー、アクションで釣れた事実だけで‥‥


【今日のパターン】だ!

って【思い込み】が発生する


↑これは自分自身も過去に有った事実です。


しかし‥‥


アジングに限らず、自分がその

【思い込み】の呪縛に疑問を持ち始めて

少ない釣果での数多くの【検証】をやってみた結果は‥‥

やはり【思い込み】に間違いない事に気付いた訳です


巷では

【このカラーしか食わない】

【このアクションだけ喰う】

とか間抜けで、たいした【検証】も行われていない状況で【断定】されている。


でもね~


例えば10対0とか釣果の差がつくならそれは【思い込み】ではないだろうが、

1時間で数匹の状況での【断定】は【思い込み】に他ならないだろう。


しかもそれが

【クリアーラメ】しか食わない

【只のクリアーはダメ】とか‥‥


有り得ない!


あからさまに違うカラーなら少しは信憑性があるのだが‥‥

その程度の差で釣果が大きく差がつくって事は無い




とはいえ、少ない釣果なら

【釣った者勝ち】

後付けで何とでも

【その日のパターン】

って言える訳です。


しかし‥‥

そんないつも【パターン】が変わる訳が無いのです。


昨日嫌いだったものが今日好きになるか?って事。

人間にも言える事だけど、好物がコロコロ変わる訳ないですよね?


という事で‥‥


【思い込み】


は少ない釣果で発生しやすい。


【少ない釣果】での【確証】

【かなりの回数の実地】


が必要だという事です。


【今日の当たりカラー】ってアジングに限らずルアー全般でよく言われる事だが‥‥


結局【今日】に限定されている訳で実は確固たる【検証】ではないし、

【使用頻度】によるところが多いからそうなると考えている。



【思考回路の停止】はこの【思い込み】によるところが多く、


それを自覚しなければ‥‥

よりいっそうの

【思考回路の停止】【思い込み】

による偏ったアジングになるのではないでしょうか?


最後は‥‥


やっぱ

【釣った者勝ち】?

あまりにも【断定的】な思考と【断定的】な情報発信は‥‥

【自己顕示欲】に他ならないだろう。

そういう自分も【自己顕示欲】の強い人間だという事は自覚している。