※本ブログはシリーズ物になっている為、ぜひ最初からお読みください。


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※前回の記事の続きです 


ナチス・ドイツの宣伝大臣であったヨーゼフ・ゲッベルスの有名な言葉として、

「嘘も百回言えば真実となる」
─というのがある。

どんなに陳腐な嘘であっても、
繰り返し『反覆』されることで、
それを単純接触的に何度も耳にした人々に暗示的作用をもたらし、やがて、
嘘も真実と感じられるようになっていく、という意味である。

コロ助騒動において、
マスメディアはコロ助の恐怖を暗示的に『反覆』を繰り返した。

『反覆』される暗示に何度も単純接触した心理的群衆にとって、嘘は真実となっていく。

そして、群衆は
「捏造された恐怖」に精神を支配され、衝動の奴隷と化す。


アメリカの心理学者・ロバート・ザイアンスは『反覆』がもたらす心理現象の研究を発表した。
彼の研究した心理現象は「単純接触効果(※)」
と呼ばれる。

実験として無意味な単語や知らない人物の写真を、被験者に何度も繰り返し見せ「単純接触」を『反覆』してみる。

すると、その被験者は対象を一度だけ見た場合よりも、

「良い意味の単語だ」
「この人物は好人物だ」
等とポジティブに判断してしまうのだ。


(※)あるいは「ザイアンス効果」とも呼ばれる。


(続く)



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