※本ブログはシリーズ物になっている為、ぜひ最初からお読みください。
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※前回の記事の続きです
ウィキペディアに記載されている群衆の定義は以下のようになる。
「群衆(ぐんしゅう)は、一定の場所に群がり集まる人々のこと」
ただ、ル・ボンの『群衆心理』における「群衆」とは、そういった物理的な空間に群れ集った人々を意味するのではない。
以下、ル・ボンの『群衆心理』より引用する。
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【多数の個人が、偶然により合ったからといって、
組織された群衆の性質を帯びるものではない。
千人ばかりの個人が、何らはっきりした目的もなく、たまたまある広場に集まったからと言って、
少しも心理的群衆を構成するわけではない。
心理的群衆の特性を具えるには、ある刺激の影響が必要であるから、
その刺激の性質を決定してかからねばならないであろう。】
ギュスターヴ・ル・ボン 櫻井成夫訳/群衆心理/講談社学術文庫/26ページより引用
※読みやすくする為、一部改行あり
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コロ助騒動が始まった当初、
日本人ひとりひとりは空間的にはそれぞれ場所に離れ離れで存在していた。
だが、ワイドショーを観て刺激され、
報道を信じてしまった人などは皆で同時期的にコロ助に恐怖し、
実際の距離を飛び越えて心理的に集合した「心理的群衆」となる。
コロ助騒動の最初期、
テレビでコロ助のニュースを観て恐怖した名古屋のおばあちゃんと、
東京でラーメン二郎の行列に並びながら、コロ助のヤフーニュースを観てビビってしまったサラリーマンの二人は、
距離的には離れているが「恐怖」を共有したことで、東京と名古屋の距離を飛び越え、
心理的に一体化し、群衆として集合していく、
みたいなイメージである。
なお、筆者もコロ助騒動の最初の1〜2ヶ月くらいは、コロ助にビビってた。
ドリフ世代なので、志村けんさんが亡くなったニュースをみて本当にビックリしたし、
「コロ助ってやっぱりヤバい病気なんだ!」と、怖くなったのも覚えている。
参政党の松田学さん、
大阪市立大学名誉教授・井上正康さんや元京都大学教授の上久保康彦さんなどの動画を観たことをキッカケにして、
恐怖から覚醒めることが出来、ワクワクも打たなかったので、
彼らには本当に感謝している。
志村けんさんのことは大好きだったし、
改めてご冥福を御祈りしたい。
(続く)
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