首〜さっさと◯ねよ馬鹿野郎!〜 | プロレスラーにあこがれて

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@nakamuraigf

北野映画の新作「首」観てきました。


北野武流の解釈で本能寺の変が描かれたこの作品。

興行会社との契約にまつわる問題により公開が危ぶまれていましたが、無事公開されて安心しました。


人の死をエンタメにできるっていうのが凄いですよね。

特に「さっさと死ねよ馬鹿野郎!」という作中のセリフには衝撃を受けました。

「さっさと死ねよ」なんて聞いたことないぐらい酷い言葉なのに、「馬鹿野郎」まで付けちゃう。シンプルなのに酷い言葉…というより、ストレートに「死」を表すことがかえって酷いものになり、それが面白さを産むんですね。

アウトレイジシリーズでは死=銃殺でしたが、今作では死=斬首でした。これは誰が見ても死んだと分かる、極めてストレートな死の表現です。

死=呆気なく残酷なもの、という監督の死生観(=ベトナム戦争で米兵が人を殺しまくる動画を見て形成されたもの)より、死を笑いに昇華できる表現者は北野武だけだと思います。

76歳なのに人の首切って笑い物にできる北野武の尖りっぷりは衝撃でした。



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