読み返すと既に【アジング考察】は11回も更新してました。
過去の記事の中には、今の認識とは変わってることも有りますが、経験により進化?考えも変わっていくものなので、そのままにしておきます。
今日のテーマ
【妄想と勘違い?と存在価値】
最近のルアー関係の雑誌には必ずと言っていいほどアジングに関する記事が沢山掲載されているが・・・
中には『えっ??』と思うような記事が結構ある。
顕著なものとして、挙げられるのが・・・・
『0.1gの差で釣果が激変する!』 とか・・・
正に【妄想と勘違い】である。
これは、一人ではなく自分が知る限りでも数人はこんな感じの記事を目にしたことがある。
内容は・・・・
『ジグヘッドの重さが0.1gの差でフォールスピードが、変わり釣果を左右する。』
といった内容だが・・・
確かにフォールスピードは変わる。
しかし・・・・・
同じ重さのジグヘッドでも、メーカーにより0.1g程度の誤差はある。
同じ0.5gのジグヘッドでも、片方は0.45g、もう片方は0.55g、
+-0.05gの誤差で・・・・
0.1gの誤差
自作するキャロ用のガン玉や、割りビシ等はそれが顕著に現れる。
既にこの時点で、0.1程度のウエイトの差で釣果が変わるという思考が妄想と勘違いである事は明らかでは??
0.1gという微差ならばちょっとした変化でフォールスピードは変わる。
シンカー部の形状、ワームの差し方、ワームの形状、ラインの太さ、風、流れ、立ち位置、等数えればきりが無いくらいその状況で、フォールスピードは変化する。
それでも全く同じ条件で0.1gの差で釣果の差が出ると考えているのならば・・・・
それは【テストサンプル】の数が少ないのではないか??
例えば、
『0.6gのジグヘッドでは、5匹しか釣れない』
『0.4gだと30匹釣れた』
というくらいの数で判断しているのだろうか????
それくらいの数で判断しているのなら理解できるが・・
これは、ジグヘッドの重さに限らず、ルアーのカラーでもよくある話。
『渋い状況ならこのカラー』とか『渋い状況だから0.2g軽くしたら釣れた』
ここでよく考えてみると・・・・
渋い状況って魚は数は釣れてないはず。
絶対的な差を決めつけるのならば、それなりの釣果は出ていないと確証ではない。
アジングにフォールスピードは重要な事には間違いないが、0.1gの差で釣果の差がでると感じた事は1度もないし、万が一有るとしても・・・・
たかだか0.1g程度のフォールスピードを変化させるには、ワームの形状や刺し方、テンションのかけ方等で難なく対応出来るわけで、そこまで気にしてジグヘッドを交換したとしても、実際に0.1g軽くなってないかもしれない訳で・・・・
海猿的思考で釣果の差が出ると考えるのは、0.3g~0.5g以上の差。
とはいえ圧倒的に差がでるのは、0.5g以上だと考えている。
以上が今回の考察です。
またまた色々とぶっちゃけて書きましたが、
『有名なエキスパートが言ってるから』
間違いないのかも知れませんが・・・・
今日のテーマの【妄想と勘違い?と存在価値】
の【存在価値】っていう部分には、あえてふれてませんが・・・・
理解されたでしょうか???
読んで頂いた方の中にも理解された方はスルドイ!と思います!