※本ブログはシリーズ物になっている為、ぜひ最初からお読みください。


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※前回の記事の続きです 


既に述べたように単純接触効果とは『反覆』によって相手に好印象を持たせる暗示であるのだが、

その応用として「マイナスの単純接触効果」というのもある。


この「マイナスの単純接触効果」も令和のインフォデミックにおいて、

おおいに悪用されたのではないかと思われる。



単純接触効果という心理現象は、

被暗示者が相手にマイナスのイメージを抱いている状態で単純接触を『反覆』されても、むしろ逆効果となる。


たとえば、ある素敵な美女がいて、

その美女を口説きたい男性がいたとしよう。

男性は美女を口説く為に「単純接触効果」の心理作用を狙って毎日その女性に爽やかな笑顔で挨拶を『反覆』する。


この場合、その男性がイケメン、

あるいはフツメン以上であるならば、

好印象を与える「プラスの単純接触効果」は期待出来るであろう。



一方、ラーメン二郎でニンニクマシマシをコールしたラーメンをスープまでガッツリと飲み干してしまう筆者のようなオッサンがその美女に単純接触を『反覆』したらどうなるか。


ニンニク臭い息をハァハァさせながら、

「デヘヘ〜、チィっ〜す!」

─みたいに美女にキモい挨拶を毎日『反覆』したとしても、

マイナスの印象がただひたすら累積されていくだけなであるのは容易に想像出来るはずだ。



このように、

当初から良いイメージのなかった対象に何度も単純接触することによって、

『反覆』された対象に、徐々に嫌悪感や恐怖などのマイナスの感情移入をするようになる心理現象がすなわち「マイナスの単純接触効果」である。



そして、今回のインフォデミックにおいてもマスメディアによる

「マイナスの単純接触」の執拗な『反覆』は奏功した。


(続く)



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